神戸市-KOBE-


たばこ火災を予防!!

ベランダ・バルコニーにおけるたばこ火災の現況 近年、さまざまな施設での喫煙スペースの縮小、飲食店では「店内禁煙」のマークを見かけることも少なくありません。こういった背景から、喫煙者は減少しています。
 しかし、たばこ火による火災は依然として火災原因の上位を占めており、死者が発生する火災も発生しています。
 また、分煙の習慣が広まり住宅内でもベランダやバルコニーで喫煙する方が増加したことから、ベランダやバルコニーでのたばこ火による火災の割合が増加しています。

たばこ火災の特徴

 たばこ火はライターやコンロ火と違い微小であるため火種を落としても衣服や布団が焦げる程度でおさまることが多いことから、たばこ火が火災の原因になりうると理解はしていても軽視されがちです。
 また、たばこ火は「くん焼」状態から火災になるまでに時間がかかることから、気づかないままに外出している間に火災になることが多いため、大火災に発展することも少なくありません。

 平成23年平成24年平成25年平成26年平成27年
1位放火
(178)
放火
(163)
放火
(157)
放火
(150)
放火
(100)
2位たばこ
(80)
たばこ
(76)
たばこ
(82)
たばこ
(74)
こんろ
(59)
3位電気
(69)
こんろ
(71)
こんろ
焼却火
(56)
電気
(59)
電気
(56)
4位こんろ
(50)
電気
(57)
こんろ
焼却火
(56)
こんろ
(54)
たばこ
(55)

火災事例と対策

 布団上で喫煙し、火種が布団に落ちたことに気づかずそのまま外出したため、数時間後に布団が発火し火災になりました。
 布団上で喫煙したことが大きな原因です。普段から喫煙場所を決めて、決まった場所で喫煙するようにしましょう。
 
 ベランダで喫煙後に灰皿でたばこをもみ消し、溜まっていた吸殻をごみ袋に捨てたところ数分後に出火しました。
「消したつもり」のたばこから出火しています。喫煙後はしっかりと消火できているか確認するのはもちろんのこと、灰皿に水を張るなどの工夫をしましょう。
 
 また、たばこ火は「くん焼」する時間が長いため火災に発展するまでに大量の煙が発生します。住宅用火災警報器を設置していれば早期発見による火災の発生防止や被害の軽減につながります。

  • 布団の上でたばこを吸っているイラスト
  • 吸殻を捨てたごみ袋から出火するイラスト

火災ヒヤリ・ハット

 ヒヤリ・ハットとは文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」のことで、重大な事故が発生する前には多くの大事にいたらないヒヤリ・ハットが潜んでいるとされています。このようなヒヤリ・ハットを見逃さず、その都度再発防止策を考えることで重大な災害や事故を予防することができます。
 喫煙中に火種を落として衣服に穴を開けたり、布団を焦がした経験はありませんか。
 そういった数十回、数百回の小さな出来事に大きな火災が潜んでいます。たばこに限らず、製品の配線が熱くなった、鍋を焦がしてしまった、といったことも火災が発生するサインです。普段から小さなサインを見落とさない防火意識を持つようにしましょう。