神戸市-KOBE-


火災注意報発表時の火気の取扱いに注意!!

最終更新日
2011年3月17日

ここ最近、火災件数は増加の傾向にあります。昨年、平成21年12月は64件、今年1月には66件の火災が発生しています。昨年の火災件数は648件で、一ヶ月平均火災発生件数が54件であることからも、この時期に火災が多発していることが分かります。

空気が乾燥する季節

これからの季節、空気が乾燥し、木枯しの吹く日が続くと、火災件数の更なる増加が懸念されます。屋内における火気の取扱いのみならず、屋外においても十分な注意・警戒が必要です。特に乾燥注意報が発表されている時には、屋外での火気の使用はできるだけ控えるようにしましょう。

乾燥注意報とは

乾燥注意報とは、火災の危険が大きいと予想される場合に、火災予防のために気象台が発表する注意報です。神戸市を含む兵庫県南部では、最小湿度40%以下、実効湿度60%以下となることが発表の基準となっています。

最小湿度

最小湿度とは、1日の中で最も低い湿度のことで、数字が低ければ低いほど空気が乾燥していることになります。

実効湿度

実効湿度とは、その日の空気の乾き具合を示すのではなく、数日前からの空気の状態を計算したもので、具体的には木材の乾燥具合を示しています。

屋外で発生しやすい火災

林野や草生地、田畑周辺などの屋外で多発している火災の原因として挙げられるのが「焼却火・たき火」です。昨年の焼却火・たき火が原因となった火災は、一昨年の平成20年より10件多い45件でした。これらの火災は、田畑の多い北区・西区で多く発生していますが、中には市街地でゴミの焼却を行い、建物に燃え移った事案も発生しています。また、この季節に行った野焼きの火が急速に拡大し、死者が発生するという事案も過去に起こっています。

乾燥期の火災件数と傾向

子どもの火遊び禁止屋外で人為的に発生する可能性が高い火災として、焼却火・たき火以外に「たばこの投げ捨て」、子どもの「火遊び」によるものなどが挙げられます。いずれの火災もこの季節から春先にかけて件数が集中、増加しています。
焼却火・たき火に関しては、野焼き・あぜ焼きといった行為自体がこの季節に集中しているため、それに伴って火災件数も多くなっていますが、たばこの投げ捨てと火遊びに関しては、行為自体が冬季に集中しているということはありません。それにも関らず、火災件数がこの季節に集中しがちなのは、空気の乾燥により、行為者の意に反して、たばこの投げ捨て、火遊びが、火災へと発展してしまいやすい状況があるということになります。

山火事さらに、山火事に関しても、全国的に約7割が冬から春先(12月〜4月)にかけて集中して発生しています。これは、空気の乾燥に加えて、季節風が強まることや、森林内が落ち葉の堆積により燃えやすい状態になるなど、火災が発生しやすい自然条件が重なることが件数増加の要因となっています。
また、春先には、行楽や山菜採りのために山に入る人が増加することなどが要因として考えられます。



(グラフは平成12年〜21年の10年間月別合計値)

焼却火・たき火による火災(過去10年合計)

たばこの投げ捨てによる火災(過去10年間)

子どもの火遊びによる火災(過去10年間)

林野火災(過去10年間)

人のいるところで火災は起こる

火災の発生には、ほとんどの場合、人の存在が関与しています。人のいるところで火災は起こります。これから春先までの季節、火災に対して十分な注意・警戒をお願いします。