神戸市-KOBE-


火の手から愛車を守ろう!

最終更新日
2011年3月17日

救助工作車意外に思われるかもしれませんが、自動車やバイクが火元となる火災は、毎年かなりの件数で発生しています。車に長く安全に乗るための一番の方法は、日頃からきちんとした点検、整備をすることですが、数年に一度の車検さえきちんと受ければ、火災など起きないと思っている方は多いのではないでしょうか。今回は、意外なことで燃えてしまう「車両火災」についてご紹介します。

車両火災の原因

車両火災件数昨年は市内で84件もの車両火災が発生しています。火災原因は様々ですが、車両構造そのものが原因となったものとして、電気系統に起因するものや、エンジン始動時、非常に高温となる排気系部分に起因するものなどが挙げられます。走行中の車両が火災になれば、火災による危険のみならず、交通事故を引き起こす可能性もあり非常に危険です。これらの火災を防ぐためには、日頃から定期的な点検や劣化部品の交換を行うこと、また、素人工事による改造などはしないことが大切です。

車もやっぱり放火

平成21年 車両火災原因割合しかし、実は車両火災は走行中ではなく、駐車中に最も多く発生しています。
平成21年の火災総件数は648件で、最も多かった火災原因は放火でした。実は、車両火災においても最も多い原因は、この放火なのです。

簡単に火がつくパーツ

自動車のボディは、事故の衝撃に耐えられるように頑丈なつくりになっています。しかし、バンパー部分やライト部分などは樹脂(プラスチック)でできており、ライターのような小さな火でも容易に着火してしまいます。一旦火が点いてしまえば、車内のパーツはほとんどが樹脂などの可燃物でできていますので、1台丸々全焼してしまうことも珍しくありません。

車両への放火でよく見られるパターン

路上に停められたバイクのカバーへ放火また、車両への放火でよくあるのは、バイクなどにかけられたカバーに火を点けられるケースです。特に、路上に常習的に駐車さているバイクなどは、放火の対象となる可能性が高くなります。他にも、時間を大幅に超過して路上コインパーキングに停められていた自動車が放火されるという事案もありました。

私たちも社会のルールを守る

放火が許されざる行為であることは当然ですが、私たち市民も、社会のルールを守り、放火されない環境づくりに努めましょう。また、車両カバーには防炎製品を使用するようにしましょう。

ボンネットを開けてみよう

全焼した車両昨年、エンジンルーム内に布切れなどの異物が混入し、それが排気管などの熱により発火するという事案が複数発生しました。

調査の結果、これらの布切れなどの異物は、車両整備の際にエンジンルーム内に置き忘れたものである可能性が高いことが判明しました。愛車を整備した結果、愛車が燃えてしまったという信じられないような事案ですが、実際に数件発生しているのです。
自らエンジンルーム内の点検をする際に注意するのはもちろんのこと、店舗に依頼した際でも、ご自身で一度ボンネットを開けて、中を確認することをお勧めします。

家庭ごみが原因の車両火災

ごみ収集車火災の消火作業車両火災の中でも、近年多発しているのがごみ収集車火災です。この火災は、家庭ごみとして他のごみと一緒に出された、中身の残ったカセットボンベや、整髪料や殺虫剤などのスプレー缶(以下「エアゾール缶」という)が原因となって起こります。
エアゾール缶は、各家庭でごみとして出す前に、缶に書かれた中身の出し方に従って残った中身を使い切り、火気のない風通しの良い場所で穴を開け、その他の燃えないごみとは袋を分けて出すことになっています。これらはごみ収集車には積み込まずに、他のごみと分けて回収します。(平成23年3月現在 神戸市における回収方法)

以上2点を必ず守るようにしてください。