神戸市-KOBE-


ゴミ収集車の火災が増加!!カセットボンベ・スプレー缶に注意!!

最終更新日
2009年3月20日

はじめに

ごみと一言に言っても、燃えるごみから大型ごみと、様々な種類のごみが日々私達の家庭から出ています。

皆さんすでにご承知のことと思いますが、さらなる分別徹底とごみの減量・資源化のために、先月から家庭ごみの出し方ルールが変わりました。変わったのは、 1.ごみ袋が指定袋制に、2.大型ごみが事前に申し込みが必要となり有料に、3.北区での容器包装プラスチックの分別収集(他の区は2010年度より)、 4.分別区分の変更―以上の4点です。

分別区分は、大型家具や自転車と粗大ごみが「大型ごみ」に、金属系ごみと燃えないごみが「燃えないごみ」に変わっています。

今回は、ごみに関する火災の中でも、使い捨てカセットボンベによるごみ収集車からの出火についてお話をしてみたいと思います。

発生件数

神戸市内では毎年80〜90件の車両火災が発生しています。これは全火災の12〜14%を占め全国より2%程度高くなっています。

このうちごみ収集車の火災は、2006年は21件で車両火災に占める割合は25%、2007年は24件で同割合は27%でした。ところが今年は、10月末現在ですでに36件発生し、車両火災に占める割合も42%となっており、増加の傾向にあります。

火災状況(消防局への通報分)

火災発生の経過

他のごみに混ざって出されていたカセットボンベ・スプレー缶が、ごみ収集車の荷箱内で圧縮され、つぶれます。このとき、缶内に残っていた可燃性ガスが噴出して荷箱内に充満します。この可燃性ガスに、ごみ同士の擦れなどによって発生した火花が引火し、火災に至ります。この他にも、灯油が入ったままの石油ストーブやライターなどが原因と考えられる火災も起きています。

事例1

燃えないごみの収集作業中にごみ収集車の荷箱内から「ボン」という音が聞こえました。その直後に、荷箱内から白い煙が見え、炎が出てきました。作業員が、ごみ収集車に積んでいた消火器ですぐに消火したため、幸いごみが燃えただけで済みました。

このように素早い消火活動で、大事に至らずに済むことが多いのですが、発見の遅れなどで火災が大きくなれば、周囲 への延焼のおそれも高くなります。

火災を起こさないために

ごみ収集車火災やカセットボンベ・スプレー缶による事故を防ぐために、次の注意事項を守ってください。1.スプレー缶は、火の気のある場所で絶対に使用しないでください。2.ごみに出す際は、中身を完全に使い切ってから、穴をあけて出しましょう。ただし、穴をあける際には、必ず風通しの良い、火の気のない屋外で、少しずつ行ってください(同一場所で大量に行わない)4.「燃えないごみ」の収集日に、「燃えないごみ」の指定袋に入れ、他の燃えないごみとは別にして出しましょう。

終わりに

これから鍋などが恋しくなる時期になり、カセットコンロなどを使用する回数が増えてくると思います。カセットボンベを使うときも使った後も、くれぐれも安全に気配りしていただきますよう、お願いします。

また、一部の公共施設に回収かごを設置し、カセットボンベとスプレー缶を集める試みも行われていますので活用してください。

なお、中身の残ったカセットボンベの処理に関しては、お住まいの区の環境局事業所に相談してください。

炎を上げるごみ収集車