神戸市-KOBE-


神戸の水道の特徴

最終更新日
2019年3月2日

 神戸の水道は、水源の確保や地形的な特性による施設の多さなど運営上不利な要因も抱えていますが、施設管理や経営の効率化に取り組み、お客様にご負担いただく水道料金の抑制に努めています。

水源に恵まれない神戸は、水を買っています

 神戸の水道は、明治33年(1900年)に全国で7番目の近代水道として給水を開始しました。
 神戸市は水源となる大きな川や湖に恵まれていないため、布引・烏原・千苅に貯水池(ダム)を建設し水を確保してきましたが、市域の拡大や人口の増加にともない水源が不足したため、昭和17年より琵琶湖・淀川水系を水源とする「阪神水道企業団」から水を購入しています。
 現在、阪神水道企業団から購入している水の割合は、神戸市の水確保量(88万立方メートル/日)の約4分の3にあたります。
 このほか、「兵庫県水道用水供給事業」からも水を購入しており、安定した給水能力を確保しています。

  • 神戸市の水源

坂が多いので、水を送る工夫をしています

 神戸市は六甲山の南側の市街地部分では非常に坂が多く、対して北側は非常に広大な西北神地域が広がるという地形的特性をそなえています。
 このため、ポンプ場や配水池などの施設が数多く必要であり、配水池の数は坂の少ない大阪市の約15倍になります。
 また、災害時や渇水時にそなえ、市街地から北神地域へ300メートルの高度差を越えて送水しています。

  • 土地の高さに応じて多くなる配水池の数

水資源確保量の内訳

平成30年(2018年)4月現在

主な水源確保量(立方メートル/日)割合
自己水源千苅貯水池111,00023,1%
布引貯水池18,000
烏原貯水池31,000
市内河川等40,000
200,000
阪神水道企業団琵琶湖・淀川638,38173.7%
兵庫県水道用水供給事業呑吐ダム21,0003.2%
青野ダム7,000
28,000
合計866,381100%

水道施設一覧

平成30年(2018年)4月現在
(注)表中のm3は立方メートルを表わしています。

施設種別施設内容
貯水池 有効容量 
布引601,028立方メートル 
烏原1,315,139立方メートル 
千苅11,244,266立方メートル 
合計:3カ所13,160,433立方メートル 
浄水場 ろ過能力池・系列の数
上ヶ原70,000立方メートル/日8池
奥平野60,000立方メートル/日4池
千苅108,000立方メートル/日8池
本山2,000立方メートル/日2系列
六甲山1,000立方メートル/日1池
住吉(休止中)5,500立方メートル/日2池
合計:6カ所246,500立方メートル/日25池・系列
ポンプ場 ポンプ台数 
市街地:32カ所165台 
北神:14カ所63台 
六甲山:5カ所12台 
合計:51カ所240台 
配水池 有効容量池の数
市街地:85カ所447,730立方メートル177池
北神:38カ所127,016立方メートル72池
六甲山:3カ所1,580立方メートル8池
合計:126カ所576,326立方メートル257池
導・送・配水管(路)導水管(路)29,094メートル 
送水管(路)306,006メートル 
配水管4,841,382メートル 
合計5,176,482メートル 

24時間、水の量をコントロール!

 市内全域の配水池などの水量データをテレメータ・テレコントロールシステムで集中管理しています。市内にはりめぐらされたネットワークを使って、むだなく適切に配水できるよう、24時間操作しています。

  • テレメータ・テレコントロールシステム