神戸市-KOBE-


水道料金のしくみ

最終更新日
2019年4月15日

水道料金は独立採算制により運営されています

 水道事業は、法律の定めにより、原則として市町村が運営することとなっており、神戸市の水道事業は、神戸市が運営しています。
 また、事業を行うために必要な費用は、原則として税金は使われておらず、皆さまにお支払いいただいている水道料金によってまかなう「独立採算制」がとられています。

水道料金の決定

 水道は市民の皆さまの生活や、企業の活動などに欠かせないものであるため、その料金は「公正・妥当であり、能率的な経営・適正な原価を基礎に水道事業の経営を確保できるもの」でなくてはならないことが、法律により定められています。

 また、水道料金は公共料金であることから、長期にわたって安定したものであることが求められています。

 水道料金は、このような原則に基づき、議会で慎重に審議されて条例で定められます。

水道料金のしくみ

1 基本料金と従量料金

 水道料金は、基本料金と従量料金の2つで構成されています。
 基本料金とは、お使いの水量に関係なく、毎月、定額をお支払いいただくもので、お使いのメーターの口径ごとに1か月あたりの金額が設定されています。水道事業は浄水場や配水池、配水管など多くの施設を必要とする装置産業であり、固定的な費用が大部分を占めていますが、基本料金では、メーターの費用や検針・徴収の費用のほか、施設整備など固定的な費用の一部をご負担いただいています。
 また、従量料金は、お使いの水量に応じてお支払いいただくもので、一般用、業務用などの用途ごと、お使いの水量ごとに、1m3あたりの単価が設定されています。従量料金では水を浄水するために必要な費用など変動的な費用のほか、固定的な費用の残りをご負担いただいています。

2 基本水量制

 基本水量制とは、メーターの口径が20ミリ以下の方については、基本料金のみで1か月10m3までお使いいただける制度です。
 これは、水は人間が生活する上で絶対に必要なものであることから、生活上最低限必要な水については、無理に節水することなく使っていただくという、公衆衛生上の目的と生活用水への配慮という観点から採用している制度です。

3 逓増制

 従量料金の単価は、お使いの水量が多くなるに従って高くなる逓増制を採用しています。
 これは、水は限りある資源であることから水の浪費を抑えるという目的と、新たな水源開発等には莫大な費用がかかることから、水需要の増大を抑えるという目的で採用している制度です。
 また、一般家庭等少量使用者の料金を低く抑えるという側面もあります。

今後の水道料金

 平成4年度以降、節水型社会の進展などにより水需要は減少傾向にありますが、本市の水道料金は平成9年の改定以降、現行料金を維持しています。

 しかし、水需要減少による給水収益の減少傾向に歯止めがかからず、水道事業を取り巻く経営環境はますます厳しくなってきています。このため、平成20年度に策定した「神戸水道ビジョン2017(平成20〜29年度)」の計画期間を前倒しして、今後10年間の事業の方向性を定めた「神戸水道ビジョン2025(平成28〜37年度)」を平成28年3月に策定しました。そのアクションプランである「中期経営計画2019(平成28〜31年度)」においては、今後4年間の中期財政計画を定めて、給水収益が減少傾向のなかでも経営改善などに取り組み、現行料金水準のもと、計画期間中の収支均衡を目指しています。

 また、「神戸水道ビジョン2025」においては水需要減少の影響を受けにくい料金体系への転換を目指しており、市民のみなさまとのコミュニケーションを深めながら、持続可能な料金体系の検討に取り組んでいきます。

水道料金の使いみち(平成29年度決算)

水道料金の使いみち