神戸市-KOBE-


水道水の利用価値再発見

最終更新日
2017年3月21日

水道水の有効利用を提案!!

神戸の水道は、給水開始以来、お客さまに安全で良質な水を安定的にお届けするため、事業を推進してきました。
しかし、昨今、節水機器の普及や高齢化社会の到来、人口の減少傾向などのために水需要減少が顕在化しており、この傾向がより一層顕著になることが懸念されています。
一方、近年、環境問題への対応が重要性を増しており、また健康やリラクゼーションに対するニーズも高くなってきています。
そこで、神戸市水道局では、水道水の利用価値を再発見し、人と環境にやさしい暮らしや都市活動の実現に向けて、水道水の有効利用を提案する取り組み(AQUAルネッサンス神戸等)を推進しています。

AQUAルネッサンス神戸とは

新たな水の有効利用方法を検討するには、幅広い分野における最新の知見や技術が必要であり、産業界や大学などと連携して研究できる場として、「AQUAルネッサンス神戸検討委員会」を平成20年5月に立ち上げました。
平成21年3月に、検討委員会において「AQUAルネッサンス神戸」の事業方針(骨子)として報告書をまとめ、水道局ではこれを基に事業の普及、啓発を図っています。

取り組み内容

ミストや打ち水などの環境負荷低減につながる提案や、健康増進につながる効果的な入浴方法の情報発信など、水道水の有効利用を促す提案について、産学官の連携を活かして取り組んでいます。
また、自然エネルギーの活用などを通じて、市民の皆さまとともに地球環境にやさしい取り組みを推進しています。

「入浴」を促進する取り組み

水道水の新たな水の役割を創造する取り組みの一環として、平成27年3月に神戸市に本社をもつ湯まわり設備メーカー(株)ノーリツと水道(お風呂)の情報発信等に関する連携協定を締結し、連携して浴槽入浴の効果などの情報発信に取り組んでいます。

連携締結式締結式の様子

また、この公民連携の活動に神戸女子大学の学生も加わることで、平成28年2月には「おふろ部」を発足しました。おふろ部では、おふろ好きな人を増やすことを目的に、学生ライターが中心となり、おふろの良さに関する情報を毎日発信しています。
※現在、他大学のライターも活動しています。

今後も産学官が連携し、市民の皆さまに適度に水道をご利用いただくことで新鮮な水を維持し、また、市民にとっても健康・コミュニケーション効果がある「入浴」を促進する取り組み進めていきます。

「おふろ部」とは

おふろ部おふろ好きな人の輪を広げていく産学官連携プロジェクト。
神戸市に本社をもつ湯まわり設備メーカー(株)ノーリツと神戸女子大学、神戸市水道局が連携し「おふろ部」の活動がスタートしました。
情報発信サイト「おふろ部」では、健康や美容効果はもちろんのこと、正しい入浴方法やちょっとした豆知識まで、おふろにまつわる幅広い情報を毎日発信しています。
ぜひ一度ご覧ください!

水利用による快適空間創造

近年、ヒートアイランド現象や炎天下での熱中症対策の一つとして、ミスト散布を見かけることが多くなっています。ミスト散布とは、水を超微細な霧状にして散布することにより、肌や服が濡れることなく水が蒸発する際の気化熱によって周辺の気温を下げるもので、「打ち水」と同様の効果があります。
水道局では、猛暑がつづく夏の期間において、多くの方々に水道水を活用したミスト散布による気温低減効果を実体験していただくため、ミスト散布を実施しています。

ミスト水の科学博物館におけるミスト散布実施

水利用による都市空間の緑化運動

緑化には、屋上緑化や緑のカーテン、家庭菜園など様々な種類があり、環境や都市景観、健康、福祉・教育、まちづくり・コミュニティづくりなど非常に多くの効果が期待できます。
水道局では、これまでに水道施設における緑化(屋上緑化、壁面緑化、緑のトンネル)や植物の種の配布、植生による水質浄化実験などを実施しており、今後も引き続き緑化が普及するよう努めていきます。

壁面緑化イメージ壁面緑化のイメージ〔中部センター(中央区)〕

緑のトンネルイメージ緑のトンネルのイメージ〔水の科学博物館(兵庫区)〕

環境に優しい水道システムを目指して

水道水をお使いいただくことがエコにつながる水道システムの実現を目指し、水道水をご家庭にお届けする過程で、送水管などの水圧を有効利用するマイクロ水力発電※設備の導入を推進しています。
また、民間企業とも連携しながら、より効率的な発電方法等の研究を進めています。
※発電出力が100kW以下の小規模な水力発電を指します。

マイクロ水力発電マイクロ水力発電の導入(イメージ)

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