AQUAルネッサンス神戸

最終更新日
2009年11月11日

AQUAルネッサンス神戸とは

近年、地球温暖化に伴う異常気象や少雨化等が顕著になってきており、環境問題への対応が重要性を増してきています。

具体的に、神戸市における過去100年間の年平均気温は約3℃上昇しており、他の都市も同様の傾向がみられ、ヒートアイランド現象による都市部の温暖化が顕在化しています。

神戸市における年平均気温の推移(資料:気象庁)

また、最近では、健康やリラクゼーションに対するニーズが高くなってきています。

そこで、水道局では、地球環境への貢献や健康につながり、市民に水道の良さを再認識してもらう視点を取り入れ、産学官の連携・協力を図りながら、水の有効利用を促進します。

具体的には、水耕栽培などを取り入れた屋上緑化や壁面緑化、微細な霧を用い周囲の空気を冷やすミスト散布などを実施し、「癒しの都市空間」の創造につながるよう啓発していきます。

事業内容

水利用による都市空間の緑化運動

屋上緑化イメージ屋上緑化イメージ〔灘中層配水池(灘区)〕

壁面緑化イメージ1壁面緑化イメージ〔中部センター(中央区)〕

壁面緑化イメージ2

水利用による快適空間創造

ミスト散布実施箇所ミスト散布実施箇所
[水の科学博物館(兵庫区)]

ミスト散布実施イメージミスト散布実施イメージ(平成20年度)〔水の科学博物館(兵庫区)〕

「出前ミスト」実施イメージ「出前ミスト」実施イメージ(平成20年度)〔兵庫運河レガッタ大会(兵庫区)〕

水利用による発電システム導入

水のながれ

デザイン性のある水飲み場の設置

※平成21年度からの新規項目として、水道水のおいしさをPRすることに加え、市民が水道水に親しみやすいデザイン性のある水飲み場を設置します。
じゃぐちのデザインや設置場所などの詳細については、今後検討していく予定です。

「水の新たな(上手な)つかい方」に関するアイデア募集実施

※平成20年度に市民および企業からのアイデア募集を実施しました。
(現在は募集を終了しています。)

水の新たなつかい方事例(1)水の新たなつかい方事例(1)
[健康のために水を飲もう推進運動]

水の新たなつかい方事例(2)水の新たなつかい方事例(2)
[トイレ洗面台の水力発電]

産学官の連携にによる調査・研究

※新たな水の有効利用方法を検討するには、幅広い分野における最新の知見や技術が必要であり、産業界や大学などと連携して研究できる場として、「AQUAルネッサンス神戸検討委員会」を平成20年5月に立ち上げました。
平成21年3月には、検討委員会において「AQUAルネッサンス神戸」の事業方針(骨子)として報告書をまとめ、水道局ではこれを基に事業の普及、啓発を図っていきます。

「ミスト散布&緑のトンネル」を水の科学博物館に設置しました。

平成21年7月4日〜8月30日まで、昨年に引き続き、水の科学博物館において「ミスト散布」と「緑のトンネル」の設置・実演を行いました。

【水の科学博物館:ミスト散布】

  • ミスト画像1
  • ミスト画像2
  • ミスト画像3

近年、ヒートアイランド現象や炎天下での熱中症対策の一つとして、ミスト散布を見かけることが多くなっています。ミスト散布とは、水を超微細な霧状にして散布することにより、肌や服が濡れることなく水が蒸発する際の気化熱によって周辺の気温を下げるもので、打ち水と同様の効果があります。水の科学博物館での実施中も1℃〜4℃の気温低減効果を確認しています。(神戸市水道局調べ)

ミスト散布の効果検証結果グラフ

ミスト散布の効果検証結果グラフ

また、「出前ミスト」として、期間中市内での行事等へもミスト散布機の持ち出しを行い多くの方々にミスト散布による気温低減効果を体験していただくとともに、地球環境に貢献する施策であることを認識していただきました。

出前ミスト実施一覧
月日曜日内容現地住所
7月2日(木曜)垂水センター 水道PR西区 西神中央プレンティ広場
7月3日(金曜)東部センター 水道PR東灘区 六甲道南公園イタリア広場
7月12日(日曜)真野地区 たなばたまつり長田区 浜添通 三ツ星ベルト(株)
7月18日(土曜)生田川 水辺まつり中央区 生田川公園
8月5日(水曜)南京町広場中央区 南京町広場
8月8日(土曜)ハーバーランド の日中央区 ハーバーランド
8月12日(水曜)南京町広場中央区 南京町広場
8月23日(日曜)兵庫運河 浜山レガッタ兵庫区 兵庫運河
8月29日(土曜)もとやま園 ふれあい祭り東灘区 西岡本 市立もとやま園
 
  • ミスト画像4
  • ミスト画像5

【真野地区たなばたまつり(左)・生田川水辺まつり(右):ミスト散布】

【水の科学博物館:緑のトンネル】

  • ミスト画像6

緑のトンネルは、単に日差しを柔らけるだけでなく、植物の持つ水分により、より心地よい空間を生み出しています。

水の科学博物館では、オーシャンブルー、西洋アサガオ、ルコー草、千成ひょうたん、おもちゃかぼちゃ、ニガウリ(ゴーヤ)、四角まめ、ふうせんかずら、アサリナの9種類のつる植物を栽培いたしました。

  • ミスト画像7
  • ミスト画像8

また、水の科学博物館等においてアサガオの種3,000袋を市民の皆様にお配りし、AQUAルネッサンス神戸の事業PRを行っています。

灘中層配水池において壁面緑化の効果測定を実施しました。

 水道局では、灘中層配水池を緑化モデル施設として位置づけ、平成20年度に壁面緑化の水耕栽培用の設備を導入しました。平成21年夏には当施設において緑化の効果測定を実施しました。
 その結果、緑化部では非緑化部に比べ、日平均気温が約1.1℃低下し、最高気温観測時では約5.8℃の気温差が生じていました。

灘中層配水池の緑化イメージ

  • 灘中層壁面緑化1
  • 灘中層壁面緑化サーモグラフィ

壁面緑化の表裏における気温観測結果(平成21年8月12日)

  • 灘中層壁面緑化気温測定結果グラフ

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