神戸市-KOBE-


公園での活動事例のご紹介

このページでは、神戸市内の公園で行われている様々な取り組みをご紹介します。

市民とともにつくりつづける公園(みなとのもり公園・中央区)

みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)は、震災の経験や教訓を後世の人々に継承し、神戸のまちが復興から発展へと前進する姿を木々の成長とともに見つめていく公園を基本理念に、復興の記念事業および防災公園として整備され、震災から15年後の2010年1月17日に開園しました。
 みなとのもり公園では、計画段階から完成後の運営に至るまで、市民の参画により公園づくりが行われています。
開園後は、市民の皆さんにより「みなとのもり公園運営会議」が結成され、公園を活性化していくための活動が、行政と協働して進められています。
 運営会議は、公園のコンセプトである「つくり続ける」ことを念頭に、日常の管理やイベントなどを楽しみながら活動しており、神戸市の公園管理会の制度である「まちの美緑花ボランティア」として位置づけられ、震災復興から生まれた元気を未来へ伝えるために、この公園をつくり続けています。

まちの公園でのプレーパーク活動(会下山公園・兵庫区)

兵庫区の丘陵地にある会下山公園では、公園の樹木や地形などを活かして、地域のみなさんによるプレーパークの活動が行われています。(会下山プレーパークの会)
 プレーパークの活動とは、「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに行われ、プレーリーダーが見守る中、子どもたちによる廃材遊びや野外料理、樹上デッキづくりなど、子どもたちが主体的にのびのびと遊べる場づくりの活動が月1回のペースで行われています。
 会下山プレーパークの会では「まちの美緑花ボランティア」として、清掃などの公園の維持管理活動も行われています。
 またこの他、会下山公園を桜の名所として復活させる取り組みとして、「桜の園づくり」の活動も行われており、桜の苗木の植栽や、支障となる樹木の剪定や伐採などの活動が継続的に行われています。

鉄人28号モニュメントのもとに人々が集う公園(若松公園・長田区)

JR新長田駅の西側にある若松公園は、周辺が阪神淡路大震災で大きな被害を受けました。
この公園は新長田駅南地区震災復興第二種市街地再開発事業の中で都市公園(近隣公園)として再整備されたものであり、2009年10月、その一角に鉄人28号の巨大モニュメントが完成し、現在は「鉄人広場」の愛称で親しまれています。このモニュメントは、神戸出身の漫画家で新長田にゆかりの深い横山光輝(よこやまみつてる)さんの作品の魅力でまちを盛り上げようと、地元商店街などが中心となって地域活性化に取り組んでいるNPO法人「KOBE鉄人PROJECT」により復興のシンボルとまちのランドマークとしてまちの期待を託して作られたものです。
この「鉄人広場」とモニュメントの一体管理と活用については同NPO法人により行われています。神戸まつり(長田区会場)をはじめとして、食のまち長田の魅力を発信するイベント、地元商店街などによる地域活性化イベント、東日本大震災復興支援のイベントなど、さまざまな団体により多種多様な催しが開催され、1年を通じて多くの人々でにぎわっています。

豊かな自然と生物を守り育てる活動(奥須磨公園・須磨区)

奥須磨公園は17.3ha(甲子園球場の約5倍)の広さで、多井畑厄除八幡神社の境内と一体になった自然林や公園内にある7つの池など、貴重な自然が豊かに残されています。
 園内では、「奥須磨公園にトンボを育てる会」のみなさんが年間を通じて様々な活動を行っています。
毎年3月にはホタルの幼虫の放流、6月にはホタルの鑑賞会「ホタルの夕べ」、夏には「トンボまつりと夏の自然観察会」、また1月にはバードウォッチングなどが開催されています。 そのほかトンボが育ちやすい環境づくりため、「トンボの小池」の環境整備も行われています。
 魚つりが盛んな小松池では、毎年、寄付によるヘラブナの放流会が行われています。
 また、毎年3月には公園をフィールドとして活動している様々な団体の参加により「春の奥須磨公園フェスティバル」が開催され、たくさんの子供たちでにぎわいます。

ニュータウンの公園での里山づくり(春日台公園・西区)

西神ニュータウンの春日台公園は約8ヘクタールの大きさの公園で、公園の中央にはニュータウン建設以前からの自然林がそのまま残っています。
 ここでは、春日台公園里山クラブが「まちの美緑花ボランティア」として公園の清掃などの維持管理活動を行いながら、自然林をフィールドとしての里山づくりの活動を行なわれています。
 混み合った樹木の間伐や散策路づくり、間伐樹木のチップを活用した昆虫ビオトープづくりや、小学校の総合学習の授業でのシイタケづくり体験など、地域の身近な里山を育てる活動が続けられています。