六甲山は瀬戸内海国立公園の一角を構成しており、大都市に隣接していながら身近に自然と触れ合える貴重な場所として、多くの市民に親しまれています。また、その渓流は本市を流れる多くの河川の源流であり、住吉川、生田川、布引水源池上流等は「市民の水辺」として水遊び等のレクリエーションに広く利用されています。
カジカガエル
蓬山峡の流れ
六甲山上には多くのホテルや保養所等が立地したにもかかわらず、十分な水質保全対策が講じられなかったことから、昭和40年代後半には渓流の水質汚濁が進み、泡立ち等が目立つこともありました。
このため、本市では、昭和47年より渓流の水質について実態調査を行うとともに、山上の主な施設に対して生活排水の合併処理や高度処理がなされるよう指導を行って来ました。このような取り組みの結果、六甲山渓流の水質は大幅に改善され、近年は良好な水質で推移しています。
平成20年度は、10渓流19地点で調査を行ないました。
平成20年10月3日〜11月25日
流量測定、水質分析(pH、BOD、COD、塩素イオン、全窒素、全燐、MBAS、大腸菌群数、ふん便性大腸菌群数[中流、下流])、水生生物調査

平成20年度の六甲山渓流の水質調査結果を環境基準と比較すると以下のとおりでした。
「環境省・国交省編『水生生物による水質判定』に基づく水生生物調査」の指標生物による水環境の総合判定においても、全ての地点で「きれいな水(I)」と判定されました。
網で水生生物を捕獲している様子。(トウェンティクロスにて)

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