神戸市-KOBE-


浄化槽の管理

最終更新日
2019年6月4日

使用開始後の浄化槽の維持管理

維持管理を人間に例えると・・・ 浄化槽は、微生物の働きを利用して汚水を処理する装置ですので、微生物が活発に活動できるような環境を保つことが必要です。
 浄化槽の維持管理は、大別すると「保守点検」「清掃」「法定検査」の3段階に分かれます。「保守点検」「清掃」「法定検査」は、浄化槽法(以下、「法」と記載します。)により浄化槽管理者(設置者)に義務付けられているもので、専門的な知識・技術・器具等 を必要とするため、多くの場合、専門業者に委託することにより行われます。

浄化槽の使用に係る維持管理作業の流れ

浄化槽の使用に係る維持管理作業の流れ

保守点検

保守点検は神戸市長の登録を受けた業者に委託してください。

 保守点検は、浄化槽の各装置の点検・整備・補修・消毒剤の補給を行うもので、法第10条に「環境省令で定めるところにより、毎年1回(環境省令で定める場合は、環境省令で定める回数)、浄化槽の保守点検及び浄化槽の清掃をしなければならない。」と定められています。

 また、法第10条第3項では、「浄化槽管理者は、浄化槽の保守点検を、第48条第1項の規定により条例で浄化槽の保守点検をする 者の登録制度が設けられている場合には当該登録を受けた者に、若しくは当該登録制度が設けられていない場合には 浄化槽管理士に委託できる」こととされています。
 神戸市では、「神戸市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例」を設けており、市内で浄化槽保守点検業を営もうとする者は、 市長の登録(有効期間:5年)を受けなければならないこととしています。
 保守点検は、市長の登録を受けた浄化槽保守点検業者に委託するようにしてください。
 この場合において、登録業者から法に基づく「浄化槽管理士」という国家資格をもった人が派遣され、法に定められた技術上の基準に従って点検が行われます。
 保守点検が行われた際には、「保守点検記録表」が交付されますので、3年間適切に保存してください。

保守点検の回数

 通常の使用状態において、環境省関係浄化槽法施行規則(環境省令)に示された最低限必要な保守点検の回数です。

合併処理浄化槽の点検回数
分離接触ばっ気方式・嫌気ろ床接触ばっ気方式・脱窒ろ床接触ばっ気方式
活性汚泥法式
回転板接触方式・接触ばっ気方式・散水ろ床方式
みなし(単独処理)浄化槽の点検回数
全ばっ気方式
分離接触ばっ気方式・分離ばっ気方式・単純ばっ気方式

(1)処理対象人員が20人以下の浄化槽

散水ろ床方式・平面酸化方式・地下砂ろ過方式

清掃

 浄化槽は微生物の力で汚れた水をきれいにしているため、浄化槽内で微生物が水を処理する過程で発生する、汚泥・スカムといった固まりを取り除いたり、装置や機械類を洗浄・掃除する清掃作業がどうしても必要になります。
 法では年1回以上行うことが必要となっていますが、保守点検の作業を行う浄化槽管理士が清掃の時期を決定することになるため、浄化槽の使用人員や使用状況により清掃の時期が早まったりすることもあります。
 また、全ばっ気方式の浄化槽では、おおむね6か月に1回以上の頻度で清掃を行ってください。
 浄化槽の清掃は、法第35条の規定に基づき、市長の許可を受けた業者でないと行うことができません。
 清掃が行われた際には、「清掃記録表」が交付されますので、「保守点検記録表」と合わせて3年間保存してください。

法定検査

 浄化槽は使用開始後の検査と毎年1回の定期検査が必要です。浄化槽の工事が不十分であったり、浄化槽設置後の維持管理が適切に行われておらず、その放流水により生活環境が汚されている事例がみられています。定期検査は、浄化槽の工事や保守点検・清掃が法律の規定どおりに実施され、浄化槽の機能が正常に維持 されているかどうかについて、兵庫県知事が指定した検査機関(一般社団法人 兵庫県水質保全センター)の浄化槽検査員が実施するものです。
 定期検査は、使用開始後3か月後〜8か月後までに実施する使用開始検査(浄化槽法7条検査)と7条検査実施後1年に1回受検する定期検査(11条検査)が浄化槽管理者(設置者)に義務付けられています。

お問い合わせ先

神戸市 環境局 環境保全部 環境保全指導課
〒651-0086 神戸市中央区磯上通7-1-5 三宮プラザEAST2階
電話:078-595-6226 Fax:078-595-6256