神戸市-KOBE-


黄砂について

最終更新日
2017年8月4日

 

黄砂とは?

 黄砂は、中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原などから、風によって巻き上げられた土壌粒子が偏西風に乗って日本に飛来する現象です。
 黄砂粒子には、造岩鉱物や粘土鉱物が多く含まれていますが、日本まで飛んでくる途中で、人為起源の大気汚染物質を取り込んでいる可能性も示唆されています。
 近年では、その頻度と被害は甚大化しており、これまでの単なる気象現象から、森林減少、土地の劣化、砂漠化といった人為的影響による地球環境問題として認識されるようになっています。
 現在、国では、関係国等と協力しながら、モニタリングや共同研究などに取り組んでいるところです。

黄砂の被害は?

 黄砂の被害は、発生源からの距離によって、その被害の内容、程度は異なっています。
 発生源から近い中国では、視界不良による交通マヒや呼吸器疾患・眼の疾患、韓国では学校閉鎖の措置がとられることもあります。
 日本では、現在のところ洗濯物や自動車などに汚れとして付着する被害が主となっています。

神戸での黄砂の発生状況は?

 黄砂の発生状況は年によって違いますが、ふつう、2月頃からはじまり、春頃によく発生します。
 それ以外の季節にも発生することがあります。
 
 
 神戸(気象庁神戸地方気象台)での、2009年(平成21年)から2017年(平成29年)の黄砂観測日は、次のとおりです。

観測日数黄砂観測日 (月/日)
2009年(平成21年)82/11〜2/13、 2/21、 3/16〜18、 12/26
2010年(平成22年)153/13、 3/16、 3/21、 4/30〜5/1、 5/4〜5/5、 5/21〜5/22、 5/25、 11/12〜15、 12/3
2011年(平成23年)45/2〜5/4、 5/13
2012年(平成24年)24/24〜4/25
2013年(平成25年)53/9〜3/10、 3/19〜3/20、 10/12
2014年(平成26年)45/29〜6/1
2015年(平成27年)52/23〜2/25、 3/22、 6/13
2016年(平成28年)34/24〜4/25、 5/8
2017年(平成29年)
平成29年7月1日現在
35/6〜5/8

黄砂の情報を知るには?

 環境省や気象庁のホームページで、黄砂の情報を知ることができます。
 (黄砂は、中国大陸や北東アジア地域の影響による広域的な現象なので、神戸エリアだけの予測等は行っていません。)

 また、環境省では、黄砂の飛来情報を表示する携帯電話向けサイトを開設しています。
 携帯サイトのアドレス ⇒ http://soramame.taiki.go.jp/dss/kosa/k/

 また、神戸市の大気常時監視データから、黄砂の影響を受けやすい浮遊粒子状物質(SPM)の1時間ごとの数値を知ることができます。
 (SPMの環境基準:1時間値の1日平均値が0.10mg/立方メートル以下であり、かつ1時間値が0.20mg/立方メートル以下であること;SPMが高くなる原因は、黄砂だけではありませんが、大規模な黄砂が発生した場合は、特に高い数値を示すことがあります。)

 最新の1時間値(速報値)や、広域的な数値については、兵庫県のホームページ又は、そらまめ君(全国版)をご覧ください。