技能職施策

最終更新日
2010年3月5日

永年の経験と熟練により技能を修得した技能職者は、手仕事を主体としたものづくりやサービス提供の担い手として、衣食住など幅広い分野で市民生活を支え、神戸の産業、市民生活の基礎をなす重要な役割を担っています。過去から創意工夫を重ねながら受け継がれてきた技能は、生活の知恵の結晶であり、神戸の貴重な財産であります。

こうした技能を次の世代に継承していくためには、将来を担う若い後継者の育成が重要な課題となっています。

そのため、神戸市では、技能の継承発展、その担い手である技能職者の活性化を図るため、次のとおり技能職への支援施策を実施しています。

技能職団体の支援

異業種間の交流を深めながら、技能職者の福祉増進、技能の向上を図り、産業振興に寄与することを目的に設立された神戸市技能職団体連合会への助成を通じて、市内技能職団体の育成と技能職全体の活性化を支援しています。

技能職者の顕彰

技能の向上の励みとなり、職種の発展に寄与することを目的に、神戸市技能功労者表彰、神戸市優秀技能者表彰、神戸市技能奨励賞の神戸市技能職者表彰を実施し、優れた技能職者を顕彰しています。

技能職の魅力のPR

花時計ギャラリーでの展示

さんちかから神戸市役所に通じる地下通路に位置する花時計ギャラリー内に、技能職者コーナー「技能 in KOBE」を設置し、技能職団体の紹介、様々な技能に関する展示を神戸市技能職団体連合会の協力を得て行っています。

技能グランプリ&フェスタの開催

技能を身近なものとして認識し、技能に触れ合う機会をつくるため、技能の競技大会と技能の祭典である「技能グランプリ&フェスタ」を、兵庫県、神戸市、兵庫県技能士会連合会、神戸市技能職団体連合会の4者共催で実施しています。

   

技能職と若い世代との交流

神戸ものづくりガイドブック「技能職へのみちしるべ」の発行

ニート・フリーターおよび今後就職していく高校生の就業問題は、神技連・神戸市にとって技能職者の後継者確保・育成、また、生活文化の基礎である技能職の活性化の点で、大きな課題です。しかし、現状では、適性が分からない、希望職種の問い合わせ窓口が分からないなど、問題が挙げられます。この問題に対し、神技連・神戸市が協力して、技能ガイドブックの配布・セミナーの開催・就業体験を実施し、若年者の抱える問題の解決に取り組むとともに、技能職のPRを図り、ひいては後継者育成・技能職の活性化につなげていきます。

技能ビデオ「ハートエネルギー ぼくたちの見たものづくりの技と心」の作成

後継者の確保、育成並びに若年者の就業促進を図ることを目的に、職人の一流の技を紹介し、職人の生の声を伝えようと、技能紹介ビデオ(3部作)を作成し、市内中学校、高等学校での活用を図っています。

2000年度:Fashion(衣服・装飾品関連)&Gourmet(飲食関連)部門より、『洋菓子』・『洋服』の2職種を紹介

2001年度:Living(生活・暮らし関連)&Driving(自動車関連)部門より、『写真』・『自動車車体整備』の2職種を紹介

2002年度:Product(住宅・すまい関連)部門より、『大工』・『建築塗装』の2職種を紹介

進路学習会「技能者に学ぶ」への支援

神戸市技能職団体連合会が市内中学校に技能職者を講師として派遣し、手作業による熟練の技を通して、ものづくりの大切さや尊さを理解してもらうことを目的に、平成5年度から実施している「技能者に学ぶ」に対して、支援しています。

技能職と生徒がふれあいながら、将来の職業選択を見越した進路の選択に生かす先駆的な取組みとして、その後、神戸市教育委員会でのゲストティーチャー制度(神戸マイスターなどの市内中学校への派遣事業)や、兵庫県の「ひょうごの匠キャラバン隊」など、技能職者が教育現場で活躍する機会は着実に増加しています。

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