神戸市-KOBE-


4か月児健診でBCG接種を受けましょう

最終更新日
2013年4月8日

結核患者の発生が全国と比べて多い神戸市では、結核に感染する可能性が他の地域より少し高いことから早めに免疫をつけることをお勧めしており、BCG 接種については、4か月児健診と同日のご案内(個別通知)をしています。
ただし、他の予防接種のスケジュールやお子さんの体調などで4か月児健診時にBCG 接種できない場合は、別の日程をご案内しますので各区保健福祉部にお問い合わせください。

BCG定期接種の対象期間変更についてのQ&A

Q1 定期BCG接種の時期が「6か月に至るまで」から「1歳に至るまで」に変わったのはなぜですか?

A1 BCGは、結核性髄膜炎や粟粒結核など死亡や後遺症を残すような重症結核の予防に有効なワクチンで、BCGを生後早期に接種することで小児結核の発生を減少させることができました。
 しかし、近年は生後6か月以内の接種が望ましいワクチンの種類が増え、乳児と保護者、そして接種にあたる小児科医の負担が大きいこと、および、BCG接種の副反応とされるBCG骨炎や全身播種性BCG症が特に生後早期の接種例で増加している可能性があることなどから、国でBCGの定期接種期間の範囲の見直しの検討が行われました。その結果、BCGの定期接種期間は「生後1歳に至るまで」とすることに決定されました。

Q2 神戸市ではなぜ4か月児健診と同時の接種をおすすめしているのですか?

A2 国の推奨するBCGの標準的な接種期間は生後5か月から8か月になるまでとなっていますが、地域の結核発生率が高い場合は地域の実情を考慮することとなっています。
 神戸市保健医療審議会感染症対策専門分科会結核部会において、「神戸市では全国と比較してまだまだ結核患者の発生が多く、他の地域よりも結核に感染する可能性が少し高い状況にあり、結核に感染する前に免疫をつけることが重要である」ことについて審議されました。その結果、神戸市においては推奨するBCG接種期間の開始を生後3か月からとし、4か月児健診と同時の接種をご案内しています。

Q3 4か月児健診と同時の接種ができない場合はどうすればよいですか?

A3 お子さんの体調や他の予防接種スケジュールとの兼ね合いで4か月児健診と同時に接種できないこともあるかと思います。その場合はお住まいの区保健福祉部(こども保健係)にお問い合わせください。別の日程をご案内いたします。ただしQ2にあるように、できるだけ早い時期での接種をお勧めしています。

Q4 出生後いつからBCGを接種できますか?

A4 免疫が十分に機能していないとか重大な病気があるといった判断をするのが出生後すぐには難しいため、生後3か月以降の接種をお勧めしています。神戸市がお勧めしている接種期間は、生後3か月から8か月になるまで(7か月のうちまでに)としておりますので、受け忘れのないようにしてください。神戸市では集団接種として各区役所保健福祉部で4か月児健診と同日に実施します。4か月児健診の対象の方には、健診のご案内と一緒にBCG接種の予診票を個別にお送りします。なお、法律の規定では出生直後でも接種は可能とされています。お子さんが生後3か月になっていない場合でも、結核発生の多い国に住む予定があるなど特に希望される方は個別にご相談に応じますので、お住まいの区保健福祉部へお問い合わせ下さい。

Q5 1歳を過ぎてからでも、BCG接種を希望すれば受けられますか?

A5 生後1歳を過ぎてからのBCG接種は積極的にはお勧めしていません。それはBCGの効果が乳児期の重症結核や結核死亡の予防にあり、接種時期が遅くなるとその有効性が減少するためです。適切な時期にBCGを接種するようにしましょう。
 BCGを接種できなかった場合は、健康的な食事や十分な睡眠を心がけてください。万が一、咳や痰といった症状が2週間以上持続する場合には早期に小児科を受診しましょう。また、ご家族や頻繁に接していた人が結核の治療を受けることになった場合には、必要に応じて区保健福祉部から健診をご案内いたします。

Q6 生後1歳以上でのBCG接種は意味がないのでしょうか?

A6 BCGの効果は乳児期の重症結核や結核死亡の予防にあり、できるだけ早期に接種したほうが有効です。1歳に至ったらBCG接種に意味がないわけではありませんが、病気療養中などの場合以外は、1歳の誕生日を迎えてからの接種は法に基づく接種(定期接種)ではなくなります(Q7もご覧ください)。

Q7 1歳の誕生日までにBCGを接種できなかった場合はどうすればよいですか?

A7 1歳の誕生日を迎えてからの接種は法に基づく予防接種ではなくなります。その場合でもBCG接種を希望される場合は医療機関で受ける任意の接種(接種医と保護者の責任で行う)となります(有料)。結核の発生が多い国で暮らすことになった場合等、どうしてもお子さんのBCG接種を希望される際には早めに主治医にご相談ください。
 ただし、免疫不全等の何か重大な病気があれば、発達や体調を見ながら接種可能な時期について主治医の先生にご相談のうえで区保健福祉部へお問い合わせください。本市が認めるやむを得ない理由に該当する場合は、4歳になるまでのBCG接種については法に基づく接種として受けることが可能です。

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