神戸市-KOBE-


ジカウイルス感染症について

最終更新日
2019年2月13日
  • [2月13日]蚊媒介感染症の診療ガイドラインが改訂されました。

中南米諸国を中心にジカウイルス感染症が流行しています。

日本国内で感染した例はありません。

医療関係者のみなさまへ

神戸市では国の指針に基づき、デング熱・チクングニア熱・ジカウイルス感染症の検査をしております。詳細は下記のPDFでご確認ください。

流行地域

中南米・カリブ海地域、オセアニア太平洋諸島、アフリカ、アジア地域

具体的な国については下記のページでご確認ださい。

関連資料

ジカウイルス感染症とは

ヒトスジシマカジカウイルスによる感染症です。
ジカウイルスは1947年にウガンダのZika forest(ジカ森林)のアカゲザルから初めて分離されました。
デングウイルスと同じフラビウイルス科フラビウイルス属のウイルスで、ヒトスジシマカやネッタイシマカが感染を媒介します。
ヒトスジシマカは、日本のほとんどの地域(秋田県および岩手県以南)に生息しています。
※ネッタイシマカは日本には常在しておりません。

感染経路

ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することでウイルスが感染します(蚊媒介性)。感染したヒトから他のヒトに直接感染するすることはないと言われています。また、感染して全員が発症するわけではなく、症状がないか、症状が軽いため気付かないこともあります。

また、性行為により、男性から女性パートナーへ感染した事例が報告されています。
流行地域から帰国した男女は、症状の有無にかかわらず、少なくとも6か月、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。

潜伏期間

・2日〜12日

症状

・軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛などが主な症状です。通常は、デング熱より症状が軽いといわれています。
・妊娠中の女性が感染すると胎児に感染し、胎児に小頭症などが生じる可能性が指摘されていますが、その詳細はわかっていません。

流行地へ旅行する方へ

現在までに旅行および貿易の全面的な制限は出ておりませんが、妊娠中にジカウイルス感染すると、胎児に小頭症等の先天性障害を来すことがあることから、妊婦及び妊娠の可能性がある方は、可能な限り流行地域への渡航を控えてください。
※世界保健機関(WHO)は、2016年3月8日、妊婦は流行地域への渡航をすべきでないと勧告しています。

旅行中の防蚊対策は以下の通りです。
〇可能な限り明るい色で全身を覆うような衣類を身に着けること。
〇虫除け剤を使用すること。虫除け剤は露出した肌にぬることも衣類の上からつけることもできます。薬剤には、DEET、IR3535、Icaridinなどが含まれている必要があります。虫除け剤はラベルの指示に従って適切に使用しましょう。
〇ドアや窓に網戸や殺虫成分で処理された網素材を使用するかドアや窓を閉鎖しましょう。
〇蚊帳の中での睡眠を心がけましょう。
〇 流行地域に滞在中は症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。

予防と治療

国内で感染した例はありませんが、感染予防として蚊を発生させないことや蚊に刺されないようにすることが重要です。
ジカウイルスそのものの治療薬はなく、対症療法となります。

国からの通知等

参考

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