神戸市-KOBE-


風しんに注意しましょう

最終更新日
2018年10月3日

風しんが関東、また愛知県を中心に流行しており、今後流行が全国に拡大するおそれがあります!!

 現在関東を中心とした流行では、風しん患者のうち約8割が男性で、特に30〜40代の男性が多く感染しています。30〜40代男性は、他の年齢層に比べ風しんの予防接種を受ける機会がなく、受けていない者の割合が高いため、注意が必要です。
 風しんは妊婦、特に妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、胎児も感染し、難聴、心疾患、白内障等の障害を持って生まれてくることがあります。(先天性風しん症候群)
 風しんは予防接種で感染を防ぐことができます。
 (※麻しんの感染も防ぐため、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の接種を推奨しています。)
 これから生まれてくる赤ちゃんを守るために、すべての人が免疫をもつことが大切です。
 あなた自身に予防接種歴があるか、免疫があるかを確認し、なければ予防接種を受けて免疫をつけましょう。

風しんについて

風しんとは

(1)咳やくしゃみなどに含まれた風しんウイルスを吸い込むことで感染します。
(2)潜伏期間は、感染から14日〜21日(平均16日〜18日)。
(3)症状は、顔から全身に広がる赤い発疹、発熱、耳の後ろや首すじのリンパ節の腫れです。
(4)妊娠初期に風しんに感染すると、お腹の赤ちゃんにも感染し、心臓の病気や目や耳に障害を生じることがあります(先天性風しん症候群)。

予防接種に関する情報

 風しんの抗体価が低い方は、麻しんの抗体価も低い傾向が見られることから、風しんの予防接種を受ける際には麻しん対策の観点も考慮し、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種されることをお勧めします。

風しんの発生状況

風しん発生グラフ 平成25年1年間の風しん届出数は317例と過去5年間で最多でした。平成26年は4例、平成27年は1例、平成28年は4例、平成29年は1例でした。届出のあったほとんどの方が、ワクチン接種歴が「なし」や「不明」となっています。
 妊娠初期の方が風しんに感染すると、おなかの赤ちゃんにも感染し、先天性風しん症候群という障害を生じることがあります。その予防は、妊婦自身が風しんの抗体を持っておくことですが、妊娠が判明してから予防接種をすることはできません。
 妊婦や妊娠の可能性のある方の家族、10代後半から40代の女性は積極的に予防接種を受けましょう。

医療機関のみなさまへ

 風しんは、感染症法において全数届出が必要な5類感染症に定められており、風しんと診断した場合、患者の氏名、住所等を直ちに最寄の区役所あんしんすこやか係(保健センター)に届け出る必要があります。
(平成30年1月に感染症法一部改正があり、患者氏名等を直ちに届け出ることとなりました。)
 風しんに関する特定感染症予防指針(平成29年12月一部改正)において、原則として全例に行政検査としてウイルス遺伝子検査(PCR検査)を実施することとなっています。全身性の小紅斑、紅色丘疹、発熱、リンパ節腫脹等の症状や予防接種歴、患者との接触歴の有無などから風しんを疑う患者を診察した医師は直ちに神戸市保健所まで連絡(TEL:078-322-6789)をしていただき、遺伝子検査の検体の採取(血液・咽頭ぬぐい液・尿)等にご協力をお願いします。

平成32年度 風しんの排除に向けて

 早期に先天性風しん症候群の発生をなくすとともに、平成32年度までに風しんの排除を達成することを目標とする、「風しんに関する特定感染症予防指針」(平成26年3月28日厚生労働省告示第122号 平成29年12月21日一部改正)に基づき、神戸市でも取り組みを進めていきます。
(※風しんの排除とは、麻しんの排除の定義に準じて、「適切なサーベイランス制度の下、土着株による感染が一年以上確認されないこと」とされています)

風しんに関する情報

啓発ポスター・リーフレット(厚生労働省ホームページより)

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