地下鉄海岸線では、駅舎空間の音について、トータルデザインを試みました。
この音は駅利用者にとって、心地良い音であるとともに、場所を表す「サイン」としても活用できるよう工夫をしています。
出入口や改札口といった特定の場所で、全駅共通の決まった音が流れます。
(出入口と改札口は異なる音が鳴りますが、出入口は10駅すべて同じ音、改札口は10駅すべて同じ音が鳴っています。)
上の図の「音サイン」の青い○の部分をクリックすると音サインのファイルを聴くことできます。
MP3ファイル(80K〜407K)
この音は、各出入口の地上階段付近で鳴ります。
地下に下りていくイメージを明るいテンポのある曲にしました。
また、地上出入口からコンコース階へ下りた付近の壁には点字案内板を設置しておりますので、ご参考にして下さい。
この音は、改札階で駅以外の他の施設への連絡通路がある場所、出入口が分岐している所で鳴ります。
出入口と同じ音です。
この音は、改札口横の案内コーナーで鳴ります。
オペラの劇中で人を「こちらへいらっしゃい」と呼ぶときの歌を参考にして作曲しています。
案内コーナーには、駅係員がおりますので、御用の際にはこの音をたよりにお尋ね下さい。
この音は、改札口のほぼ真上で鳴ります。
案内コーナーの音と組み合わせて聞こえてきます。
この音は、トイレの入り口で鳴ります。水が流れるイメージです。
海岸線ではすべての駅で、トイレ入口に向かって右側が男性用、左側が女性用に統一されています。また、男子・女子トイレの入口付近にそれぞれひとつづつ、車椅子も利用できる大きな個室トイレを設置しています。入口の壁にはトイレの内部が分かる点字案内板が設置されています。
改札階からホームへは全ての駅でエスカレーターが設置されています。この音はエスカレーターの注意放送の前後で鳴ります。
エスカレーターと階段が並んでいる所と、上り下りエスカレーターが2本並んでいる所があります。点字ブロックは、階段へ誘導しています。
改札階からホームへ、エスカレーターのない階段上り口・降り口で鳴ります。
改札階は上から下へ下降する音程、ホームは下から上へ上昇する音程です。
エレベータでは到着した際に鳴ります。
上昇時、下降時で2種類、アナウンスとともに流れます。
ホームでは電車が駅へ入るときに接近音とアナウンスが流れます。
新長田方面行きは女性のアナウンス、三宮・花時計前方面行きは男性のアナウンスです。(新長田駅と三宮・花時計前駅では、1番線は男性、2番線は女性のアナウンスです。)
電車が発車するときに発車予告音とアナウンスが流れます。
この音が流れたあと電車が発車します。
この他にも海岸線では、午前9時・正午・午後3時・午後6時の1日4回、短いメロディーと共に時間をお知らせしています。
駒ヶ林駅の連絡通路では午前9時から午後9時まで海の中をイメージした音が流れています。センサーに反応し季節ごとの効果音が流れます。春と秋は波音とともに海鳥が飛び交います。夏は潮騒が貝殻の風鈴を奏でます。冬は波音とともに汽笛が響きます。また、15分おきに2種類の音が交互に流れます。