経営改善の取組み(市バス・地下鉄)

市バスの経営状況

 自動車(市バス)事業では、平成5年度以降、乗車人員の減少が続き、平成15年度には28億円の単年度赤字、累積欠損金は276億円まで増嵩し、財政状況は破たん寸前となったことから、交通局では、「神戸市交通事業の経営改革プラン≪レボリューション2004≫」(平成16年度〜18年度)、「神戸市営交通 ステップ・アップ プラン」(平成19年度〜22年度)に基づき、市バス営業所の管理委託、路線移譲などの経営改善に取り組んできました。
 現在は、「神戸市営交通事業 経営計画2015」(平成23年度〜27年度)による経営改善に取り組んでいます。
 その結果、平成18年度から24年度決算まで7年連続で単年度黒字を確保しています。

地下鉄の経営状況

 高速鉄道(地下鉄)事業では、昭和52年3月に開業した西神・山手線は、平成14年度まで毎年度単年度赤字となっていましたが、開業26年後の平成15年度に単年度黒字へと転換しました。一方、平成13年7月に開業した海岸線は、単年度赤字であることから、両線でみると、平成14年度には98億円の単年度赤字となるなど、厳しい経営状況となったことから、「神戸市交通事業の経営改革プラン≪レボリューション2004≫」(平成16年度〜18年度)、「神戸市営交通 ステップ・アップ プラン」(平成19年度〜22年度)に基づき、海岸線全10駅での駅業務の委託、地下鉄保守業務の外注化拡大などの経営改善に取り組んできました。
 現在は、「神戸市営交通事業 経営計画2015」(平成23年度〜27年度)による経営改善に取り組んでいます。
 その結果、平成24年度決算ではいまだ単年度赤字ではありますが、7億円にまで赤字額を削減しました。

 「神戸市営交通事業 経営計画2015」      

計画期間:平成23年度〜27年度
●財政目標
〔自動車事業〕単年度黒字の確保と累積資金不足の縮小
〔高速鉄道事業〕営業収支の黒字確保と海岸線ランニング収支の均衡
●経営方針
1 安全で安心な「市民の足」の確保
2 人と環境にやさしい市バス・地下鉄
3 安定した経営を維持するためのさらなる経営改善

「神戸市営交通 ステップ・アップ プラン」   

計画期間:平成19年度〜22年度
●主な取組み
・給与構造の見直し、特殊勤務手当の原則廃止、80%水準の給与による新規採用など多様な雇用形態による総人件費の抑制
・バスでのICカードシステムの導入
・市バスへのドライブレコーダーの導入
・ノンステップバスの導入推進
・海岸線のダイヤ改正(朝夕ラッシュ時増便)
・地下鉄でのIC定期券サービスの導入
・高金利債の借換え・繰上償還

神戸市交通事業の経営改革プラン≪レボリューション2004≫

計画期間:平成16年度〜18年度
●主な取組み
・市バス営業所管理委託の拡大(8営業所中1営業所→5営業所)、路線移譲の実施(西神地域5路線)
・海岸線駅業務の委託拡大(全10駅)、地下鉄保守業務の外注化拡大
・エコファミリー制度・エコショッピング制度の開始
・バス停ネーミングライツ、広告付きバス停留所上屋の整備
・西神・山手線のダイヤ改正(朝夕ラッシュ時増便・終発延長など)
・地下鉄でのICカードシステムの導入

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