環境にやさしいバス

最終更新日
2016年4月4日

市バスの取り組みについて

 交通局では、大気環境の改善・地球温暖化防止に配慮した「環境にやさしいバス事業」を進めており、排出ガスが少ないクリーンなエンジンを搭載した車両(最新排出ガス規制適合車)に順次更新しております。さらに、CNGバス(圧縮天然ガスバス)やハイブリッドバスなどの低公害バスの導入をしております。
 また、アイドリング・ストップ運動(無駄なアイドリングをなくし、地球温暖化の原因となっている排出ガスの低減を図る)の継続、更新車両にはアイドリング・ストップ&スタートシステム装着車(車両の停止・発進に合わせて、エンジンを自動停止・自動始動するシステム)を導入しております。

CNGバス(圧縮天然ガスバス)について

CNGバス(天然ガスバス)の画像 CNGバスは、軽油に代わる燃料として、CNG(圧縮天然ガス)を利用しています。 CNGを使用することにより、排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)を大幅に低減でき、黒煙については全く排出されません。従来のバスに比べると、NOxは60から70%低減することが出来ます。
 ただし、CNGバスはディーゼルバスに比べると一回のガス充填で走行できる距離が短く、また馬力も小さい車となっています。坂を登る力不足に加え、CNGを供給するスタンドが少ないため運行できる路線が限られています。
 現在、魚崎営業所に13両(うち中型3両)が在籍しています。

「こうべバイオガス」の利用について

こうべバイオガスステーションの画像 「こうべバイオガス」は、建設局の東灘処理場にて下水汚泥の処理過程において発生する消化ガスを精製して作られる天然ガス自動車の燃料です。
 交通局では、平成18年10月より「こうべバイオガス」を魚崎営業所のCNGバス1両で使用し、35系統で営業運転を開始しました。そして平成20年4月からは「こうべバイオガス活用設備」の本格供給開始にあわせて、魚崎営業所に在籍するCNGバスの全車両で使用することになりました。現在、13両のCNGバスが主に30・33・34・35系統で運行しております。
 「こうべバイオガス」を使用することにより、CO2排出量の削減や化石燃料の消費抑制など地球温暖化防止や循環型社会の形成に貢献しています。

ハイブリッドノンステップバスについて

ハイブリッドノンステップバスの画像 ハイブリッドバスは、エンジンに加え発電機兼モーターを搭載しており、減速・制動時に電気を発電機でバッテリーに充電を行い、発進・加速時や走行時の大きな力が必要な時に充電した電気を使用してモーターを回転させてエンジンの負担を軽減しております。走行条件によっては、ハイブリッドでない車両と比べて燃費が約10%は向上し、経費節減はもとよりCO2 削減の点においても環境に貢献しております。
 しかし、エンジンとモーターの2つの動力を搭載しているため、重量が大きく構造も複雑です。また、車両価格も一般ディーゼルバスに比べると割高で、充電用バッテリーの交換も数年毎に行う必要があるため、ランニングコストがかかるというデメリットもあります。
 交通局では、平成20年度、21年度、24年度、27年度にハイブリッドノンステップバスを導入しました。現在、石屋川営業所に2両、落合営業所に2両、西神営業所に3両、松原営業所に1両が在籍しております。

アイドリング・ストップ&スタートシステムについて

 アイドリング・ストップ&スタートシステム(以下、ISS)は、車両の停止・発進に合わせて、エンジンを自動停止・自動始動するので、無駄なアイドリングをなくし、燃費の向上をはかり、CO2排出の低減をはかるシステムです。
 現在、ISSを搭載した車両は508両(全体の98%)あり、今後も継続して導入し ます。

環境にやさしいバス導入実績について

神戸市交通局における、環境にやさしいバスの導入状況は下表のとおりです。

年度導入内容等
昭和48年度電気バス 4両
平成2年度ディーゼル電気式ハイブリッドバス(HIMR) 1両
平成5年度ディーゼル蓄圧式ハイブリッドバス(MBECS) 1両
平成6年度CNGバス(圧縮天然ガスバス) 1両
平成10年度アイドリング・ストップ&スタートシステム(ISS)車 26両
平成11年度ISS車 54両
平成12年度CNGバス 4両・ISS車 33両
平成13年度CNGバス 1両・ISS車 29両・既存車両に酸化触媒装着 2基
平成14年度CNGバス 3両・ISS車 31両・既存車両にDPF装着 4基
平成15年度CNGバス 2両・ISS車 36両・既存車両にDPF装着 6基
平成16年度CNGバス 2両・ISS車 32両・既存車両にDPF装着 6基
平成17年度CNGバス 2両
平成18年度CNGバス 3両
平成19年度CNGバス 3両
平成20年度ハイブリッドノンステップバス 1両・ CNGバス 1両
平成21年度ハイブリッドノンステップバス 2両
平成24年度ハイブリッドノンステップバス 1両
平成27年度ハイブリッドノンステップバス 4両