海空陸の総合ターミナル 港湾施設

最終更新日
2009年10月29日

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ポートアイランド

ポートアイランドは、昭和55年度(1980年度)に埋立てが完成した総面積443ヘクタールの人工島です。
島の外周部に各種バース、公共上屋などの港湾施設を整備し、その背後に港湾機能用地を配しています。さらに中心部には、都市施設として住宅・学校・病院を始め、コンベンション施設や商業施設があり、「住み、働き、憩い、学ぶ」という総合的な都市機能を備えた海上文化都市です。
現在、ポートアイランドのコンテナバースについては、近年のコンテナ輸送に伴う主要航路のコンテナ船の大型化が急速に進展していることから、バースの再編を図り、それに応じた再開発を進めています。

ポートアイランド
(C)PORT OF KOBE

ポートアイランド第2期

ポートアイランド(第2期)は、ポートアイランドの南に建設中の総面積390ヘクタールの人工島です。
国際化・情報化など新たな時代のニーズに対応した港湾施設及び都市施設を整備し、ポートアイランドや神戸空港と連携する一体的な都市空間の形成を目指しています。既に、水深15メートルの高規格コンテナバース(6バース)、港湾職業能力開発短期大学等のほか、様々な施設がオープンしています。
ポートアイランド(第2期)は、ポートアイランドの南に建設中の総面積390ヘクタールの人工島で、国際化・情報化など新たな時代のニーズに対応した港湾施設及び都市施設を整備し、現在のポートアイランドと一体となった都市空間の形成を目指しています。
特に、神戸港復興の新しいシンボルとして、大水深高規格コンテナバースをはじめ、200ヘクタールにも及ぶ広大な埠頭用地と港湾物流機能用地を備えるなど最新鋭の総合物流基地として整備を進めています。

ポートアイランド第2期
(C)PORT OF KOBE

六甲アイランド

六甲アイランドは、昭和47年(1972年)に着工し、平成4年度(1992年)9月に埋立てが完了した総面積595ヘクタールの人工島です。
周囲には、コンテナバースや、関西国際空港への航空貨物のアクセス基地としてK−ACT(神戸航空貨物ターミナル)が整備されており、その背後には冷蔵倉庫団地等の物流関連施設が立地し、海空陸の総合物流拠点として機能しています。
中央部では、高度情報化・国際化に対応した住宅、業務・商業、文化・教育・レクリエーションなどの都市機能施設が立地しています。また、南側中央部にはウォーターフロント緑地として、六甲マリンパークが整備されています。

六甲アイランド
(C)PORT OF KOBE

摩耶ふ頭

摩耶ふ頭は、昭和42年(1967年)に第1突堤から第4突堤までからなる、くし形のふ頭として完成しました。第4突堤は我が国最初の公共コンテナターミナルとして建設されましたが、第3・第4突堤間(約 9.5ヘクタール)を埋め立て、本格的な公共コンテナターミナルとする再開発を行い、平成3年(1991年)に完成しました。
第1から第3突堤間(約18.5ヘクタール)についても、阪神・淡路大震災後、市街地で発生したガレキなどを利用して埋め立て再開発を行い、全体面積約103ヘクタールの近代的ふ頭として生まれ変わりました。平成9年(1997年)4月の埋め立て完了後、ふ頭の背後には食品・雑貨玩具等を取扱う物流センターが次々と立地し、現在は、コンテナターミナル機能は縮小し、良好なアクセスを生かした流通業務地区として発展しています。

摩耶ふ頭
(C)PORT OF KOBE

新港突堤・新港東ふ頭

第1期修築工事(新港第1突堤から第4突堤)は大正11年(1992年)に、第2期修築工事(第5突堤、第6突堤)は昭和14年(1939年)に竣工され、この結果、神戸港は日本を代表する貿易港としての地位を確立しました。第7突堤、第8突堤は戦後に建造されたものです。
現在、第4突堤は、外航客船・国際フェリーの専用ふ頭となっており、旅客施設「神戸ポートターミナル」は、内外のクルーズ客船でにぎわっています。
また、第5突堤から第8突堤間(約34.5ヘクタール)については、全体面積約96ヘクタールの近代的なふ頭として再整備を行い、平成9年(1997年)11月に第5突堤から第6突堤間、平成10年(1998年)7月には第6突堤から第8突堤間の埋立が完了し、名称も新港東ふ頭と変更しました。
この新港東ふ頭には、食品関連を中心とした企業の他、中古自動車の保管及びオークション施設が立地し、自動車専用船も接岸するなど、新たな海上輸送拠点として生まれ変わっています。
さらに、港島トンネルの開通(平成11年7月)や新港東ふ頭連絡線の開通により、国道2号線、国道43号線への交通アクセスが向上しました。

新港東ふ頭
(C)PORT OF KOBE

兵庫ふ頭

兵庫ふ頭は、第1突堤から第3突堤までからなる、市民生活に直結した物資を扱うふ頭として整備されました。
青果物専用ふ頭としての機能を拡充するため、平成9年(1997年)に完了しました。
ふ頭機能の強化により、中央卸売市場との連携等、地域の特性を活かした流通企業の立地が進み、全体面積約39ヘクタールの近代的なふ頭として生まれ変わりました。
また、平成13年(2001年)7月には地下鉄海岸線が開通し、働く人々の利便性が更に向上しました。

兵庫ふ頭
(C)PORT OF KOBE

神戸港港島トンネル

神戸港港島トンネルは、ポートアイランドと新港東ふ頭を結ぶ海底トンネルです。このトンネルはポートアイランド第2期や神戸空港などの整備に伴い、予想される交通量の増加に対応するため、神戸大橋に続くアクセスとして、平成4年より工事に着工し、平成11年6月末に工事が完了、7月30日に開通しました。

平成20年度からは、渋滞緩和や交通安全対策をはかり、今後の港湾物流の増加や企業立地による交通量の伸びに対応するため、現在上下各1車線であるポートアイランド側出入口に加えて、1車線部分を2車線に拡幅し、南側に延伸して新たに2車線の出入口整備を進め、平成23年7月2日に本線部の供用を開始しました。

ポートアイランド側出入口
(C)PORT OF KOBE

延長は約1.9キロメートルで、うち約580メートルは水深12メートルの海底に埋没されています。貨物船などが航行するため、海底を掘り下げて「沈埋函(ちんまいかん)」と呼ばれる箱を6基埋めて連結しました。箱の枠には鉄筋を使わず、鋼板にコンクリートを流し込む世界初の「フルサンドイッチ構造」が採用されました。港島トンネルの開通により、ポートアイランドと既成市街地との間に2つのルートが整備され、利便性が向上しました。

トンネル内部
(C)PORT OF KOBE 

東部臨海部計画

市街地復興の先導的プロジェクトとして、「神戸東部新都心」計画が中央・灘区にまたがる地区(約120ヘクタール)で進められています。
大規模工場の遊休化などに伴い臨海部75ヘクタールを港湾整備事業、土地区画整理事業等により、土地利用転換を図る事業であり,既に復興住宅や学校、県立美術館等の文化・教育施設、世界保健機構(WHO)神戸センター、人と防災未来センター等の業務・研究施設が建設されています。
臨海部では、市民に親しまれるハーバーウォーク(約2.4キロメートル)等のウォーターフロント空間が設けられており、また緊急時には物資輸送・避難用スペースなどの「港湾の防災拠点」としての役割を果たしています。
平成10年(1998年)3月に東部新都心(HAT神戸)の街開きが行われ、臨海部においても、緑地、物揚場、臨港道路が順次供用開始されており、平成13年(2001年)5月には街のシンボルとなる「なぎさ公園」(約4.4ヘクタール)がオープンしています。

神戸東部新都心
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フェニックス事業(神戸沖埋立処分場)

近畿圏は、わが国でも有数の人口集中及び産業集積地域であり、これらの活動に伴って搬出される廃棄物の発生量が多くなっています。このため、自治体等では廃棄物の減量化、再利用に努められていますが、なお、最終的に処分しなくてはならない廃棄物が残るのが現状です。こうしたなか、長期・安定的に広域の廃棄物を処理するといった理由から海面に最終処分場を確保し、埋め立てた土地を活用して港湾機能の整備を図る「フェニックス計画」として事業を推進してきました。1期事業として、尼崎沖、泉大津沖の埋立処分場で受入れが行われていますが、管理型処分場の残容量が少なくなったことから、2期事業として六甲アイランド南の一部に神戸沖埋立処分場を計画し、整備を進めてきました。
神戸沖埋立処分場については、平成13年12月より近畿2府4県175市町村から発生する廃棄物の受入れを行っており、廃棄物の適正な処理を通じて生活環境の保全に大きな役割を果たしています。