神戸市-KOBE-


防災拠点の整備

最終更新日
2014年1月22日

防災拠点の整備

 災害時には、避難者を収容する場所や災害対策活動を展開するための施設や空間およびこれを支援する施設や空間が必要となります。
 さらに、災害が大規模広域にわたる場合は、市外からの救援物資等を受け入れ、集積、配送、一時保管する機能が必要です。
 このため、これらの機能を有する防災拠点を、地域特性や機能に応じて適正に配置し、災害時には、これらを的確に運用することで、被害の極小化を図る必要があります。さらに、平常時の各施設や空間が本来必要とする機能とともに、災害時の転活用にも配慮した整備に努めます。
 また、市民の生活圏域を考慮して、小学校区を基本とした地域防災拠点づくりを進めるとともに、各区役所を中心とする防災支援拠点、各区に数箇所配置する防災支援拠点の機能強化に取り組みます。また、市の災害対策の中枢として市役所を中心とする防災中枢拠点の強化を図るとともに、広域的な連携に対応できるよう神戸の特性を生かした海・空・陸の広域防災拠点を整備します。

 平成23年3月の東日本大震災の発生に際しては、緊急消防援助隊の指揮支援活動及び現地の支援調整のため、神戸空港からヘリコプターで要員を派遣したほか、海上保安庁や他の自治体などには、救難資器材の搬送や、給油中継基地として神戸空港を活用いただきました。

空の防災拠点「神戸空港」

 神戸空港は、神戸市復興計画において災害時にも対応できる緊急物資の配送拠点の設置及び緊急医療活動の後方支援基地としての活用が位置づけられており、神戸市地域防災計画における空の広域防災拠点です。

 阪神・淡路大震災では、道路や鉄道が寸断されたため、救援物資の輸送に航空機やヘリコプターが活用されたところであり、震災を経験した神戸市としては、防災訓練、災害救援活動、救援物資の輸送、災害医療派遣チームの搬送など、神戸空港を防災拠点として最大限に活用します。

神戸空港における災害派遣医療チームの受入

 平成18年9月には、政府が全国的な防災訓練を実施し、医師・看護師などで構成される災害派遣医療チームDisaster Medical Assistance Team(通称:DMAT)を乗せた輸送機が、神戸空港を出発し、被災者を神戸の受け入れ病院へ広域搬送しました。

訓練詳細:
 平成18年9月に、政府(内閣府、防衛庁、総務省消防庁、厚生労働省、国土交通省)が行う総合防災訓練の一環として、神戸市が協力して実施。
訓練想定として、
(1)首都直下型地震が発生し、埼玉県及び東京都からの要請に基づき、政府は広域医療搬送の実施決定。

(2)被災地外広域搬送拠点(神戸空港等)から輸送機に搭乗したDMATが被災地に向かい、被災地内病院にて被災地外での早急な治療が必要な患者を選定し、被災地外の広域搬送拠点経由で受け入れ病院へ広域搬送。

 また、平成23年10月30日には、近畿地方DMATと合同で、広域医療搬送に重点を置いた実践的な訓練を実施しました。

   

また、平成24年10月28日には、兵庫県をはじめとする近畿府県等主催による、近畿府県合同防災訓練を神戸空港で実施しました。

神戸空港の機能充実・規制緩和に向けて

 防災拠点としての神戸空港の役割をさらに果たしていくためにも、神戸空港の機能充実・規制緩和を図っていくことが大切で国に要望しています。

○運用時間の延長と発着枠の拡大

○国際チャーター便の規制緩和とCIQ体制の充実・連携
・自家用機(ビジネスジェット)及びオウンユースチャーター機のみ運航可。
・受入時間:出国・・・8:30〜17:00、入国・・・平日の8:30〜17:00(土日祝不可)

矢印規制緩和により、姉妹都市等との交流促進、医療の国際化等の受入促進