Interview04

地域貢献応援制度

制度利用時の部署:建設局 技術管理課
現在の部署:住宅都市局 建築指導部 安全対策課

生田 哲也いくた てつや

昭和60年度入庁

Q1制度を利用しようと思った動機は?

平成21年秋、全国茅葺き民家保存ネットワークの総会が北区八多町にて開催され、当時、神戸市すまいの安心支援センターの建築技術職員として市内外の多くの茅葺き職人等と知り合いました。また、平成24年度「兵庫県ヘリテージマネージャー」の登録を受けた後、当該NPO法人設立に参加し、休日ボランティアとしてお手伝いをしておりました。
平成29年度、建設局技術管理課の建築技術検査員として、研修所より国の登録文化財修理技術者等講習への派遣を受け、重要文化財「旧トーマス邸(風見鶏の館)修繕工事や重伝建「旧ドレウェル邸(ラインの館)」の修復工事等の技術検査等に従事しておりました所、NPOの提案が文化庁の「NPO等による文化財建造物管理活用の自立支援モデル検討事業」に採択されたため、市に新設された『地域貢献制度にかかる許可』を8月に受けて、時間外等の業務でお手伝いすることとなりました。

Q2制度を利用して、良かった点を教えてください。

今回は、あくまでも文化庁からの直接受託事業であり、神戸市(西北神地域の農村・古民家等)をモデル地区としながらも、全国を対象とした「市街化調整区域における法制度ガイドブック」検討事業としての採択で、期間も約半年であったため、神戸市独自の課題等に深く特化して検討・整理することは必ずしもできませんでした。
一方で、市の開発行政、農政計画、農業振興センター、文化財、建築指導、北区役所、景観政策等、広域にわたる行政関係職員と、民間の設計事務所を中心とした不動産活用、地域コーディネーター、地元工務店他の専門家がNPOを事務局に連携を行い、民泊新法に係る国の法制化議論と並行して、市内の古民家の転活用事例等を題材にそれぞれの経験・知見を総合して、文化庁の審議委員等とタイムリーな議論をする機会を得られたことは、私自身にとっても大きなスキルアップになりました。

※ 内容は平成30年度時点