主要プロジェクト紹介

Major Project Information

医療産業都市

医療産業都市のイメージ図

世界の最先端医療をリードする
壮大なビッグ・プロジェクトが進行中!

1995年(平成7)、神戸市は阪神・淡路大震災で多くの命を失い、多くの方々に復興の支援をいただきました。この経験をもとに、人の命や健康に関わる産業(医療)で世界に貢献するため、1998年(平成10)から「神戸医療産業都市」の構想に着手しました。2018年(平成30)10月には構想開始から20年を迎え、医療やスーパーコンピュータ関連の機関や企業が集積し、世界最先端の研究開発が行われ、市民にも高度専門治療を提供する取り組みは、国内、また世界的にも類をみないビッグ・プロジェクトです。

イノベーションを生む日本最大級の医療産業クラスター

研究機関(基礎研究)―神戸市・企 業(産業化)―(公財)神戸医療産業都市推進機構・医療機関(臨床)。基礎研究、橋渡し研究、臨床応用、事業化支援、産業化促進により、新たな医療イノベーションを実現

理化学研究所などの研究機関、高度な医療を提供する医療機関、創薬や再生医療、医療機器の開発などを行う医療関連企業の三者をポートアイランドに集積。基礎研究の成果を実際に人に応用し、製品やサービスとして世の中に送り出すまでの、産業化の流れを一貫して神戸で行えるような体制を整えています。ただ医療産業を集積させるのではなく、命を救うイノベーションを生み出す事業を推進しています。

神戸市は外郭団体である神戸医療産業都市推進機構と共に、基盤整備と事業推進を行っています。

◆進出企業350社(H30.12月末)
◆雇用者数9,400人(H30.3月末)

世界に先駆けた研究開発をバックアップ

【事例1】 (公財)神戸医療産業都市推進機構の本庶佑理事長がノーベル賞を受賞

(公財)神戸医療産業都市推進機構の理事長を務める本庶先生が、体の免疫にブレーキをかける「PD-1」を発見し、新たながん治療法の開発に寄与したことで、2018年(平成30)12月にノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
神戸市では、本庶先生をプログラムディレクターとするプロジェクトを立ち上げており、「PD-1」の働きを制御することで自己免疫疾患等の症状改善を図る研究等を推進しています。

【事例2】 「神戸アイセンター」の開設

2017年12月1日、神戸医療産業都市の新たな中核施設として、「神戸アイセンター」が開設しました。神戸アイセンターは眼科領域における基礎研究から臨床応用、治療、ロービジョンケアまでトータルで対応する全国初の施設です。市民の皆様へ質の高い標準医療を提供すると共に、再生医療をはじめとする高度先進医療の創出にチャレンジしていきます。

写真:神戸アイセンター
神戸アイセンター

【事例3】 スーパーコンピュータ「京」による創薬開発

新薬となりえる候補物質をスーパーコンピュータ「京」でシミュレーション探索することにより、研究開発にかかる時間と費用を大幅に削減。神戸発の創薬アプリケーションソフトウェアが創薬分野の世界を変えようとしています。

写真:「京」
創薬イノベーションでの活用が期待されるスーパーコンピューター「京」

プロジェクトを支える企業誘致

研究開発を事業化するのは医療関連企業です。神戸市職員自ら企業訪問し、神戸市の魅力を語り、企業を誘致。グローバルに海外企業への売り込みや、医療関連の展示会への出張などもこなします。

神戸。だから面白い!
求む!プレゼン力、企画力、実行力!

構想から20年。ハードの集積が整いつつある今、これから迎える第2ステージは、これから神戸市職員となる人たちにも、活躍のチャンスがあります!世界レベルの研究者や企業と共に、新しいイノベーション(成果)を作っていきましょう!

スーパーコンピュータ「京」をはじめとした
スパコンの利用促進や普及啓発活動を担当。

Check! Person

企画調整局医療・新産業本部
医療産業都市部推進課

平成24年度入庁
【大学卒・一般行政】

※内容は平成29年度時点

森 優太もり ゆうた

先端医療技術の研究開発拠点を整備し、産学官連携により、21世紀の成長産業である医療関連企業の集積を図る「神戸医療産業都市」を推進するプロジェクトに携わっています。「市民福祉の向上」「神戸経済の活性化」「国際社会への貢献」を目的に、検討を始めてから20年が経過し、日本最大級の医療産業クラスターにまで成長しています。その中で私は、スーパーコンピュータ「京」や「FOCUSスパコン」をはじめとしたスパコンの利用促進や普及啓発活動、医療産業都市の環境整備について担当しています。

1日のスケジュール

8:45 出勤、朝礼、9:00 打ち合わせ資料等の準備、10:00 市民向け
イベントの打ち合わせ、11:00 市主催の企業向けセミナーの準備、12:00 昼食、13:00 市主催の企業向けセミナーへの出務、17:00 セミナー片付け・事務作業、19:30 退庁
  • 参加者を増やすための企画を考える。そこに大きなやりがいを感じます。 | 様々なイベント・セミナーの企画は、どうすれば来てもらえるのか、参加者に良かったと思ってもらえるのかを考えることに非常にやりがいを感じます。また、イベント終了後には大きな達成感もあります。スパコンやシミュレーションといった、全くなじみのない専門分野の仕事ですので、研究者の方々の話されることは今でもわからないことばかりですが、コミュニケーションを密にして乗りこえています。

  • さらに良いものへと改善に取り組み、新しいことにもチャレンジしたい。 | 同部署・他部署の人だけではなく、医療産業都市への進出団体や市の外郭団体、兵庫県や国の方々とも連携することが求められる仕事です。関係者とのコミュニケーションを大切にしながら、今までの取り組みをさらに良いものにできるよう、様々な改善にも取り組んでいくことはもちろん、新しいことにもチャレンジしたいと思います。

  • 職場ではお互いにフォローし合い、課を越えた依頼・相談もしやすい環境。 | 推進課では部署内外と連携して業務を行うため外出することが多いのですが、その際に何か起こった場合には、お互いにフォローをし合える関係が築けているのでとても働きやすく感じます。また、課をまたいでの依頼や相談も非常にしやすく、良い人間関係が構築できる職場です。