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KOBE(神戸市)

主要プロジェクト紹介

MAJOR PROJECT

都心・三宮の再整備

PROJECT

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より豊かに、新しく生まれ変わる三宮。
市民とひとつになり「選ばれるまち」を創ります。

未来の神戸をみんなでつくる。神戸市のまちや経済を大胆に活性化し、「選ばれるまち」になるために。2015年、その軸となる神戸の都心の未来の姿「将来ビジョン」と、三宮周辺地区の「再整備基本構想」を策定。さらに2018年9月には、快適で利便性が高く、美しい景観が備わり、さまざまな市民の活動や交流が生まれる駅前空間「えき≈まち空間」の実現に向けた基本計画を策定しました。市民のみなさんの意見やアイデアを採り入れながら、神戸の玄関口・三宮の魅力を向上させていく非常に重要なプロジェクトです。

神戸がかわる都心再整備

都心の再生に向けた主な取り組み

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三宮クロススクエアの整備

三宮周辺に分散する6つの鉄道駅やバスの乗降場などとまちを繋ぐ空間を「えき≈まち空間」とし、三宮交差点を中心にフラワーロードと中央幹線の一部を人と公共交通優先の空間「三宮クロススクエア」として整備します。三宮駅前に居心地のよい空間をつくりだす、都心再整備の中核を担う重要なプロジェクトです。

イメージパース(三宮クロススクエア(第2段階)東側)

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神戸三宮阪急ビル

阪急電鉄株式会社が「神戸三宮阪急ビル」として高さ約120mの駅ビルを建設(令和3年4月26日開業)。神戸の新たなランドマークが誕生するのに合わせ、駅周辺がより魅力的な空間となるよう協議し、駅間の乗り換えの利便性を向上させるなど、人が行き交いやすい公共空間を創出しました。

神戸三宮阪急ビル

03

さんきたアモーレ広場の再整備

さんきたアモーレ広場(通称:パイ山・デコボコ広場)は、神戸の待ち合わせ場所として親しまれてきました。神戸の玄関口にふさわしい、より多くの人に愛される空間となるようコンペによりデザインを募集し、広場を再整備しました。

さんきたアモーレ広場の再整備

04

サンキタ通りの再整備

神戸三宮阪急ビルの建設にあわせて、高架沿いのサンキタ通りも歩行者中心の空間に再整備しました。交通規制を変更して車両が侵入できない区間を作った他、歩車道の段差を無くして、神戸三宮阪急ビルやアモーレ広場と調和した一体的なデザインとしております。

サンキタ通りの再整備

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西日本最大級のバスターミナルの整備

三宮駅周辺に分散しているバス乗降場から1日あたり約1,700便の中・長距離バスの発着が行われています。このバス乗降場を1箇所に集約。西日本最大級となる中・長距離バスターミナルとして整備します。

中・長距離バスの乗降場を集約した新たなバスターミナル(イメージ)

中・長距離バスの乗降場を集約した新たなバスターミナル(イメージ)

06

三宮駅周辺歩行者デッキ

「えき≈まち空間」の実現のために、地上レベルの広場空間「三宮クロススクエア」に加えて、乗換動線の改善・拡充、新たなバスターミナル周辺でのバスと歩行者の分離、「えき」と「まち」をつなぐ歩行者の回遊性の向上を目的とした歩行者デッキを整備します。デッキには、神戸らしさを感じる滞留空間や三宮クロススクエアを臨む視点場を創出します。

三宮駅周辺歩行者デッキ

三宮駅周辺歩行者デッキ

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葺合南54号線の整備

道路の利用状況に合わせた「道路のリデザイン」の取り組みのひとつ。元々、2車線あった車道を1車線へ再配分し、緩やかな曲線とすることで、車のスピードを抑えるようにするとともに歩道拡幅した空間にベンチ、花壇などの環境整備を行い、「人」中心の空間づくりを進めています。

車線や停車帯を減らし、人優先の空間を創出。

車線や停車帯を減らし、人優先の空間を創出。

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東遊園地の再整備

公園などの公共空間を有効活用する取り組みのひとつ。都心の貴重な緑のオープンスペース・東遊園地において、「アーバンピクニック」や「ファーマーズマーケット」など、公共のスペースを上手に使っていく取り組みを実施しています。

神戸産農産物の購入や朝食が楽しめるファーマーズマーケット

神戸産農産物の購入や朝食が楽しめるファーマーズマーケット

「人が主役の公園-公園が人と人をつなぐ-」「‘神戸らしさ’が光る公園-公園が山・海・まちをつなぐ-」「‘しなやかな器’となる公園-想いやしくみをつなぐ-」という3つのコンセプトに基づき、2021年度から再整備工事に順次着手。2023年度に公園全体のリニューアル完成を予定しています。

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三宮プラッツ

神戸の都心三宮と元町をつなぐ三宮中央通りに位置する、地上と地下をつなぐ半地下屋外広場。持続的な「にぎわい」と「憩い」を創出する空間として、令和2年4月にリニューアル工事が完了しました。

三宮 PLATZ

いくつもの鏡を組み合わせたような特徴的な屋根(ミラールーフ)を設置し、三宮プラッツでの活動を映し出すことでにぎわいを地上に拡散します。
また、地上と地下を結ぶ階段の一部をベンチ化し、憩いの空間としての機能も持たせています。
新たな魅力スポットとなるよう、週末は音響ライブやカフェなどの賑わいモデル事業も行っています。

 

三宮 PLATZ

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都心内を快適に回遊できる新しい交通システム

三宮・元町駅周辺、メリケンパークなど16拠点に設置した、自転車シェアリングサービス「コベリン」。電動アシスト自転車が100円から気軽に利用可能。買い物や観光に自転車を活用することで、神戸の街をより広い範囲で巡ることができます。他にも、新たな公共交通システム(LRT・BRT)の導入検討として、連節バスを2021年4月より運行を開始しました。

都心内を快適に回遊できる新しい交通システム

「人が主役の居心地の良いまち」を創出します。

岩﨑 克倫

都市局都心三宮再整備課

平成28年度入庁
[大学卒・土木]
(※令和3年度時点)

岩﨑 克倫

IWASAKI KATSUNORI

三宮は、海と山に囲まれ、駅とまちが近いという恵まれた立地条件にありますが、「複数の交通機関の乗り換え動線がわかりにくい」「駅からまちへのつながりが希薄」「玄関口にふさわしい特色ある景観がない」といった課題があります。これらの課題を解決することで、駅から周辺エリアへ回遊できる「人が主役の居心地の良いまち」を創出していきます。

1日のスケジュール

  • 出勤
    8:30

    メール
    チェック

  • 9:00

    打合せ
    資料作成

  • 10:00

    委託事業者
    との打合せ

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    関係部署
    との打合せ

  • 14:00

    再整備に関する課内での打合せ

  • 15:30

    民間事業者との打合せ

  • 17:00

    報告資料作成

  • 17:30

    翌日の予定の確認・資料準備

    退庁
    18:00

すべては利用する皆さんに
喜んでもらうため

乗り換え動線の改善や拡充、新たにできるバスターミナル周辺でのバスと歩行者の分離、「えき」と「まち」をつなぐ歩行者の回遊性を目的とした歩行者デッキの整備を担当しています。
デッキのデザインは新たな神戸の玄関口にふさわしいものとするために、令和2年10月から令和3年5月にかけて設計競技を行いました。そこで選定された最優秀デザインの実現に向けて設計や調整を行なっております。調整は大変ですが、できあがった時に皆さんに喜んでもらえる姿を想像するとやりがいを感じます。

岩﨑 克倫

岩﨑 克倫

より多くの人を笑顔にできる
まちづくりに携わりたい

まちづくりを通して、多くの人を笑顔にしていきたいと思い神戸市への入庁を希望しました。また、自分の手がけた仕事が形になって残ることが土木の仕事の醍醐味です。三宮再整備は、特に複数の事業計画が同時に進んでおり、調整が多く、やりがいがあります。駅を出た瞬間、人々が自然とまちへと誘われる「美しき港町・神戸の玄関口」の実現に貢献したいと思っています。