
神戸市には7カ所の下水処理場があり、各施設の周辺には、市民の皆さんが気軽に水に親しむことができる施設や憩いの場を設けています。そのひとつ、東灘処理場がある東水環境(ひがしみずかんきょう)センターでは「水辺の遊歩道・うおざき」を整備。そして震災復興のシンボルとして誕生したアーモンド並木が、毎年、運河沿いを春色に染め上げます。
東灘処理場は、震災被害からの復旧にあたり「市民とともに歩む下水道」を掲げ、地域に開かれた処理場づくりを進めてきました。処理場内の運河沿いに、遊歩道とせせらぎを整備した際、並木の樹種について地元の皆さんに希望を伺ったところ、アーモンドに決定。2001年(平成13年)から苗木が植えられ、400m・約60本の並木道が完成しました。今では敷地内全体で約100本を数え、並木の種から育った2世アーモンドの若木も存在します。
「水辺の遊歩道・うおざき」には、高度処理水を利用したせせらぎがあり、様々な水生植物が茂っています。日頃から一般開放されていて、散策やジョギングをする市民の姿が絶えません。
【開放時間帯】
3・4・10・11月は7:00〜18:00
5〜9月は7:00〜19:00
12〜2月は7:00〜17:00
2001年から植えた苗木が開花するまでに成長した頃、市民の皆さんにアーモンドのお花見を楽しんでいただくとともに、下水道事業をPRしようと、神戸市と地域の方々が協力してイベントを企画。2003年3月に「第1回アーモンド並木と春の音楽会」が開かれました。 今では約1万人の来場者を迎える春の風物詩として定着。今年も、地域の皆さんによる音楽プログラムや青空市、模擬店をはじめ、普段は見られない処理場や消化タンクの見学会などが繰り広げられました。
建設局 東水環境(ひがしみずかんきょう)センター