神戸市-KOBE-


川西英生誕120周年記念展

最終更新日
2014年2月24日

川西英生誕120周年記念展の開催− 初の川西英デザイン作品展 −

神戸で生まれ、神戸を愛し、神戸の街並みや名所、季節の風物詩を作品として発表し続けた創作版画家の川西英。
神戸の街に刺激と影響を受け創作に熱中したと言われており、鮮やかな色彩、活き活きとした画面構成の作品は、神戸市民から広く愛されてきました。

川西英のデザインは、扇子、のれん、風呂敷、包装紙、マッチ箱、本の表紙、クリスマスカード、絵葉書など身の回りのたくさんの品々に描かれています。
このたびの展示会では、30種類100点を超えるデザイン作品を一堂に展示します。

これまで、デザイン作品を一堂に展示する展示会は開催されたことがなく、初めての「川西英デザイン作品展」となります。
パネル写真展とともに、「川西英デザインワールド」をお楽しみください。

◆「川西英が刻んだ時代」写真パネル展

「神戸百景」に描かれた街並み・風景と同じ場所で撮影された昔懐かしいモノクロ写真を並べて展示します。
・日程 平成26年3月6日(木曜)〜3月11日(火曜)10時〜17時 ・会場 デュオこうべ(JR神戸駅南側の地下広場)
・入場料 無料
・展示内容:
 「神戸百景」などに描かれた神戸の街並み・風景と同じ角度で撮影された懐かしのレトロ写真を並べて展示します。(約60点)
 カラフルな絵とモノクロの写真の対比を楽しむことができます。
・来場者プレゼント:川西英「神戸百景カレンダー」先着30名様/日

◆「川西英が愛した神戸」作品展

画集「神戸百景」とデザイン作品を展示します。
・日程:3月14日(金曜)〜3月23日(日曜)10時〜17時
・会場:KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)
・入場料:無料
・展示内容:
 川西英の三男・川西祐三郎氏にご協力をいただき、ご自宅に収蔵されていた法被、扇子、のれん、風呂敷、包装紙、マッチ箱、本の表紙、絵葉書、クリスマスカードなど30種類100点を超える川西英のデザイン作品を一堂に展示します。
 あわせて、和紙に色鮮やかに描かれた画集「神戸百景」の試刷作品1枚1枚を 額に収めて展示します。デザイン作品とともに川西英の世界をお楽しみいただくことができます。
※画集「神戸百景」試刷作品の公開は2008年以来、2度目。
※約30種類100点以上もの川西英デザイン作品(風呂敷、のれん、扇子、マッチ箱、絵皿、絵葉書など)を一堂に展示するのは、今回が初めて。
・来場者プレゼント:川西英「神戸百景カレンダー」 先着30名様/日、川西英「神戸十二ヶ月風景ラベルワイン」(ハーフ12本セット) 抽選30名様

◆川西英デザイン作品図録集の制作

川西英デザイン作品図録集の制作
公民連携事業により、法被、扇子、のれん、風呂敷、包装紙、マッチ箱、本の表紙、クリスマスカード、絵葉書、など30種類100点を超える川西英のデザイン作品をまとめた図録集を制作します。また、平成26年夏に、デザイン作品を紹介するホームページを公開する予定です。
連携先事業者:株式会社シーズ・プランニング
図録集発行日:3月初旬

◆ARアプリコンテンツ「神戸百景探訪」

市ホームページ「川西英 神戸百景 〜百の風景をたどる旅〜」では、川西英が描いた百の風景と現在の写真を並べて紹介しています。

ARアプリコンテンツ「神戸百景探訪」へのQRコードこのたび、スマートフォンを片手に百の風景を旅することができるようARアプリコンテンツを制作しました。
※右のQRコードを読み取ることで、すぐにウェブサイトに移動できます。

◆英語版「川西英 神戸百景 〜百の風景をたどる旅〜」

「One hundred Scenes of Kobe  Hide Kawanishi’s “Kobe Hyakkei” English Site海外でも人気が高い川西英の作品を通して、海外に神戸の魅力を発信するため、英語版「One hundred Scenes of Kobe Hide Kawanishi’s “Kobe Hyakkei” 」を制作しました。

≪市ホームページ「川西英 神戸百景 〜百の風景をたどる旅〜」≫

川西英が切り取った「百景」とあわせて同じ角度から見た現在の神戸の写真100点をご覧いただけます。また、百景を旅し、撮影をした“旅人”こと喜多孝行氏のコメントもあわせてご紹介しています。今と昔の景色を眺めながら、“旅人”のガイドにより百景を旅することができます。撮影ポイントを特定するにあたっての苦労話やこぼれ話もあわせてお楽しみください。
半世紀ほど前に描かれた“神戸の百の風景”には、変わってしまったものも、 変わらないものもあります。川西英氏の視点を追いかけると、時の流れ、街並みの変化、人々や暮らしの移ろいを実感することができるとともに、失われた風景の中に、神戸の歴史、時代の変遷が見えてきます。多くの皆さまに、神戸の百景をたどる趣深い旅の始まりとなることを願っています。

≪市ホームページ「川西英 神戸百景 〜誕生の秘密をめぐる旅〜」≫

1962(昭和37)年に発行された川西英の画集「神戸百景」は、1952(昭和27)年に企画されてから10年もの歳月を経て、ようやく誕生したものです。
画集「神戸百景」は、当初の発行が決まったときに100点の作品ができあがっていましたが、相当の年月が経過したため、3分の1ほどの作品が描き直されることとなりました。
編集に携わられた森本泰好さんから提供いただいたネガフィルムには、1961(昭和36)年のスケッチ風景と画集「神戸百景」には収録されなかった34点の作品が収められていました。
神戸百景の“旅人”こと喜多孝行さんが、このネガフィルムの写真一枚一枚を検証し、「神戸百景」の誕生した背景をひも解いていきます。

≪川西英プロフィール≫

本名 川西英雄、1894(明治27)年7月、神戸市兵庫区生まれ
 
独学で“自画・自刻・自摺”の創作版画に取り組み、独自の作風を確立。関西における創作版画の雄として活躍し、1965(昭和40)年、70歳の生涯を閉じるまで、終生ふるさとを離れることはなかった。
 
川西英は、神戸の街のあふれる異国情緒に魅せられ、強い刺激と影響を受け、創作に熱中した。「自分に師があったとすれば、それは神戸だ」と明言し、「この街が持っている新鮮さ、明るさ、異国情緒といったものに感謝したい」と常々語っていたといわれる。
 
川西英は、生涯で二度、「神戸百景」を手掛けており、最初が戦前の神戸の都市風俗を捉えた木版画の作品(1933〜36年制作)、二度目が新聞社の依頼を受け1952〜53年に制作された描画による作品で、一部描きなおされ、1962年に画集『神戸百景』として限定1,500部が出版された。
 
KIITOで展示するのは、戦後に描かれた画集『神戸百景』。この画集には、原画を印刷した和紙の作品が一点一点台紙に貼り付けられており、一景ごとに小磯良平、竹中郁、辻久子など100人の随想が寄せられている。

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