神戸市-KOBE-


『ブラタモリ』神戸編〜神戸の港

最終更新日
2017年3月1日

NHKの人気テレビ番組『ブラタモリ』で神戸が取り上げられました。

このページは番組の内容を踏まえ、より多くの方に「神戸の港」を楽しんでいただくため、神戸市広報課が独自に作成したものです。
皆さま、ぜひ神戸にお越しください!

神戸の港[2017年2月18日(土曜)放送]

古代から国際港だった「神戸港」

  • 神戸港の空撮写真

概要

神戸港は日本を代表する港湾の一つ。
番組のサブタイトルにもなったように、古くからの歴史を有します。

奈良時代には「敏馬(みぬめ)の浦(現在の神戸市灘区)」に遣唐使船が停泊したと言われ、奈良時代の後半になると、そのやや西側に「大輪田ノ泊(おおわだのとまり)」が築港されます。
これが、現在の神戸港の源流です。

今年は、幕末に外国に向けて開港してから150年となる、神戸港にとって記念すべき年です。

クルージングを楽しむ

神戸港では、気軽に乗れる遊覧船から豪華なディナークルーズまで、いろんなバリエーションのクルージングをそろえています。
番組で登場した遊覧船は、どの船かわかりますか?

神戸港クルージング

接岸風景を楽しむ

年間100隻以上のクルーズ船が入港する神戸港。
1年を通じて、多種多様な客船を見ることができます。
番組では、外国客船「ワールド・オデッセイ」と「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」のポートターミナルへの接岸風景が紹介されていました。

クルーズ客船の入港情報(2017年)

【豆知識】 日本で唯一の「灯台」

神戸港のポートアイランド西側に、レトロな書体でデカデカと「神戸港」と書かれた灯台が存在します。
何が日本で唯一かというと、港名が灯台に大きく記されているというそのことなのです(リンク先に写真があります)。

神戸港「灯台めぐり」(外部リンク・日本船舶海洋工学会)

写真・動画・地図

 





 

兵庫県の由来にもなった「兵庫運河周辺」

  • 兵庫運河

概要

兵庫運河は、兵庫・新川・苅藻(かるも)という3つの運河の総称です。
水面積は合計約34ヘクタールと日本最大級。

かつては運河や貯木場として活用されていましたが、現在では散策道となっているほか、「兵庫運河・真珠貝プロジェクト」が長年行われています。(記述を一部訂正しました)

最初の県庁所在地

兵庫運河周辺は、かつて「大輪田ノ泊」と呼ばれた神戸港の原型となったエリア。
平清盛の時代に、中国・宋との貿易拠点となりました。

後には「兵庫津」と呼ばれ、以後、海陸要衝の地として繁栄します。
明治時代には最初の県庁がこの地に置かれ、県名にも兵庫の名が採用されました。

兵庫運河の今昔物語

【豆知識】 「おほわだ」を唯一確認できる場所?

番組にも登場した兵庫運河にかかる「大輪田橋」。
橋には「おほわだはし」と刻まれています。
神戸で唯一「おほわだ」の旧仮名づかいで書かれた地名が残る場所といわれています。

【豆知識】 塚に骨がない

兵庫運河の近くには、神戸港の礎を築いた平清盛の墓所とされた「清盛塚」があります。
ずっと墓所だと考えられていましたが、大正時代に移転のため調査を行ったところ、遺骨が存在しない(墓所ではない)ことがわかりました。

清盛塚

写真・動画・地図

 





 

関連リンク

神戸の地形を眺望できる「須磨浦山上遊園」

  • 須磨浦回転展望閣からの眺め

概要

須磨浦山上遊園は、明石海峡から大阪湾までの海岸を一望できる展望台とその周囲の公園。
六甲山系の西南端、鉢伏山と旗振山の一帯につくられました。
ロープウェイやカーレーターで登った展望台から、間近に展開する大パノラマを楽しむことができます。

【豆知識】 「乗り心地の悪さ」がうり

カーレーターは日本全国で山上遊園にしかない、最高に"乗り心地の悪い"乗り物。
ベルトコンベヤで人を運ぶのですが、あまりの揺れに妊婦さんは乗らないようにとの注意書きも。

【豆知識】 実は国境?

山上遊園の付近は、かつての摂津国と播磨国の国境です。
国境(こっきょう)ではなく国境(くにざかい)です。
国境を印す白い線が引かれているので、リフトに乗った際にはぜひ見つけてみてください。
さらに「神戸港」の西端がこの付近にあります。

写真・地図

 





 

関連リンク

腐らない水を生み出す「布引の水道関連施設」

  • 布引貯水池

概要

市街地のほど近く、新幹線の新神戸駅から徒歩圏内に、「布引貯水池」があります。
「布引貯水池」は日本最古の重力式コンクリートダムで、周辺の水道関連施設とともに国の重要文化財に登録されています。
ダムマニアにとっては(?)、その重厚な印象がたまりません。
近くに布引断層が見られますが、ダムは断層を注意深く避けて西側の岩盤上に建造されています。

「赤道を越えても腐らない水」を生み出す仕組み

世界中の船乗りから愛された「赤道を越えても腐らない水」。
その水をつくるために、明治時代に考案された仕組みの一つが「分水施設」です。

上流から流れてきた水を、貯水池に入れるか、放水路に流すか「分ける」仕組みです。
洪水時はもちろん、雨が降り出した直後の細かい汚れを含んだ水は沈みにくいので、貯水池に水を入れずに放水路に流しています。
(現在は、遠隔監視でゲート操作しています)

なお、施設周辺は立ち入り禁止です。十分ご注意ください。

NHK「ブラタモリ」布引ロケ地情報(ロケ地マップや水道関連施設の紹介)
NHK「ブラタモリ」出演者の声(番組で伝えたかったこと)

「布引の水」を飲むには

神戸市では、ボトルドウォーター「神戸 布引渓流」を製造・販売しています。
六甲山系の豊かな自然に育まれた布引渓流の水は不純物が少なく清澄で、硬度が低く、味はまろやかです。

ボトルドウォーター「神戸 布引渓流」
神戸市:水の科学博物館

【豆知識】 布引の滝は4+1?

布引貯水池近くの「布引の滝」は「日光・華厳の滝」や「紀州・那智の滝」とともに日本三大神滝と呼ばれる神戸の大景勝。
「雌滝(めんたき)」「鼓ヶ滝(つつみがたき)」「夫婦滝(めおとだき)」「雄滝(おんたき)」の4つの滝の総称です。
貯水池が満水になり、堰堤(えんてい)から放流する時だけ出現する「五本松かくれ滝」という幻の滝も存在します。

写真・動画・地図

 





 

関連リンク

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