神戸市-KOBE-


広報紙KOBE10月号特集記事
「急なけが・病気のための救急相談ダイヤル」

最終更新日
2017年9月22日

 

救急医療の未来をひらく〜急なけが・病気のための救急相談ダイヤル

 突然激しい腹痛に襲われたとき、あなたはどうしますか。
救急車を呼ぶべきか、かかりつけの病院に行くべきか、悩んだときにいつでも相談できる新しい救急相談ダイヤルが立ち上がります。
今月は、安心して生活できるまちを目指して、さらに充実する神戸の救急医療に迫ります。

急なけがや病気を相談できる窓口を新設!

受診できる医療機関が分からないときや、救急車を呼ぶか悩んだときに「♯7119」番に電話をかけて相談できる救急相談ダイヤルを10月2日(月曜)10時から開設します。対処方法や医療機関の案内だけでなく、緊急性がある場合はすぐに119番に転送し、救急車の出動につなげます。
※ダイヤル回線やIP電話などからで、つながらない場合はTEL078-331-7119へ

【ココがポイント】
・24時間365日相談できる
・相談料無料(通話料は相談者負担)
・看護師が救急医療相談に対応

1.迷ったときは「♯7119」に相談を

 

まさかの病気から命を守る

市が実施したアンケートで“胸が締め付けられるように痛むとき、救急車を呼ぶべきか分からない”と答えた人は2割近くいました。迷ったときは、まず「♯7119」に相談してください。
自覚症状がなくても緊急の処置が必要な場合もあり、発見するタイミングが命や治療後の生活に大きな影響を与えます。

50代の男性 Aさんの場合(先行して救急相談ダイヤルを導入している大阪市の事例)

胸の重苦しさで目が覚めて「♯7119」に相談
→相談の結果、救急車で医療機関に搬送され急性心筋梗塞であることが判明。緊急で手術を受け、予後は良好。相談をしたことで、心臓へのダメージを最小限にとどめる処置ができました。

不安な気持ちに寄り添う窓口

救急看護師として11年勤務した経験を生かしたいと思い「♯7119」の相談員になりました。実務を担当するまでの研修や、症状を診断するための豊富な資料、状況に応じた医師の助言といった万全の体制で皆さんからの相談に対応します。
看護師 飯西 幸

2.子どもの急なけがや病気のときは

 

きめ細かく相談に寄り添う

かかりつけの病院が閉まっている夜間や休日に、子どもの急なけがや病気で困ったことはありませんか。「♯7119」では、子どもに関する相談も24時間365日受け付けます。
さらに、発熱や腹痛などの内科系の相談は小児科の看護師と連携してきめ細かく対応する、全国初の取り組みを開始します。

パパ・ママも安心

子どもは体調が変わりやすいので、夜間や休日でも相談できる窓口があると安心です。
市内在住の子育て中のご家族

夜間や休日に子どもを診てくれる病院は?

・こども初期急病センター
他都市より長い診療受付時間が特長です
中央区脇浜海岸通1-4-1
TEL 891-3999
診療受付時間 月曜〜金曜19時30分〜翌朝6時30分
          土曜 14時30分〜翌朝6時30分
          祝日・休日 8時30分〜翌朝6時30分

・西部休日急病診療所
西区学園西町4-2
TEL 795-4915
診療受付時間 祝・休日 9時〜16時40分

3.「♯7119」と119番の連携

 

救急車を取り巻く課題

高齢化を背景に、救急車の出動件数が毎年増加していることを知っていますか。平成28年は、過去最高の8万件を超える出動件数となりました。出動件数が増えると、現場到着までの時間が長くなり、救えるはずの命を救うことができなくなる可能性があります。
また、救急車で搬送された人の約6割は入院の必要のない「軽症」というデータも出ています。救急車を呼ぶか迷うときは「♯7119」を活用しましょう。

神戸の救急車データ

隊数 33隊
出動率 約6.5分に1回
現場到着までの平均時間6.8分

より安心できるまちを目指して

救急車の出動件数が増えていますが、必要だと思ったときは、ためらわずに119番に電話をしてください。
「♯7119」と119番を組み合わせて活用することで、より皆さんが安心できる救急体制を整備していきます。
救急課 平岩 寛也

全国1位! 断らない救急医療

中央市民病院の救急搬送の受け入れ率は、平成28年度に98.6%に上りました。厚生労働省による「全国救命救急センター評価」では、全国279カ所のセンターの中から、なんと3年連続で第1位に選ばれています。
11月には、先端医療センターが中央市民病院に統合し、病床数が増え、さらに体制が強化されます。

最前線で命を守る

皆さんの命を守る“最後のとりで”として、受け入れ患者の選別は行わないという理念で救急診療を行っています。受け入れられなかった事例については、なぜできなかったのかを定期的に病院全体で検証しています。
力を入れて取り組む結果、全国から研修医も集まっており、神戸から救命救急の豊富な経験を発信していきたいです。
中央市民病院 医師 浅香 葉子

急なけがや病気に備えるために

受講が命を救う「応急手当講習会」

AED(自動体外式除細動器)の使い方や心肺蘇生の方法などを学ぶ救命コースと、けがの手当てコースを毎月実施。ぜひ受講してみませんか。日時や申し込みなどの詳細は、下記[問]またはホームページで

スマートフォンやパソコンで「救急受診ガイド」

インターネット上で症状を選択することで“救急車を呼ぶべきか”“病院を受診するべきか”など、適切な対処方法が分かります。もしもに備えて、使い方を確認しておきませんか。

「♯7119」啓発キャンペーン

 ラジオ関西まつりにて「♯7119」啓発ブースを出展。オリジナルのばんそうこうも配布します。
日時 10月8日(日曜)10時〜17時
場所 デュオドーム(JR神戸駅南側地下)
広報課(TEL322-5013、FAX322-6007)

自分や家族の命を守るために

一人一人が急なけがや病気に普段から備えておくことが大切です。いざというときに戸惑わないよう、まずは「♯7119」という電話番号を覚えておくことから始めませんか。
自分や家族が安心して健康に暮らせるまちをみんなでつくっていきましょう。
地域医療課(TEL322-5246、FAX322-6054)