神戸市-KOBE-


新成人インタビュー
20歳が描く「夢・未来」

最終更新日
2014年12月24日

阪神・淡路大震災の年度に生まれ、今年、20歳を迎える新成人は市内で約1万5千人。それぞれの舞台で、夢に向かって頑張る新成人にインタビューをしてきました。

心に残る成人式にしたい!

神戸市成人お祝いの会 新成人代表スタッフ
田中 麻友里さん

成人式は一生に一度、記念になることをしたいと思い新成人代表スタッフに応募しました。スタッフ8人で成人式の企画・運営を行っています。私はイベントの企画を担当していて、当日、約1万5千人の新成人の前で行われるライブを盛り上げてくれるのは「このアーティストしかいない!」と私が推薦しました。

私たちスタッフは「1.17のつどい」にも参加し、新成人代表として集まった皆さんの前で追悼のあいさつをします。まずは1月12日の成人式を、震災の年度に生まれた新成人と一緒に、震災への想いを胸に気持ちを一つにする機会にします。

夢はワールドカップ出場、そしてヴィッセル神戸を優勝に導く!

ヴィッセル神戸
岩波 拓也さん

小学1年生からサッカーを始めました。父はサッカーに対してひときわ厳しく、何回も嫌になりましたが、「家族のためにプロになりたい」という思いから、頑張って練習を続けてきました。

2016年のオリンピックに出るのが今の目標です。その2年後にはロシアでワールドカップも開催されます。15歳以下の日本代表に初めて選ばれて、世界との壁を早くから感じてきました。自分に足りないものや課題に真っすぐに向き合って、これからもっと経験を積んでいきたいです。

神戸で20年前には震災があり、私も震災から復興する神戸とともに成長してきました。今、こうしてサッカーができるのも、復興に力を入れてくれた人たちのおかげです。そんな人たちのためにもヴィッセル神戸で結果を残し、優勝に導きたいです。

安全・安心・快適な地下鉄を目指して

神戸市交通局高速鉄道部
寺口 優我(ゆうわ)

子どもの頃から神戸の地下鉄はよく利用していたので、私も地下鉄の職員となり、鉄道の仕事を通じて神戸のために貢献したいと思っていました。

現在は、駅の窓口でのお客さま対応が主な仕事ですが、将来は運転士になるのが目標です。窓口に来られたお客さまには気持ちよく帰っていただけるよう、丁寧な対応を心掛けています。災害時などいかなる状況においても冷静に対応できる地下鉄職員を目指します。

これから、地下鉄沿線にもっと人が集まるような観光地ができて、どこに行っても活気があふれているまちになればいいなと思います。

神戸の魅力をPR!

第10期親善大使「スマイル神戸」
川端 碧以(あおい)さん

神戸の海が大好きな両親が海にちなんで私の名前を“碧以(あおい)”と付けてくれました。私も神戸の海やまちが大好きで、そんな神戸の魅力を多くの人に知ってもらえるよう、さまざまなPR活動に参加しています。

ステージ上で話すときはすごく緊張しますが、言葉が詰まっても笑顔だけは保つよう心掛けています。

阪神・淡路大震災の年に生まれた私が、少しでも「復興した神戸のまち」をPRすることで、被災した人たちにも勇気を持ってもらいたいです。スマイル神戸としても第10期という節目なので、これからも神戸の魅力を得意の“スマイル”で全国に発信していきます。

世界で活躍する看護師になりたい

神戸市看護大学 看護学科
中西 飛鳥さん

私の身近に未熟児で生まれて、NICU(新生児集中治療室)に入っていた人がいました。そこで、小さな命を救うために一生懸命働く職員を見て、私も看護師になりたいと思いました。

学校の実習で2週間病院に行き、そこで患者さんを一人受け持ち、身の回りのお世話をしました。看護師の資格がない私にできることは限られていましたが、患者さんを不安にさせないように、笑顔で堂々と接することを心掛けていました。

看護師として必要なコミュニケーション能力や病気に関する知識など、これからもっと勉強して、将来は日本だけでなく、海外の医療現場でも人の役に立ちたいと思っています。

「防災女子」を結成!

神戸学院大学 防災・社会貢献ユニット
阿賀 恵理さん

昔からボランティア活動に興味があり、大学でもさまざまな活動に参加したいと思い、この防災・社会貢献ユニットに入りました。東日本大震災の被災地にもボランティアに行き、仮設住宅を回ってエアコンの掃除をしました。

災害時に自宅にいることが多いのは“女性”。そんな女性が災害に強くなろうという思いから「防災女子」を結成し、メンバー18人で活動しています。今後は、避難所を想定した防災キャンプを行い、避難所生活で女性がどういう問題を抱えているか実際に体験して考えてみたいです。

ボランティア活動を通じて「人と人とのつながり」の大切さを感じています。防災を学んでいる私たちが若い世代にも伝えていって、神戸をもっと災害に強いまちにしていきたいです。

震災から救われた命、今度は救う側へ

神戸市消防局北消防署
紅田(べにた) 和馬

震災当時、私は生まれてまだ4カ月でした。たんすが倒れてきたところを父がとっさに守ってくれたという話を聞いて、私も人を助ける仕事がしたいと思い、消防士になりました。

今はポンプ隊として火災現場での消火活動が主な仕事ですが、救急の現場にも出動しいろいろと経験を積んでいます。火災現場は黒煙で前が見えないので、最初は先輩について行くだけで精いっぱいでした。将来は、レスキュー隊になるのが目標で、そのためにも、身体作りはもちろんですが、先輩のように現場で的確な状況判断ができるようになりたいです。

今後、発生が予想されている南海トラフ地震に備え、市民の皆さんを守るために土砂災害や津波の対策についてしっかりと学んでいきたいです。

ものづくりの伝統を大切に

神戸ものづくり職人大学
伊藤 ののかさん

祖父と父が大工の仕事をしていて、小さい頃から大工道具を見てきました。私も将来ものづくりの仕事に就きたいと思い、神戸の地場産業である洋家具づくりを職人大学で学んでいます。

椅子はデザインに作り手の個性が出やすいので作っていて、とても楽しいです。ただ、作るときに慎重になり過ぎて時間がかかったり、組むときに割れてしまったりすることもあります。

今は、手の感覚を養うためにも機械をできるだけ使わず、手作業に力を入れています。どうしても新しいものに目が行きがちですが、ものづくりなどの神戸の伝統技術も残していきたいと思っています。

地域のつながりを生むまちづくり

神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科
村田 六花(りっか)さん

小さい頃から分譲マンションなどの新聞折り込みチラシを見るのが好きで、将来自分で建物を作れたらいいなと思いました。大学では建築だけでなく、デザインやまちづくりの分野も学んでいます。

「センスは磨くもの」と教わってから、学校だけではなく、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)のイベントにも参加しています。そこで、デザイナーなどいろいろな人の話を聞いて刺激を受けています。

ご近所付き合いが増えるような、地域一体となったまちづくり、デザイン都市・神戸にふさわしい景観づくりに私も将来貢献できたらと思います。自分が作ったものがまちにあったらうれしいです。

子どもに一番近い存在でありたい

神戸女子大学 教育学科
中道 満理奈さん

子どもが大好きで、将来は小学校の先生を目指しています。大学では、学生同士で行う「模擬授業」に力を入れています。

また、大学を通じて活動しているスクールサポーターでは、実際に小学校に行き、授業の指導補助をしたり、休み時間は一緒に遊んだりしています。子どものレベルに合わせて説明するのは難しいですが、人に教える立場として「言葉づかい」には特に意識して接しています。子ども同士がけんかする場面もありましたが、きちんと双方の話を聞いてあげることで仲直りでき、その時はすごくうれしかったです。

子どもにとって一番身近な先生になれるよう、これからも実習で経験を積んでいきたいです。

震災の日に生まれて20年

1995年1月17日生まれ
生田 志帆さん

私は阪神・淡路大震災が起こる3時間前の午前2時48分に須磨区の病院で生まれました。

1月17日に生まれ、震災との結びつきを感じた私は、東日本大震災が発生したときも「ボランティアに行きたい!」と思い、昨年、東日本を訪れました。骨組みしか残っていない建物やさら地の場所を見て、当時の津波の高さ、被害の大きさを実感しました。

東日本大震災がきっかけで阪神・淡路大震災についても考えるようになりました。昨年は初めて「1.17のつどい」にも参加し、震災は忘れてはいけないことだとあらためて感じました。これからもつどいには参加し続けたいと思います。

問い合わせ

広報課(電話322-5013、FAX322-6007)