神戸市-KOBE-


人から人へ 震災の記憶を継承する

最終更新日
2014年12月24日
 

震災の事実や教訓を継承していくには、人から人へと思いを伝えていくことが大切です。行事や訓練に参加して、携わる人の思いに触れてみてください。

震災の経験を活かすために

認定NPO法人阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」(HANDS)
代表 藤本 真一さん

東日本大震災のときにボランティア活動に参加すると、神戸から多くの人が現地に行って活躍していて、阪神・淡路大震災の経験が活かされていることを実感しました。

20年は一つの区切りとして注目されていますが、災害がいつ起きるかは分かりません。震災の経験をこれからも活かしていくためには、伝え続けていくことが大切です。区切りではなく21年目へとつなげていきたいです。

阪神・淡路大震災を経験していない人にも1.17のつどいに足を運んでもらい、20年前のできごとを少しでも感じてもらえたらいいですね。

阪神淡路大震災1.17のつどい

震災で亡くなられた方を追悼するとともに、震災で培われた「きずな・支えあう心」「やさしさ・思いやり」の大切さを次世代に語り継ぎます。

問い合わせ

協働と参画のプラットホーム(電話322-6491、FAX322-6037)

日時:1月17日(土曜)

場所:東遊園地

●記帳と献花 5時〜21時

献花用の菊は会場でお配りします。ご供物、ご供花の持参はご遠慮ください。

各区役所・支所・出張所・連絡所では、9時〜17時まで記帳のみ受け付けます

●竹灯篭

「1.17」点灯5時〜21時 黙とう5時46分・17時46分

「3.11」点灯14時〜21時 黙とう14時46分

●希望の灯り分灯…1月10日(土曜)14時、12日(月曜・祝日)10時0・14時、14日(水曜)10時、16日(金曜)14時、17日(土曜)17時まで

ボランティアの募集

・竹並べ・雪地蔵設置

1月16日(金曜)15時〜18時

・ろうそくの準備など

1月17日(土曜)4時〜7時、16時〜18時

・竹・雪の撤去など

1月18日(日曜)9時〜終了まで

※当日、東遊園地内で受け付け(事前申し込み不要)。軍手・雨具などは持参してください

問い合わせ

市総合コールセンター(電話333-3330、FAX333-3314)

人と人とのつながりを大切に

くららべーかりー 石倉泰三さん・悦子さん

震災から1カ月半後、全国からのボランティアの協力で半壊した作業所を再開しパンを焼き始めました。そんな時、地域で映画「男はつらいよ」の撮影を誘致していると聞いて、私たちも山田洋次監督へ手紙を書きました。

撮影が決まり、見に行くと街のセットの看板に「Ishikura Bakery(イシクラベーカリー)」と書かれてあり、私たちの名前だったので驚きました。被災した大勢の人が集まり笑顔で撮影を見ている様子から、映画を通じて神戸へのエールをいただいたと感じました。

あのときは全国からたくさん応援をいただきました。“つどい”ではみんなで、当時を振り返り、人のつながりをあらためて感じたいです。

次世代へ“歌い継ぐ・語り継ぐ”市民のつどい

震災後に長田区の菅原市場で撮影された映画「男はつらいよ寅次郎紅の花」の山田洋次監督や俳優で神戸大使の竹下景子さんも参加して公開対談を行います。

日時:1月15日(木曜)15時30分〜

オープニングは西灘小学校「しあわせを運ぶ合唱団」が歌声を届けます

場所:文化ホール

料金:無料

申し込み:FAXまたははがきで企画課(〒650-8570住所不要)へ。参加者全員の氏名・住所・電話番号を記入。1月9日(金曜)必着

問い合わせ

電話322-6917、FAX322-6008

長く語り継ぐために

シンガーソングライター 石田 裕之さん

震災当時に、市民の方がつづった思いを歌にしてほしいという依頼をいただき7曲を作りました。震災当時の手記を歌にすることで、多くの人に当時を知ってもらい、長く語り継いでいくお手伝いができたらと思っています。

当日は曲を披露するだけでなく、歌詞を書いた人にも参加してもらって語り合いも行います。

震災を経験していない人から「私が参加してもいいの」という声を聞くこともありますが、みんなで共有していくことが大切です。誰もが命を守る行動をとれる、防災意識の高いまちにしていきたいです。

1.17やさしさ忘れないでinふたば2015

震災当時、避難所となった地域人材支援センター(旧二葉小学校)で、絵や音楽を通じて震災の記憶を継承します。

日時:1月17日(土曜)

・黒田 征太郎さんといっしょに絵話(かいわ)教室10時〜

・被災の語り歌コンサート&語り合い14時〜

場所:地域人材支援センター(長田区二葉町7)

料金:無料

申し込み:当日先着順

問い合わせ

電話646-8128、FAX646-8138

人がつながるまちを目指して

大正筋商店街 理事長 伊東 正和さん

大正筋商店街は9割が全焼し、皆、住まいと仕事を同時に失いました。仮店舗での営業を経て、元の場所に戻れるまで10年かかりました。

10年で建物は新しくなりましたが、元のまちに戻ったわけではありません。老人会、婦人会、PTA、さらに新しい住民の皆さんと一緒に、祭りなどを行い、関わり作りに取り組んでいます。20年は、人と人とのつながりを深めていくためのスタートだと思っています。

商店街で行うアート展では、来場した人も参加して一緒に作っていく作品もあります。実際に体験してもらいながら、このまちのことを知り、感じてもらいたいと思います。

震災20年 新長田アートプロジェクト〜神戸ビエンナーレ2015プレイベント

阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けた大正筋商店街を舞台に、県内6つの芸術祭が推薦するアーティストが魅力的な作品を展示します。

日時:1月10日(土曜)〜2月11日(水曜・祝日)11時〜17時

場所:新長田 大正筋商店街(アスタくにづか)

料金:無料

問い合わせ

文化交流部(電話322-6490、FAX322-6136)

朗読なら誰もが伝えられる

震災を読みつなぐ会KOBE 代表 下村 美幸さん

小・中学校を訪問し、当時被災した子どもが書いた手記を読むと、子どもたちはさまざまなことに気が付きます。蛇口をひねれば水が出ることが、とてもありがたいこと、人が亡くなることの悲しみ、命の尊さ、そういったことを子どもが感じてくれています。

私自身が語り部として活動したこともありましたが、震災を経験していない人も参加できるようにしたいと考えて、震災10年のときから朗読を始めました。

当日は住吉中学校の生徒も朗読をします。ぜひ親子で見に来てもらい、震災を伝承することは経験した人だけがするのではなく、「僕もできる、私もできる」と感じてもらいたいです。

阪神・淡路大震災20年
震災の体験・教訓・学びを次世代に伝えるつどい

災害時にボランティアが果たす役割についてのパネルディスカッションと震災手記の朗読を行います。

日時:1月10日(土曜)13時30分〜16時(13時開場)

場所:神戸市勤労会館 7階大ホール(中央区雲井通5)

料金:無料

一部…パネルディスカッション「震災20年KOBEからのメッセージ:ボランティアの果たす役割」

二部…朗読でつづる震災20年のつどい

問い合わせ

市社会福祉協議会 広報交流課(電話271-5306、FAX271-5365)

自分の身を守り、周りの人を守れる大人になる

成人お祝いの会 新成人代表スタッフ 小川 和昭さん

震災のあった年度に生まれたため特別な思いはありながらも、当時は0歳で、自分の記憶はありません。まずは、自分の身を守ることができる、そして家族や周りの人を守ることができる大人になりたいと思っています。

1月12日の成人式では、その場で地震が起きたと想定し、みんなで一斉に頭を守りその状態を維持する訓練を計画しています。割れたガラスや落下物でけがをしないよう、安全な体勢でじっとしていることが大切だと聞きました。

いざというとき、とっさに行動するのは難しいと思います。たくさんの人が訓練に参加して、次の地震への備えに役立てばよいと思います。

みんなで一斉に安全行動
〜シェイクアウト訓練に参加しよう

シェイクアウト訓練は、決まった時間に、その場で安全行動を行う訓練です。参加の意思さえあれば、どこでも誰でも気軽に参加できます。

日時:1月15日(木曜)10時〜

場所:あなたのいる場所(学校、職場、家庭など)

※時間になったら、防災行政無線やひょうご防災ネットなどで訓練開始の合図を放送・配信します。また、訓練の3〜5分後に訓練緊急速報メール(エリアメール)を送信します。一部の機種を除き全ての携帯電話が鳴りますので、ご注意ください。

内容:3つの安全行動「しせいを低く、頭を守り、動かない」を1分間行う

問い合わせ

危機管理室(電話322-6456、FAX322-6031)

家族で防災を話し合う

魚崎児童館で防災教室に参加した 植田 雪代さん

子どもと一緒に、近くの拠点児童館で行われた防災教室に参加しました。子どもたちは学校で防災訓練を受けていますが、いつも学校にいるとは限りません。また、親は日ごろ防災について学ぶ機会が無いことも気になっていました。

教室では、非常食を作って試食しました。いざというときにも子どもが食べられるということを確認できて良かったです。事前に食べたことのあるものを備えようと思いました。家族で防災の話をしようとしても、どういう方法で伝えればよいか分かりませんでした。子どもも一緒に体験できるので、たくさんの人が親子で参加して家庭で考える機会を作ってほしいと思います。

防災教室〜児童館防災プログラム

非常食を実際に作って試食したり、災害時の持ち出し品を考えたり、親子で参加する体験型のワークショップです。

料金:無料

(1)有瀬児童館(西区伊川谷町有瀬1137-8、電話・FAX974-6318)

日時:1月15日(木曜)10時30分〜

(2)細田児童館(長田区細田町7、電話・FAX612-3797)

日時:1月17日(土曜)13時〜16時

(3)小束山児童館(垂水区小束山5、電話・FAX795-4789)

日時:1月20日(火曜)10時30分〜12時

※内容は児童館によって異なります

※申し込みなど詳細は各児童館へ

問い合わせ

こべっこランド(電話382-1300、FAX351-0684)

早朝に臨時列車を運行します

1月17日(土曜)、市営地下鉄およびポートライナー、六甲ライナーは、市民の皆さんが「阪神淡路大震災1.17のつどい」で黙とうが行われる午前5時46分に間に合うよう臨時列車を運行します。

・地下鉄西神・山手線(西神中央発 新神戸行き4時13分)

・ポートライナー(神戸空港発 三宮行き5時20分、中埠頭発 三宮行き5時21分)

※神戸空港発 三宮行きは通常ダイヤ

・六甲ライナー(マリンパーク発 住吉行き5時05分)

問い合わせ

市総合コールセンター(電話333-3330、FAX333-3314)

震災20年 特設サイト 公開中

市は、震災の教訓や知恵を集め、多くの人に発信するプロジェクト「震災20年 神戸からのメッセージ発信」を実施しています。

神戸の20年間の復興の歩みと、さまざまな活動をしている人たちのエピソードを掲載しています。ぜひご覧ください。

問い合わせ

広報課(電話322-5013、FAX322-6007)