地元の取組み

最終更新日
2012年2月21日

(財)計算科学振興財団の設立

計算科学振興財団(FOCUS)のロゴ 最先端の研究機関や大学と連携し、京速コンピュータ「京」の研究開発や産業利用を促進するため、活用にあたっての利用支援や技術支援を行うとともに、企業や大学、一般の方々への普及啓発を行うことにより、計算科学の振興と産業経済の発展を目指して、兵庫県と神戸市並びに産業界の共同で、2008年1月に設立しました。 
 現在、「京」の利用支援事業や普及啓発事業等を進めています。

高度計算科学研究支援センターの設置

計算科学センタービル(1,2Fに高度計算科学研究支援センターが入居)の写真 京速コンピュータ「京」を活用した研究へのステップアップ支援(注)や利用者に対し、企業、大学、研究機関等との幅広い交流の場を提供するとともに、広く一般に向けて京速コンピュータ「京」の意義や成果を分かりやすく情報発信していくため、(独)理化学研究所計算科学研究機構(京速コンピュータ「京」)の隣接地に平成23年4月開設しました。本センターは、計算科学振興財団の拠点施設として、同財団が運営しており、本センター内(計算科学センタービル1,2F)には、スパコン関連企業も数社入居しています。
 また、計算科学センタービルの3Fから7Fには、京速コンピュータ「京」の利用を担う人材および計算科学分野における研究者・技術者の育成、国際的な大学連携拠点の形成を図るために開設された兵庫県立大学大学院も入居しています。
 
(写真:計算科学センタービル)

(注)ステップアップ支援とは:これまでスパコンを利用したシミュレーションの実績がない企業などに対して、専門の技術支援スタッフが利用相談や技術指導等のサポートを行って、本センターに設置予定のFOCUSスパコンを使ってシミュレーションを実施し、企業の競争力向上を支援するとともに、その成果を踏まえ、「京」を活用し、さらに高度な商品開発や研究を進めることにつなげていくための高度な技術サポートを行っていきます。

市民セミナー等の開催

平成23年7月9日の京コンピュータ市民セミナーの会場写真 神戸市では、子供から高齢者まで、誰にでも京速コンピュータ「京」について、理解してもらうことを目的に、市民セミナー等のイベントを開催しています。
 また、「京」の開発を進める理化学研究所や地元が主催の公開イベントやセミナーも開催されています。
 
(写真:平成23年7月9日の京コンピュータ市民セミナーの様子)

医療産業都市との連携

「次世代生命体統合シミュレーションソフトウェア」の研究開発の図 京速コンピュータ「京」を最大限利活用するためのソフトウェア(グランドチャレンジ・アプリケーション)の開発・普及として、理化学研究所では、ライフサイエンス分野において、「次世代生命体統合シミュレーションソフトウェア」の研究開発を進めています。
 このシミュレーションソフトウェアを京速コンピュータ「京」で活用することによって、今まで不可能であった、人間体内の分子、細胞、臓器などの働きや現象を統合的に(=バラバラでなく全部丸ごと)理解・解析することが、世界で初めて可能となります。
 その成果として、医薬品の革新的な開発や、新たな医療技術・診断システムの実用化につながるものとして、大きく期待されています。

京速コンピュータ「京」の位置図 京速コンピュータ「京」は、ポートライナーの医療センター駅周辺に集積が進んでいる神戸医療産業都市の中核施設群から、約500m圏内という近接した位置に立地しています。
 
 そこで、中核施設群で研究開発を行っているライフサイエンス分野の研究者と、計算科学分野の研究者との交流の促進や、ライフサイエンス研究との連携により、今後、神戸医療産業都市の進展にも大きく寄与するものと期待されています。

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