スーパー中枢港湾とは、アジアの主要港(釜山港など)に比べて国内港のコンテナ取扱量が低迷していることから、国土交通省が全国で数港を指定し、国際拠点港として育成する施策です。スーパー中枢港湾においては、民間分を含めた港湾コストの約3割の削減や、リードタイムの1日程度への短縮により、港の国際競争力を強化することを目標としています。
神戸港では、スーパー中枢港湾の指定を踏まえ、ハード、ソフトの両面から様々な取り組みを総合的に進め、利用者にとって、より安く、使いやすい港を実現していきます。
神戸港は、ポートアイランド、六甲アイランドにおいて、既存の高規格コンテナバースを有効活用し、機能向上を図ることにより、次世代高規格コンテナターミナルを形成することを目指しております。
現在、取り組みを進めている主な施策は次のとおりです。
近年の世界的なコンテナ船の大型化に対応するため、ポートアイランド(第2期)のPC18東面において、水深−16mの高規格コンテナターミナルの整備を平成18年度より進めており、平成20年度の岸壁整備に引き続き、泊地及び航路の浚渫工事を進めていきます。
コンテナ搬出入の効率化を図るため、コンテナの蔵置、保管等について複数の民間事業者が共同利用する施設(共同デポ)を、ポートアイランド(第2期)に2箇所整備し、供用を開始しております。
港湾物流の円滑化を図るため、小ロット貨物や長尺貨物などの円滑な積替や、コンテナ及びシャーシの蔵置を行う施設(貨物積替デポ)を、ポートアイランド(第2期)に整備していきます。
神戸港の国際競争力を強化するため、民間メガターミナルオペレーターへの支援として、平成18年度より荷役機械の整備に対する無利子資金等の貸付を行っています。
従来より東アジアとの結びつきが強い大阪湾には、近海航路の船舶が2つ以上の港に寄港するケースが多く、これらの船舶コストの低減をはかるため、大阪湾諸港のとん税・特別とん税の軽減を行う一開港化に向け、国関係機関を中心に取り組みが進められておりましたが、2007年12月1日より、「阪神港」として一開港化が実現しました。
一開港化にさきがけて、大阪湾諸港の更なる利便性の向上を図り、国際競争力を強化するため、4港湾管理者(神戸市、兵庫県、大阪市、大阪府)が連携して、平成19年4月から、大阪湾諸港の複数港に連続寄港する外航定期のコンテナを取り扱う船舶に対し、入港料低減のインセンティブ制度を導入しています。
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