神戸市-KOBE-


大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北〜駒栄)

最終更新日
2018年9月13日
 
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航空写真

1.関西の高速道路ネットワークについて

関西の高速道路ネットワーク 関西全体においては、経済活力の向上と防災機能の強化を図るために、4つの環状道路の整備が進められています。
 この中で、「大阪湾岸道路西伸部」は、大阪湾環状道路の一部であり、早期整備が望まれています。

2.大阪湾岸道路について

大阪湾岸道路 大阪湾岸道路は、関西国際空港(りんくうジャンクション)から、神戸淡路鳴門自動車道(垂水ジャンクション)までを結ぶ延長約80kmの自動車専用道路です。
 この道路は大阪湾沿岸の各都市を結び、各都市の活力を向上させることを目的として、計画が具体化された区間から順次整備が進められています。
 その内、六甲アイランド以西の大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北〜駒栄)が国により、平成28年4月に事業化されました。

3.大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北〜駒栄)

(1)事業概要

 大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北〜駒栄)は、大阪湾岸道路の一部を構成する道路で、阪神高速「湾岸線」と阪神高速「神戸山手線」を結ぶ延長14.5kmの自動車専用道路です。
■路 線 名 :国道2号大阪湾岸道路西伸部
■区  間:神戸市東灘区向洋町東〜神戸市長田区西尻池町
■延    長:14.5km
■構造規格:第2種第1級
■設計速度:80km/h
■車 線 数 :6車線

(2)ルート概要

■ルート図・縦断図

■ランプ計画
 ・六甲アイランド西ランプ(仮称)  :西行(入口)、東行(出口)
 ・ポートアイランド東ランプ(仮称) :東行(入口)、西行(出口)
 ・ポートアイランド西ランプ(仮称) :西行(入口)、東行(出口)
 ・駒栄ランプ(仮称)          :東行(入口)、西行(出口)

(3)構造概要

 高架構造を基本として、六甲アイランド、ポートアイランドの海上都市では主に既存道路上を、兵庫・長田臨海部では主に護岸沿いを通り、海上では主要航路を長大橋でまたぐ計画です。

(4)これまでの経緯

平成15年11月  大阪湾岸道路有識者委員会によるPIプロセス(※1)導入
平成17年 1月  大阪湾岸道路有識者委員会による提言
平成21年 3月  都市計画決定
平成28年 4月  国の公共事業(※2)として事業化 
平成29年 4月  公共事業と阪神高速道路株式会社の有料道路事業(※3)との合併施行方式(※4)の導入

※1・・・皆様に情報を提供したり意見をいただき、それらを計画に反映していく方法
     (PI:パブリック・インボルブメント)
※2・・・皆様の税金を財源とする事業
※3・・・利用者の通行料金を財源とする事業
※4・・・公共事業と有料道路事業により事業を推進する方式

(5)整備効果

【現 状】
 現在の阪神高速神戸線の渋滞は、全国の都市高速道路の中で上下線ともにワースト1位(西行)、2位(東行)(※5)となっており、最大33分(※6)の到着時間の遅れ(深江〜第二神明)が生じています。
 ⇒人・モノの流れが阻害され、地域が持つ産業・経済のポテンシャルを十分に活かしきれていません。

※5・・・国土交通省の調査(平成28年度)
※6・・・阪神高速道路株式会社の分析(平成25年10月・11月データ)

【整備後】
■阪神高速神戸線の慢性的な渋滞が解消
 ⇒移動時間の短縮効果により、市民生活では行動範囲が広がるとともに救急医療活動が向上し、企業活動では物流が円滑になります。

■神戸さらには関西全体の経済発展
 ⇒神戸港の物流機能強化、関西三空港の連携強化、次世代産業の生産性向上、観光振興などの効果が期待されます。

(6)経済波及効果(神戸市試算)

■建設事業に伴う経済波及効果    
 事業費:5,000億円の建設工事によって、経済波及効果:約1兆4,300億円、税収増効果:約1,170億円が期待されます。

■整備後の経済波及効果
 道路の整備により所要時間が短縮されることで、産業の生産増加額:約237億円/年、税収増効果:約50億円/年が期待されます。

4.事業進捗について

■事業の流れ

事業の流れ

■各地区協議状況
【六甲アイランド】
 ・平成28年12月 8日 第1回事業協議会の開催
 ・平成29年 3月 7日 第2回事業協議会の開催
 ・平成29年11月 2日 第3回事業協議会の開催
 ・平成29年12月26日 第4回事業協議会の開催
 ・平成30年 3月27日 第5回事業協議会の開催

【ポートアイランド】
 ・平成29年 1月25日 全体説明会の開催
 ・平成29年 7月 8日 全体説明会の開催
 ・平成30年 2月 3日 全体説明会の開催

【和田岬〜駒栄】
 ・平成29年 6月〜7月 各地区で説明を実施

5.要望活動について

■大阪湾岸道路西伸部整備促進国会議員連盟
<目的>
 大阪湾岸道路西伸部の整備を促進し、早期の高速道路ネットワーク形成の実現を図る。
<活動>
 ・平成27年 5月14日 設立総会・決起大会
 ・平成27年 9月17日 第2回総会
 ・平成28年 5月17日 第3回総会

■阪神湾岸地域高速道路網整備促進国会議員連盟
<目的>
 大阪湾岸道路西伸部及び名神湾岸連絡線、神戸西バイパスの整備を促進し、早期の高速道路ネットワーク形成の実現を図る。
<活動>
 ・平成29年 7月20日 設立総会
 ・平成29年12月 1日 第2回総会
 ・平成30年 7月 2日 第3回総会

■関西高速道路ネットワーク推進協議会
<目的>
 関西圏の環状道路ミッシングリンク(大阪湾岸道路西伸部、淀川左岸線延伸部等)の早期解消を推進する。
<構成団体>
 (公社) 関西経済連合会、大阪商工会議所、神戸商工会議所、奈良商工会議所、(一社) 関西経済同友会
 大阪府、兵庫県、奈良県、大阪市、神戸市
<活動>
 ・平成27年 6月30日 設立総会・決起大会・要望活動
 ・平成28年 1月19日 要望活動
 ・平成28年 8月23日 要望活動
 ・平成28年11月22日 要望会・要望活動
 ・平成29年 8月21日 要望活動
 ・平成29年11月30日 要望活動
 ・平成30年 1月16日 要望活動

6.大阪湾岸道路西伸部に関するご質問にお答えします。

Q.新港航路などについて、大型客船は今まで通り通航できるの?

A.神戸港に入港実績のある大型客船や入港の可能性がある全ての大型客船が通行できるよう橋梁の桁下高さ(65.7m)を確保する計画です。

Q.景観に影響を与えないためにも、トンネル化できないの?

A.トンネル構造は、高架構造である計画ルートと比較すると、環境や景観面、風の影響が少ないなどの長所がある一方で、港湾活動への影響、危険物積載車両の通行制限による物流機能の制約などの長大トンネルならではの課題、事業費等の増大などの短所があります。そのため、計画ルートと総合的に比較検討した結果、トンネル構造は採用できません。

Q.騒音は大丈夫なの?

A.必要に応じて大阪湾岸道路西伸部に遮音壁を設置し、騒音の低減を図ります。具体的な遮音壁の構造や設置範囲などについては、地域の皆様のご意見を伺いながら、事業者とともに検討してまいります。

Q.大気汚染は大丈夫なの?

A.車の走行により影響を及ぼす大気汚染物質は、二酸化窒素と浮遊粒子状物質とされています。環境影響評価における大気質の予測では、大阪湾岸道路西伸部による影響は小さく、ともに環境基準を満足する結果となっています。

Q.いつ頃完成するの?

A.神戸港の航路をまたぐ長大橋など難しい工事があることなどから、現時点で完成の時期は明らかになっていませんが、市としては、早期整備を要望しています。

Q.なぜ6車線も必要なの?

A.大阪湾岸道路西伸部の計画交通量(H42)は、97,400台/日を見込んでいます。一方、1車線当たりの設計交通量(構造規格:第2種第1級)は18,000台/日であることから、6車線が必要となります。

Q.マンションからの眺望はどうなるの?

A.地域の皆様のご意見を伺いながら、できるだけ景観への影響が少なくなるよう、事業者とともに取り組んでまいります。

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