神戸市-KOBE-


令和元年度「神戸市民間提案型事業促進制度」事業選定のお知らせ

記者資料提供(令和元年9月10日)
企画調整局 産学連携ラボ

令和元年度「神戸市民間提案型事業促進制度」事業選定のお知らせ

1.趣旨

 神戸市では、市民サービスの向上や市域経済の活性化等、さまざまな行政課題の解決に向けて、民間事業者等の知恵や資金、技術・ノウハウ等を活かした公民連携事業の実現に取り組んでいます。民間のノウハウに基づく事業を一層推進するため、神戸市が抱える行政課題の解決につながる事業に対して費用の一部を支援する「神戸市民間提案型事業促進制度(課題解決型事業)」について、事業提案の募集・選定を行った結果、下記のとおり事業を選定しましたのでお知らせします。

2.選定結果

 今年度は、神戸市が指定した具体的な課題について事業提案を募集する「課題指定タイプ」と、神戸創生に資する事業提案を広く募集する「地方創生タイプ」の2パターンについて募集・選定を行いました。

(1)課題指定タイプ

 選定委員会において、民間事業者から提出された提案書およびプレゼンテーションの内容をもとに、「課題解決力」「実現可能性」「業務遂行能力」等の項目について審査を行った結果、下記事業を支援対象の候補として選定しました。

課題ネット動画等を使用した神戸市内の地域情報の発信
※課題の内容については別紙「課題概要説明シート」をご参照ください。
 
提案事業者名
株式会社神戸新聞社
提案事業の概要
ニュースメディア、市政情報を中心としたパブリックメディア、嗜好性の高い地域エンタメディアという3つの異なる動画メディアを集約した「動画プラットフォーム」を形成し、地域資産(ヒト・モノ・コト)の相互的な取り組みが加速する地域循環型社会に資する、地域一帯の魅力的な活力の情報発信を担う。
情報を「作る」人材の強化も視野に入れてネットリテラシーにてらした教育プログラムや先進的な取り組みなど次代の人材の発掘を行う。
期待される効果
相互的な情報発信を通して、市政広報の利用者拡大や市政への関心・参画の向上が期待できる。
また、デジタルメディアをきっかけとする地域創造コミュニケーションの顕在化により、現実世界のつながりも充実し、地域資源の活性化・持続可能性の向上が期待される。
 

(2)地方創生タイプ

 選定委員会において、民間事業者から提出された提案書およびプレゼンテーションの内容をもとに、「神戸創生への効果」「事業の先駆性・先進性」「業務遂行能力」等の項目について審査を行った結果、下記事業を支援対象の候補として選定しました。

<選定事業>
No.1
提案事業者名
一般社団法人デジタルトランスフォーメーション研究機構
提案事業の概要
社会全体においてAI・IoT・ビッグデータなどデジタルテクノロジーを活用して、生産性の向上や新たなサービスを生み出していくデジタルトランスフォーメーションを推進する必要がある。
企業・自治体におけるDX人材育成の必要性を普及するための各種セミナーや、社会人向け各種DX講座を開催する。
※デジタルトランスフォーメーション(=データやデジタル技術を活用して、業務等を変革すること。)
期待される効果
市内企業においてDXを推進することにより、生産性の向上、新しい製品・サービス、新規ビジネスが創出され、企業の業績が向上し、新たな雇用が生まれる。
三宮地区に、若手人材がAIやデータ解析を学べる環境を構築すること、また、産官学の様々な分野の人材が交流する場を設けることにより、市でDXによる新規ビジネス、スタートアップ企業が創出され、若者に選ばれるまちになる。
 
No.2
提案事業者名
企業PR新手法実行委員会
提案事業の概要
VRを活用し、中小企業等の会社の雰囲気や職務内容を疑似体験できる動画を撮影、ユーチューブにて配信し、広く周知する。
期待される効果
神戸市内の中小企業の魅力を新たな手法でPRすることで、学生内での話題性を高め、市内企業の認知度向上及び学生の市内企業への就職数・就職率の向上につなげる。
 
No.3
提案事業者名
DID―GLOBAL株式会社
提案事業の概要賃貸物件検索機能付きネット予約Webシステム『Apartment Japan』を活用し、神戸市内で増加する空家・空室を英語を用いて外国人留学生に賃貸できる体制を構築する。
期待される効果
空家・空室の対策が期待されるとともに、外国人留学生の住環境の整備・安心できる住環境の提供により、外国人留学生の誘致につながり、外国人留学生の定住化による神戸市の人口減少に歯止めをかけることにつながる。
 
No.4
提案事業者名
特定非営利活動法人しゃらく
提案事業の概要高校生が社会問題を知り、その解決方法を学ぶツアー「KOBE Social Camp」(仮)を実施する。
現場の見学だけでなく、社会課題の解決に向けた実践機会を提供できるパートナー団体と共にプログラムを組み立てる。
期待される効果
高校生が能動的に神戸の人と関わる機会をつくることで、「関係人口」を創出し、新たな地域の担い手候補を育成する。また、社会課題を解決する手法やアイデアを実践する大人(ロールモデル)と出会い、多様な主体(NPO、企業、行政等)が連携している事例も学ぶ。それらを通じて神戸の都市ブランディングにも寄与する。
 

3.選定までの経緯と今後の予定

7月17日(水曜) 募集開始
8月9日(金曜) 提案エントリーの締切
8月23日(金曜) 提案書の提出締切
8月27日(火曜) 選定委員会での提案者プレゼンテーション及び審査・選定
※今後、それぞれの事業について、令和2年3月末までに具体的な成果を出せるよう、神戸市による支援のもと、提案事業者が主体となって事業を進めていただきます。