神戸市-KOBE-


RPAによる自動化実証実験 教職員の給与支給業務の約2,350時間を削減へ!

記者資料提供(令和元年7月4日)
神戸市教育委員会事務局総務部教職員課 
企画調整局医療・新産業本部新産業部新産業課 
株式会社モンスター・ラボ 

RPAによる自動化実証実験 教職員の給与支給業務の約2,350時間を削減へ!

全国初Urban Innovation KOBEによる市役所とスタートアップの協働開発

起業・スタートアップ支援による神戸経済の活性化を目指す神戸市は、株式会社モンスター・ラボと協働し、教育委員会における職員の給与支給業務のうち、通勤手当の決定に関する業務の効率化の検討を行い、プロトタイプを作成し実証実験を行いました。実証実験の成果は次のとおりであり、7月より本格導入しています。
成果1 業務の手順を組み替え、RPAツールを導入した。
成果2 業務削減効果は年間1,895時間の見込みである。(削減可能な業務の約73%を削減)
成果3 さらなる検討を進め、年間2,350時間超の削減を目指す。(削減可能な業務の90%超の削減)
将来的には、他の手当に関する業務にも展開し、さらなる業務の削減を検討していきます。
このプロジェクトは平成30年度下期のUrban Innovation KOBEの事業としての取り組みです。

※RPA(Robotic Process Automation)とは
ソフトウェア型のロボットに指示を与え、人が行うパソコン上のマウスやキーボードの動作を自動化することができるツール。定型的な業務を自動化して効率化するツールとして導入が進んでいる。

(写真)アイデアを出し合い、協働により業務を削減した市職員とスタートアップ

(写真)アイデアを出し合い、協働により業務を削減した市職員とスタートアップ

1.実証実験の目的

教育委員会事務局教職員課では、通勤届を元に教職員の通勤手当額を決定する作業が年間5,492時間を占めています。
従前の業務手順では、書類を一枚ずつ手作業で点検していましたが、本プロジェクトでは、職員が行っている作業を分析し、業務手順を組み替え、RPAの導入と開発を行い、業務の効率化を目的に実証実験を行いました。

2.実証実験の内容及び新たな業務手順の本格導入

(1)実証実験・効果検証期間及び新たな業務手順の本格導入開始時期

1.実証実験期間
平成31年3月25日(月曜)から令和元年5月10日(金曜)まで
2.効果検証期間
令和元年5月13日(月曜)から令和元年6月28日(金曜)まで
3.新たな業務手順の本格導入開始時期
令和元年7月1日(月曜)から

(2)実証実験の内容と新たな業務手順

株式会社モンスター・ラボと協力し、給与支給業務のうち、通勤手当に関する業務の効率化を検証
1.業務フローの分析、整理、改善に関する協働研究
2.業務を自動化・効率化するRPAツール「手当計算ロボット」の開発
3.神戸市地理情報システム(GIS)の一部機能の活用
4.業務の効率化前後の作業時間の比較、効果検証

効率化前と効率化後の比較表

(3)実証実験の結果

1.通勤手当に関する業務において、現時点で、年間約1,895時間を削減できる見込み
2.今後、通勤手当に関する業務において、「手当計算ロボット」の認定の精度を高めるなど、今年度中の機能拡充により、年間2,353時間(1に加え、458時間)が削減できるようになる見込み
3.他の手当に関する業務にも展開することで、さらに業務を削減できる可能性がある。

通勤手当の決定に関する作業時間の変化(今後の目標を含む)

(4)今後について

RPAを使用してさらなるチェック作業の効率化や他の業務へ展開の検討を進めていきます。現在、令和元年度上期のUrban Innovation KOBEの課題として、給与システムの課題解決に取り組んでいただけるスタートアップを募集中です。

4.株式会社モンスター・ラボグループ概要

会社名:株式会社 モンスター・ラボ(東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー 4F)
代表者:いな川 宏樹(いながわ ひろき)※「いな」は「さかなへん」に「弗」
設立:2006年2月3日
URL:https://monstar-lab.com/
事業概要:グローバルソーシング事業(世界中の IT エンシニア・クリエイターを活用したテシタルフロタクトの 企画・開発・運用)、ゲーム事業、音楽配信事業、コワーキングスペース事業、RPAツール等の自社プロダクト事業

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