神戸市-KOBE-


警戒レベル4「全員避難」でも、逃げない人が多いって本当? 高校生1000人の意識を災害対応ゲームが変える。

記者資料提供(令和元年7月1日)
消防局長田消防署総務査察課

警戒レベル4「全員避難」でも、逃げない人が多いって本当? 高校生1000人の意識を災害対応ゲームが変える。

−災害から大切な命を守りたい−

1 本企画のポイント

・長田高校の全生徒に対して、神戸クロスロード研究会及び消防職員が防災学習を行います。
・1000人への即席アンケートで、「避難」に対する若者の意識をその場で掴みます。
・昨年7月、神戸市灘区の住宅街で、豪雨により大規模な土石流災害が発生しました。当時の灘消防署副署長が、避難の大切さを伝えます。
・災害対応シュミレーションゲームを通じて、1000人が「避難」をテーマに議論し、当初の意識に変化が出るのか確認します。

2 企画の背景

 6月7日、西日本各地で激しい雨が降り、「警戒レベル4(全員避難)避難勧告」が複数の自治体に発令されました。
 警戒レベル発信の運用開始後、全国初の発令となり、テレビ等でも大きく扱われましたが、実際に避難した市民は全体の約0.1%(広島市)にとどまりました。
 災害時に命を守るためには、市民ひとりひとりが「自分は大丈夫」と考えたりせず、自分で判断し、率先して動く力を持つ事が重要です。

3 企画の概要

(1)体育館に集まった約1000人の高校生に、「YES(青色)」と「NO(赤色)」の2枚のカードを配ります。
(2)「もし今度、神戸で警戒レベル4(全員避難)避難勧告が発令されたら、あなたは避難しますか?」という質問を投げかけ、どちらかのカードを全員一斉に掲げて即席アンケートを取ります。
(3) 神戸市灘区で昨年7月に発生した大規模な土石流災害の対応にあたった、灘消防署副署長(当時)が、その経験を交えて「避難の大切さ」について説明します。(約10分)
(4) その後、災害対応シミュレーションゲーム「クロスロード」を実施し、「家族に高齢者がいる」、「深夜の警報発令」といった困難な状況の中で自分がどう判断し、実際に避難するかどうか等を話し合い、課題への理解を深めます。
(5) 最後に改めて全員に(1)と同じ質問をし、「避難」への意識にどういった変化があったのかを確認します。結果に応じた総評を司会が行い、終了となります。

※クロスロードは阪神・淡路大震災の経験から生まれた災害対応シミュレーションゲームです。「3000人いる避難所で2000食を確保した。この食料を配るか配らないか。」といった「災害対応のジレンマ」をゲーム化したものです。

4 日時

令和元年7月11日(木曜)9時から11時

5 場所

神戸常盤アリーナ(兵庫県立文化体育館) 神戸市長田区蓮池町1−1

6 参加者

県立長田高等学校 全生徒 約1000名(全24クラス) 

7 主催者等

・主催:兵庫県立長田高等学校、長田消防署
・協力:神戸クロスロード研究会 
※神戸クロスロード研究会とは災害対応シミュレーションゲーム(クロスロード)を使って震災の体験や教訓を伝え、防災に役立てる活動をしている非営利団体です。

8 報道関係者の取材についてのお願い

この訓練は学校行事として開催されるため、下記のとおりご配慮をお願いします。
(1)取材される場合は、前日までに長田消防署まで電話連絡をお願いします。
(2)当日は、取材開始前にスタッフへ名刺をご提示ください。
(3)取材の際は、腕章等で報道関係者であることを明示願います。