神戸市-KOBE-


“須磨海浜水族園”「みんなで海の底を耕そう」を緊急開催します!!

 

記者資料提供(令和元年6月18日)
神戸市立須磨海浜水族園

須磨里海の会 公開イベント

“須磨海浜水族園”「みんなで海の底を耕そう」を緊急開催します!!

 須磨里海の会(事務局:須磨海浜水族園)では、須磨海岸が昔のように自然にアサリが湧く豊かな海に戻そうと、さまざまな活動や調査研究を行っています。6月9日に行った調査で砂の海底の状態が良くないと判明したため、緊急で地曵耕耘(こううん)を行います。地曵耕耘の動力は人です。広い面積を耕すには、多くの人の力が必要で、会員だけでなく、市民のみなさんにもご参加いただけるイベントとして開催します。
 今回は、アサリのような砂に潜って住む動物が住みやすい環境になるように、砂の海の底を耕す「海底耕耘」を行います。住みにくくするのは「ホトトギスガイ」という二枚貝の仲間です。殻長2センチメートルほどの小さな貝ですが、砂地表面を固めて舗装のような土木工事を行う、ちょっと変わった種類です。これが発達すると一面マットを敷き詰めた平たい海底になり、マットの下はもともと潜って生活していた種類が生きていけない環境に変えられてしまうのです。
 過去10年間に、海底がマットで覆われる事態が2度おきました。一度起こると数年間続きます。昨年は久しぶりにマットのない普通の砂地に戻り、私たちは胸をなでおろしていました。ところが、3月頃からホトトギスガイを見るようになり、警戒していたものの、ホトトギスガイの成長は非常に早く、6月9日に野外試験を行っている場所でアサリの調査をしたところ、一面マットで覆われていることがわかりました。
 地引耕耘の後は、須磨海岸で採れた大小いろいろな生き物を紹介する「浜の学習会」も開催します。普段、何気なく散策している砂浜でも、そのすぐ先の海の底で起きていることは、知る機会は少ないですね。目に見えない海の底のいろいろな生きものの世界、私たちと一緒に覗いてみませんか。

海の底はホトトギスのマットに覆われていた
海の底はホトトギスのマットに覆われていた
(砂が岩盤のように固まり、海藻が生えている)

マットの横断面とホトトギスガイ
マットの横断面とホトトギスガイ

1.開催日時

2019年6月23日(日曜)
13時〜16時(12時30分より受付)
※小雨決行。ただし、荒天により6月22日(土曜)に変更する場合があります。

2.開催場所

JR須磨駅南側の須磨海岸 2カ所
(1)13時〜14時30分 千森川の東側(開会式、地曵耕耘)
(2)14時40分〜16時 砂浜の西端(地曵耕耘、、浜の学習会)

3.集合場所

千森川の河口のすぐ東側の海岸 *須磨駅南側から海岸に降り、東に(海岸を右に見ながら)歩いて2分、千森川の橋を渡ってから南に折れてすぐの海岸須磨里海の会と須磨海浜水族園の「のぼり」が目印 

※須磨海浜水族園に集合ではありません

4.内容

・人力による海底耕耘(地曵耕耘)
マンガという爪で土を掘る器具を海底に沈め、砂浜から曳くこと繰り返します。

人力による海底耕耘の様子
人力による海底耕耘の様子

・浜の学習会
あらかじめ仕掛けておいたかご網で採れた動物と、耕耘作業で採取した生物を観察し、その生息状況を解説します。

耕耘で使う器具(マンガ)
耕耘で使う器具(マンガ)

5.参加方法

申し込み不要。現地集合。参加費無料
※どなたでも参加できます。

6.注意事項

耕耘作業に参加される方は、濡れる場合があるので着替え等をご用意ください。

7.問い合わせ

メール(info@sumasui.jp)もしくはファックス(078-733-6333)にて
氏名、住所、電話番号、メールアドレスを記入してお問い合わせください。

須磨海浜水族園は、須磨海岸の砂浜の生態系を健全に維持することを目標とする須磨里海の会の活動に協力しています。
(須磨里海の会HP http://suma-satouminokai.webnode.jp/)