神戸市-KOBE-


平成30年度の神戸市における児童虐待相談の状況【速報値】

記者資料提供(令和元年6月14日)
こども家庭局こども家庭センター

平成30年度の神戸市における児童虐待相談の状況【速報値】

 神戸市こども家庭センター(児童相談所)における平成30年度の児童虐待相談受付の状況は以下の通りである。
 こども家庭センター全体の相談受付にかかる詳細は、8月頃に発行する「平成30年度事業報告(笑顔を求めて―神戸の児童支援―)」に掲載する予定である。
 なお、数値は速報値であり、今後変更する可能性がある。

1 児童虐待相談受付の概要

(1) 総件数は、1,868件で、29年度の1,548件を上回った。〔表1〕

(2) 年齢構成別では、「学齢前児童」が835件と最も多く、次いで「小学生」が633件であった。〔表2〕

(3) 虐待累計別では、「心理的虐待」が1,049件と最も多く、次いで「身体的虐待」が473件、「保護の怠慢・拒否(ネグレクト)」が333件であった。〔表3〕

(4) 重症度別では、「軽度」が1,275件と最も多く、次いで「疑い」が490件となっており、あわせて全体の約94パーセントを占めている。「最重度」は1件、「重度」は3件あり、「中度」は大幅に減少している。〔表4〕

(5) 相談経路別では、「警察」からのものが1,151件と最も多く、次いで「近隣・知人」が314件であった。〔表5〕

(6) 虐待者別では、「実母」が1,025件と前年度と同様に最も多いが、次の「実父」が718件と大幅に増加しており、29年度に比べて両者の差は大きく縮まっている。〔表6〕

2 相談件数増加について

 総件数については、29年度の1,548件から320件、約20%の大幅な増となっているが、相談経路別件数のとおり警察からの相談の増が主な要因であり、また、重症度別件数においても、29年度から軽度あるいは疑いの事案が増加している。
 警察や関係機関との連携強化が図られ、比較的軽微な事案であっても見逃すことなく通告がなされていることが増加の一因と考えられる。

3 児童虐待への対応

 本市では、虐待に対応するこども家庭センターの体制の充実を図るとともに、こども家庭センターと各区に設置しているこども家庭支援室や警察、学校などの関係機関との連携を強化し、児童虐待の早期発見、早期対応に努めている。平成31年3月には、兵庫県警察との従前の協定(平成26年2月締結)を見直し、情報共有の徹底などの内容を加えた新たな協定を締結している。
 令和元年度は、こども家庭センターに児童福祉司を4名、児童心理司を2名増員し、体制強化を図ったところである。また、法律的判断を伴う児童虐待に対応するため、児童福祉法務専門官(弁護士)を配置する予定である。
 なお、新生児訪問指導や乳幼児健診などを通じて各家庭の状況把握に努めるなど、児童虐待の未然防止にも取り組むとともに、市民の児童虐待に対する関心を高めるために様々な啓発活動を行っている。

【児童虐待相談・通報先】

(1) 神戸市こども家庭センター 078-382-2525(平日8時45分から17時30分)
   同 児童虐待夜間休日相談ダイヤル 078-382-1900(上記以外の時間)
   児童相談所全国共通ダイヤル 189
(2) 各区役所こども家庭支援室や児童家庭支援センター(2か所)においても受け付けしている。

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