神戸市-KOBE-


「関西北前船研究交流セミナー」を開催します

記者資料提供(令和元年5月24日)
経済観光局観光MICE部観光企画課

関西地区の北前船寄港地による共同事業

「関西北前船研究交流セミナー」を開催します

 「関西北前船研究交流セミナー」実行委員会(※1)は、日本遺産(※2)に認定された関西地区における北前船の寄港地が連携した共同事業として、「関西北前船研究交流セミナー」を開催します。
 本セミナーでは、関西地区のみならず、西日本各地の寄港地市町の学芸員の方々や観光振興に携わる方々にもご参加いただき、ストーリーや構成文化財の活用策について知見を深めるとともに、情報交換や交流の輪を広げ、関西地区内で、また更に広域で連携した今後の事業展開に活かしてまいります。
 平成29年4月28日に「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 〜 北前船寄港地・船主集落 〜 」のストーリーで日本遺産に認定された北前船寄港地は、現在45市町(※3)が認定されており、関西地区では京都府宮津市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市・姫路市・洲本市・赤穂市・高砂市・たつの市・新温泉町の9市町が認定されています。

■関西北前船研究交流セミナーの概要

1 日時

令和元年5月31日(金曜日)13時45分から17時15分まで

2 場所

住吉大社 吉祥殿1階「明石の間」(大阪市住吉区住吉2丁目9番89号)

3 主催

「関西北前船研究交流セミナー」実行委員会

4 後援

国土交通省、日本観光振興協会

5 出席予定者

関西の日本遺産認定市町の自治体関係者、観光関係者、船主関係者、昆布等の北前船に関係した物産関係者など

6 内容

(1)主催者挨拶

(2)来賓挨拶

(3)基調講演「北前船の航海」
 認定されたストーリーの「荒波を越えた男たち」とは、生死をかけた航海に果敢に打って出た船乗り、船主たちを指します。彼らの実像、遭難と隣り合わせだった航海の実態、航海と関西の各寄港地及び住吉大社との関わりを探ります。
和歌山大学名誉教授 上村雅洋(うえむら まさひろ)氏

(4)事例紹介1
・北前船船主のいま(海運会社の沿革紹介)
・船絵馬製作(筆入れ)

(5)パネルディスカッション「日本遺産の活用」
 関西で認定された9市町の日本遺産の構成文化財をどう活かしていくか、その方策を「ガストロノミーツーリズム」という観点から探ります。
コーディネーター:大阪府立大学 観光産業戦略研究所 客員研究員 尾家建生(おいえ たてお)氏
パネリスト:株式会社小倉屋山本 営業企画室 室長 後迫美乃里(うしろさこ みのり)氏
       日本料理かこみ 店主 栫山一希(かこいやま かずき)氏
       旅館茶六別館 主人  茶谷昌史(ちゃだに まさし)氏

(6)事例紹介2
・北前船船主から寄進された石灯籠の解説(境内にて)
・航海安全祈願の神楽「住吉(すみのえ)」見学(神楽殿にて)

7 その他

・取材を希望される場合は、5月29日(水曜日)17時までに取材申込書をご提出ください。
・当日の取材受付は、13時15分から住吉大社吉祥殿1階で行います。
・一般の方の入場はできません。
・セミナー終了後、北前船日本遺産推進協議会(※4)主催により、今年度新たに認定を受けた7つの市町(山形県鶴岡市、新潟県出雲崎町、石川県金沢市、兵庫県姫路市・たつの市、広島県竹原市、香川県多度津町)を対象とした認定証交付セレモニーを開催します。詳しくは、下記までお問合せください。

北前船日本遺産推進協議会事務局(株式会社ANA総合研究所)
電話:03−6735−1461

(※1)「関西北前船研究交流セミナー」実行委員会の構成団体

 宮津市、大阪市、神戸市、姫路市、洲本市、赤穂市、高砂市、たつの市、新温泉町、住吉大社、大阪船主会、株式会社小倉屋山本、西日本旅客鉄道株式会社、一般社団法人北前船拡大交流機構、公益財団法人関西・大阪21世紀協会、公益財団法人大阪観光局、一般財団法人神戸観光局、公益社団法人ひょうごツーリズム協会

(※2)日本遺産

 地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」に認定するとともに、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することにより地域の活性化を図るための文化庁の認定制度。

(※3)日本遺産認定の北前船寄港地・45市町

 函館市、小樽市、石狩市、松前町、鰺ヶ沢町、深浦町、野辺地町、秋田市、能代市、男鹿市、由利本荘市、にかほ市、鶴岡市、酒田市、新潟市、長岡市、上越市、佐渡市、出雲崎町、富山市、高岡市、金沢市、小松市、輪島市、加賀市、敦賀市、小浜市、坂井市、南越前町、宮津市、大阪市、神戸市、姫路市、洲本市、赤穂市、高砂市、たつの市、新温泉町、鳥取市、浜田市、倉敷市、呉市、竹原市、尾道市、多度津町

(※4)北前船日本遺産推進協議会

 平成29年4月28日の北前船日本遺産認定後、日本遺産申請11市町により戦略的活動の遂行を目的に同年5月11日に設立されたもの。現在、追加認定された34市町を加えた45市町で構成され、会長は加賀市、副会長は秋田市、酒田市、新潟市、鳥取市及び尾道市、監事は函館市及び大阪市がつとめる。

(参考)北前船について

 江戸時代、北海道・東北・北陸と西日本を結んだ西廻り航路は経済の大動脈であり、この航路を利用した商船は北前船と呼ばれました。北前船は、米をはじめとした物資の輸送から発展し、船主自身が寄港地で仕入れた多種多様な商品を、別の寄港地で販売する買い積み方式により利益をあげたことから「動く総合商社」と形容されています。日本海や瀬戸内海沿岸に残る数多くの寄港地・船主集落は、北前船の壮大な世界を今に伝えています。