神戸市-KOBE-


神戸市は「ヒアリ」対策を強化します

記者資料提供(平成31年1月31日)
環境局環境保全部自然環境共生課     
みなと総局海岸防災部           
危機管理室         

神戸市は「ヒアリ」対策を強化します

〜対策マニュアルの改訂〜

平成29年5月の国内初のヒアリ発見事例以降、本市では、平成30年3月に策定した「神戸市ヒアリ等対策マニュアル」に基づき、モニタリング調査やヒアリ等定着阻止対策などに取り組んできました。
その後に発生したヒアリと同じく特定外来生物に指定されている「アカカミアリ」の市内での発見事例の際にも迅速に防除を完了しており、それ以降の新たなヒアリやアカカミアリの発見事例はありません。その中でも、万が一、定着初期段階での営巣が発見された場合の備えや神戸港における水際対策の強化を検討してきました。
このたび、これらの取り組みを踏まえ本市マニュアルを改訂しましたので報告します。
今後も、改訂した本市マニュアルに基づきヒアリ等対策をより強化し、市民生活及び国際物流における、より一層の安全・安心の確保に全力で取り組んでいきます。
また、広く自治体等に情報提供するとともに、国のヒアリ対策にも本市マニュアルの考え方を取り入れてもらえるよう働きかけていきます。

◆改訂内容◆

1.ヒアリ等の初期定着阻止対策を強化

ヒアリ等の定着を阻止するためには、初動の防除が大変重要です。このため、万が一、緑地・土壌等においてヒアリ等の初期営巣が発見された場合を想定して、平成30年春から秋にかけ、アリ用殺虫剤を実際に使用して実地における調査を本市独自で行いました。この結果に基づいて、殺虫剤の散布量、散布回数、散布範囲などについて、前マニュアルよりも具体的な防除方法を定めましたので、ヒアリ等の定着を阻止する防除体制が強化されます。

ヒアリ等の初期定着阻止対策

2.国際貨物コンテナ内のヒアリ等への迅速な対応手順を明確化

国際貨物コンテナ内にヒアリ等の疑いがあるアリが発見された際の、コンテナ開封、殺虫処理、モニタリング調査等の実施手順について、写真等を用いて分かりやすく示しました。これにより、職員間において対応手順の共有化が図られ、ヒアリ等の水際における侵入防止体制が強化されます。

国際貨物コンテナ内のヒアリ等への対応

3.ヒアリ等の防除を実施する作業員の安全対策を規定

国際貨物コンテナ内のヒアリを調査及び防除する際、平成30年6月に国内で作業員がヒアリに刺される事例が発生しました。
このため、コンテナ内のヒアリ等やヒアリ等の初期定着の防除を実施する際にヒアリ等と肌が直接接触しないよう防護服や手袋を着用するなど、調査及び防除作業を行う作業員向けのヒアリ等に刺されることを防止する安全対策を規定しました。

ヒアリ等の防除を実施する作業員の安全対策

(参考)
改訂したマニュアル(神戸市ヒアリ等対策マニュアル(第2版))は、神戸市ホームページに掲載しています。