神戸市-KOBE-


RPAによる自動化実証実験 職員のレセプトチェック業務の最大459時間を削減へ!

記者資料提供(平成30年12月4日)
医療・新産業本部 企業誘致部 企業立地課
保健福祉局 高齢福祉部 国保年金医療課
株式会社モンスター・ラボ

RPAによる自動化実証実験 職員のレセプトチェック業務の最大459時間を削減へ!

〜全国初 Urban Innovation KOBEによる市役所とスタートアップの協働開発〜

起業・スタートアップ支援による神戸経済の活性化を目指す神戸市は、レセプト(診療報酬明細書)のチェック業務の効率化のため、株式会社モンスター・ラボのRPAツール(※)『Monstar Robo』を導入し、平成30年7月2日から10月31日まで実証実験・効果検証を行いました。その結果、年間で最大459時間のレセプト(診療報酬明細書)のチェック作業が削減できることが判明しました。
当該プロジェクトは今年度のUrban Innovation KOBEの事業として取り組んでいます。今後は、もう一社の採択企業であるFlyData株式会社のAIエンジンを組み込むことにより、更なる業務の自動化を進め、来年度の本格導入を目指しています。

レセプトチェックのイメージ
(写真)神戸市で処理するレセプトデータは年間250万件あり、全て職員が目視で確認・処理している。

1.実証実験の目的

子どもへの医療費の助成制度等を運用する国保年金医療課では、医療機関から送付されるレセプト(診療報酬明細書)の請求に基づき、毎月20万件もの診療に対する助成を行っています。しかし、請求の中には、助成対象期間外にもかかわらず診療を行ったものや、受給者番号が誤っているものなど、様々な間違い(エラー)が含まれており、そのエラーのチェック業務に多大な時間がかかっており、職員の負担になっております。
本プロジェクトでは、職員が行っているチェック作業を整理、分析したうえで、ツールを構築し、チェック業務を効率化・短縮化することを目的に実証実験を行いました。

2.実証実験の内容

(1) 実証実験期間

平成30年7月2日(月曜)から平成30年10月31日(水曜)まで

(2) 実施内容

モンスター・ラボ社と協力し、助成対象期間外の診療月におけるエラーチェック業務の自動化を検証
・職員へのヒアリングを通じた、業務フローの分析、整理
・RPAと表計算ソフトを用いたチェック業務を自動化するツールの開発
・業務での自動化ツールの使用前後の作業時間の比較、効果検証

(3)実験結果

・年間で、最大459時間(1ヶ月で38時間)の削減の見込み
※ 詳細は別紙レポート参照

(4)今後について

FlyData株式会社の進めている、AI技術を用いた受給者番号誤りのエラーチェック作業の支援システムの構築を目指すとともに、RPAを使用して更なるチェック作業の効率化や他の業務へ導入の検討を進めていきます。

3.チェック業務の自動化の概要

RPAのイメージ

4.株式会社モンスター・ラボ概要

会社名:株式会社 モンスター・ラボ(東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー 4F)
代表者:いな川 宏樹(いながわ ひろき)※「いな」は「さかなへん」に「弗」
設立:2006年2月3日
URL:https://monstar-lab.com/
事業概要:デジタル・パートナー事業(アプリ・Webサービスの企画・開発・運用)、ゲーム事業、音楽事業、RPA等の自社プロダクト事業

※RPA(Robotic Process Automation)とは

ソフトウェア型のロボットに指示を与え、人が行うパソコン上のマウスやキーボードの動作を自動化することができるツール。定型的な業務を自動化して効率化するツールとして導入が進んでいる。

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