神戸市-KOBE-


新発見作品初公開!小磯記念美術館 特別展「没後30年 小磯良平展―西洋への憧れと挑戦―」

記者資料提供(平成30年8月9日)
教育委員会事務局 博物館 小磯記念美術館

新発見作品初公開!小磯記念美術館 特別展「没後30年 小磯良平展―西洋への憧れと挑戦―」

◆特別展「没後30年 小磯良平展 −西洋への憧れと挑戦―」の内容◆

小磯良平(1903-88)の没後30年を迎える今年、「西洋への憧れと挑戦」という視点から画業を振り返る展覧会を開催します。日本を代表する洋画家・小磯良平は、生涯にわたって西洋美術を熱心に研究しました。その探求の跡は、時期やテーマによって多彩な側面を見せています。本展覧会では、素描などと合わせて、写真、絵葉書、手紙、小磯旧蔵の絵画作品も展示し、小磯と西洋美術とのかかわりを紹介します。
全国の所蔵家から数々の代表作や新発見・初公開の作品が一堂に会するまたとない機会です。フェルメール、ベラスケス、アングル、ドガ・・・・・・自身が好きな西洋美術の画家たちを挙げた後「まだまだながめつくせない」(1938年)と語った小磯良平が、「西洋」に憧れ、学び、挑戦し続けた足跡をたどります。

◆会場、会期等◆

会場:神戸市立小磯記念美術館
〒658‐0032 神戸市東灘区向洋町中5丁目7
電話:078‐857‐5880 
*六甲ライナー「アイランド北口駅(小磯記念美術館前)」下車すぐ
http://www.city.kobe.lg.jp/koisomuseum/ 
会期:平成30年9月15日(土曜)〜平成30年11月25日(日曜)
休館日:月曜日(ただし9月17日、24日と10月8日は開館)、9月18日、25日と10月9日
開館時間:午前10時〜午後5時(入館は閉館の30分前まで)
入館料:一般800(600)円、大学生400(200)円
※()内は30名以上の団体
※神戸市老人福祉手帳(すこやかカード)持参の方は400円
※障がい者手帳など持参の方は無料
※高校生以下の方は学生証などの提示により無料

◆主催◆

神戸市立小磯記念美術館、読売新聞社

◆後援◆

神戸新交通株式会社、NHK神戸放送局

◆おもな展示作品◆

コスチューム1小磯良平《コスチューム》1935年 大阪・中之島 リーガロイヤルホテル蔵
小磯芸術の代名詞とも言える女性像の優品。

タンバリンを持つイタリア女2シャルル・ゲラン《タンバリンを持つイタリアの女》1911-14年頃 大原美術館蔵
中学時代の小磯が夜行列車で倉敷まで見に行った展覧会に出品されていた。

練習場の踊子達3小磯良平《練習場の踊子達》1938年 東京国立近代美術館蔵
小磯はドガを好み、画業を通じて踊り子を描いた。明暗表現と人々の配置が巧みな代表作。

娘子関を征く4小磯良平《娘子関を征く》1941年 東京国立近代美術館蔵(無期限貸与作品)
軍に委嘱された戦争画のひとつ。西洋の「歴史画」に挑戦し、群像表現を試みている。

斉唱5小磯良平《斉唱》1941年 兵庫県立美術館蔵
少女たちの清らかな賛美歌が聞こえてきそうな本作は、非常にファンが多い。

麦刈り6小磯良平《麦刈り》1954年 姫路市立美術館蔵
戦後、平面性・抽象性を高めた時期の作品。

◆おもな新発見・新収蔵・美術館初公開作品◆

小寺泰次郎像1二世五姓田芳柳《小寺泰次郎像》明治後期〜昭和初期
元神戸市長小寺謙吉の父であり、小磯良平の大叔父である泰次郎の肖像画。初期洋画の秀作。

静物2小磯良平《静物》1917-22年頃 
画業の最初期にあたる中学時代の静物画。セザンヌの影響が見て取れる。友人に捧げられた。

翼3小磯良平《翼》『新女苑』表紙関連作品 1940年頃
戦争期に発行された雑誌表紙の関連画。小磯の女性像としては珍しくお下げ髪にシャツ姿。

兵士習作C4小磯良平《兵士習作C》1938-41年頃 ほか
戦争画《娘子関を征く》に似たポーズの兵士が登場。戦争画制作の過程が窺える重要作。

故谷川大尉像5小磯良平《故谷川大尉像》1944年
陸軍特攻靖国隊・谷川昌弘大尉の肖像。特攻隊員の油彩肖像画は洋画全体においても珍しい。

母子像6小磯良平《母子像》1949年
画家自身の姪とその息子がモデルになっている。パステルの緑があざやかな作品。

◆会期中のイベント◆

○ 記念対談(聴講無料)
  「小磯良平の言葉を思い出す」 / 定員:200名
  登壇者:石阪春生(画家) 岡泰正(当館・館長)
  日時:9月30日(日曜) 14時〜15時30分
  場所:オルビスホール(六甲アイランド・神戸ファッションプラザ内)
共催:神戸ファッション美術館
○ 関連講座(聴講無料・要入館券)
  「小磯良平 没後30年―新資料を迎え入れて―」
  講師:廣田生馬(当館・学芸係長)
  日時:10月28日(日曜)14時〜15時 / 場所:当館2階 絵画学習室
○ ギャラリーツアー(学芸スタッフと共に展示会場を回ります)
  日時:毎週日曜日 午後2時から(約30分間)※他イベント等のある場合を除きます。