神戸市-KOBE-


世界銀行 調査報告書「競争力のある都市」神戸市版 発刊について

記者資料提供(平成30年5月11日)
市長室国際部国際課

世界銀行 調査報告書「競争力のある都市」神戸市版 発刊について

 神戸市は、平成28年7月、国際連合の専門機関である世界銀行が日本政府の協力により実施する「都市パートナーシッププログラム」(CPP)の第一期選定都市に選ばれ、ICTを軸とした経済交流及び震災の教訓を踏まえたまちづくりの分野を対象としたCPPにかかる覚書を世界銀行と締結しています。
 昨年4月、世界銀行より、神戸市が時代の変化に合わせた産業転換に成功してきたこと、震災から短期間での復興を遂げていること等を対象とした「競争力のある都市に関する調査」への協力依頼があり、調査団が来神し、神戸市役所関係部署及び市内の企業・団体の訪問調査を行いました。
 この度、その調査内容が報告書として発刊され、今後世界銀行が実施する研修やワークショップ等を通じて途上国の都市づくりに活用されます。

1.報告書の概要

タイトル:競争力のある都市の事例研究 神戸創造的復興
調査・製作者:世界銀行グループ 社会・都市・農村開発・強靭性グローバルプラクティス局および 東京開発ラーニングセンター
形式:日本語版及び英語版 電子ファイル
世界銀行のホームページから無料ダウンロード可能です。
以下、関連リンクよりご覧ください。
 
 途上国の都市(ルワンダ・キガリ等)においては、世界銀行により、同内容の調査報告書が作成され公開されている例があるが、日本においては神戸市および横浜市が初のケースとなる。(横浜市の調査時期・発刊も同時期)

2.報告書の内容

(1)震災前 :「日本で初めて〜した」都市、公営デベロッパーとしての神戸
(2)震災とその影響 :災害対策本部、工業部門の再編、六甲道駅南地区の再建とまちづくり協議会、緊縮財政、80%復興
(3)医療産業都市 :経緯、成功要因の分析、関連機関の整備、理研・病院・企業等の誘致およびクラスター内外のネットワーク、課題(さらなる雇用と新興企業の創出)
(4)有限で不確実なリスク:高齢化・低賃金の問題、若者を惹きつけるための雇用機会の創出に向けた取り組みと課題、強みを持つ工業・医療・消費財分野に対するさらなる支援の必要性

【参考】 世界銀行について

 世界銀行グループ(本部所在地:米国・ワシントンD.C.)は1945 年に設立された、国際連合の専門機関(国際開発金融機関)です。5つの機関で構成される世界銀行グループにおいては、1 万人以上の職員が世界120か国以上で業務にあたっています。
 世界銀行は「極度の貧困の撲滅」と、「繁栄の共有の促進」という2つの目標を実現するため、途上国政府に対し融資、技術協力を提供するほか、知識の共有を図っています。