神戸市-KOBE-


神戸市で一歩踏み込んだ「食品ロス実態調査」を実施しました(結果報告)

記者資料提供(平成30年4月12日)
環境局
環境政策部資源循環政策課

神戸市で一歩踏み込んだ「食品ロス実態調査」を実施しました(結果報告)

〜約700世帯の市民モニターと全国初の「食品ロスダイアリー」による調査を実施〜

神戸市では、資源を有効利用し、ごみができるだけ発生しないくらしと社会(循環型社会)の実現、ひいては二酸化炭素の排出が少ないくらしと社会(低炭素社会)を目指して、ごみ排出量10%削減を目標に掲げ、さまざまな取り組みを重ねてきました。
特に「食品ロス(手つかず食品・食べ残し)」に関しては、日本の食品ロス(約621万t)が世界全体の食糧援助量(約320万t)を上回るなど、全国的な社会課題となっています。
 
これまでも国の調査において、食品ロスに関する「世帯員構成別の廃棄量」や「食品別の廃棄量」など基本的な情報は把握できていましたが、神戸市では、一歩進んだ食品ロス削減の対策を検討するため、市民モニターの協力のもと、さらに踏み込んで「食品別の廃棄理由」や「廃棄につながる具体的要因」など、各家庭の実態を把握できる調査を行いました。

このたび、食品ロス削減対策検討に向けて、一定の視点のもと調査結果を整理しましたのでお知らせします。

調査の概要

食品ロスダイアリー手付かず又は食べ残しで食品を廃棄した場合に、その種類、量、廃棄理由、保存方法などを記録する「食品ロスダイアリー」を作成しました。
このダイアリーを約700世帯の市民モニターの方々に協力いただき、日記形式で廃棄のたびに記録していただくことで、各家庭の実態を把握することができました。

 第1回(冬季調査)第2回(夏季調査)
期間(各4週間)平成28年11月28日〜12月25日平成29年6月26日〜7月23日
市民モニター302世帯375世帯

主な調査結果

・食品ロスが「ない」、「ほとんどない」と考えていた家庭でも平均3〜4回廃棄
・調査開始1週目から4週目へ週を追うごとに廃棄が減少
・生鮮野菜の廃棄が最も多く、理由の多くは品質の劣化
・買い物前に在庫チェックをしている世帯は、しない世帯より廃棄が3割少ない
・子どもがいる世帯の廃棄理由は「子どもの食べ残し」が最も多い
・1人あたりの食べ残しが最も多いのは単身高齢世帯(子どもがいる世帯の約2倍)で、廃棄理由は「作りすぎ、量が多い」が最も多い

◆関連資料

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