神戸市-KOBE-


神戸市主催オープンセミナー「ウェアラブル×スポーツでつくる豊かな神戸」の開催

記者資料提供(平成29年11月10日)
企画調整局創造都市推進部ICT創造担当 松崎・長井
TEL:078-322-6462 内線:2365
E-MAIL: ict-sozo@office.city.kobe.lg.jp

神戸市主催オープンセミナー「ウェアラブル×スポーツでつくる豊かな神戸」の開催

1.趣旨

 神戸市では、ウェアラブルデバイスを使用した市民参加型の実証事業に取り組み、新たな市民サービスの創出を目指しています。
 また、実証事業を行う分野・テーマ、さらにはその方法を検討するための有識者会議を昨年度開催し、今後取り組むべきこととして、「スポーツ分野でのウェアラブル活用による豊かな社会・生活実現」などが提言としてまとめられました。
 その提言内容を踏まえ、このたび、神戸市主催の「ウェアラブル×スポーツでつくる豊かな神戸」というテーマのオープンセミナーを開催します。
 開催にあたっては、国立研究開発法人 科学技術振興機構が運営する戦略的創造研究推進事業総括実施型研究(JST ERATO)稲見自在化身体プロジェクトとの共催、一般社団法人 超人スポーツ協会の協力を受け、内容の充実を図ります。
 当日は、テーマに沿ったトークセッションや体験・展示、JST ERATO稲見プロジェクト主催セッションなどをまじえ、市民の方に最新の動向を知っていただくとともに、ご意見もいただきながら今後の取り組みにつなげてまいります。入場無料となっておりますので、是非ご来場ください。

2.オープンセミナー開催概要

◆ 開催日
 平成29年12月9日(土曜) 14時〜18時(予定)
◆ 開催会場
 デザイン・クリエイティブセンター神戸「KIITO」301・303会議室(兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4)
◆ 主なプログラム
 ・超人スポーツ協会の取り組みについて(超人スポーツ協会代表 中村 伊知哉氏)
 ・自在化身体による高齢者支援・就労支援・コミュニケーション・スポーツ・エンターテインメントの拡張について(東京大学先端科学技術研究センター教授 稲見 昌彦氏)
 ・ウェアラブルスポーツの可能性(神戸大学大学院工学研究科教授 塚本 昌彦氏)
 ・神戸市内企業・NPO(株式会社アシックス、NPO法人アイ・コラボレーション神戸)の取り組みについて
 ・登壇者によるパネルディスカッション
 ・「ウェアラブル×スポーツ」をテーマとした体験・展示
 ※タイムテーブル等プログラム詳細は、以下のWEBページ(神戸市ホームページ内)をご覧ください。
 http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/innovation/wearable/wearablesports.html
◆ 定員
 100名
 ※入場無料、申し込み不要
 ※会場が満員になった際は入場規制等を行う場合があります。

(参考1)有識者会議「神戸市ウェアラブルデバイス推進会議」提言内容(まとめ)

○スポーツ分野でのウェアラブル活用による豊かな社会・生活実現
 ・ウェアラブルデバイスをスポーツ等で活用し、今まで参画できなかった障害者や高齢者が若者や健常者と一緒にスポーツを楽しみ、交流することができる環境を作り、みんながつながる豊かな社会・生活につなげられるのではないか。
 ・ウェアラブルデバイスを活用したご当地スポーツを開発し、市民参加がしやすいみんながつながる社会を作るとともに、それによる地場企業・観光等の活性化につなげることが重要である。
 
○ウェアラブル先進都市としての取り組みの発信・啓発強化
 ・神戸市がウェアラブル先進都市として取り組んできたことやウェアラブルの最新動向を市民・企業に向けて積極的に発信・啓発していくとともに、福祉や観光の分野で実証事業を行っていくことで、市民・企業のウェアラブルに対する理解を深めることが重要である。
 
○ウェアラブル活用にあたってのガイドラインの作成
 ・ウェアラブルデバイス活用にあたっての社会性・安全性の枠組みやガイドラインを策定・発信し、企業が神戸で実証実験がしやすい環境を作り、ウェアラブル関連の先端的な取り組み展開や企業の集積の促進につなげるべきである。

(参考2)共催・協力団体の概要

○JST ERATO稲見自在化身体プロジェクト(共催団体)
 科学技術振興機構(JST)の助成を受けて2017年に発足した本プロジェクトは、VR・ロボット・ウェアラブル技術などを用いて、人間と情報環境との関係性を柔軟に設計する「自在化身体」に関する基礎的知見の解明と設計指針の確立を目指している。
 人間がロボットやAIなどと「人機一体」となり行動する支援技術を研究開発することで、外出が難しい高齢者がぬいぐるみに身体性を移して遠方の孫と一緒に遊ぶ家族コミュニケーション、ドローンや潜水機器を手足のように操り空中や水中を舞台に競うスポーツなどのような、新しい体験や産業が創出されうる。
 本プロジェクトは研究活動を通じて、誰もが身体能力や住む地域を問わずに新たな価値を創造できる多様性あふれる社会づくりに貢献していく。
 https://www.jst.go.jp/pr/info/info1282/index.html
 
○一般社団法人 超人スポーツ協会(協力団体)
 人間の身体能力を補綴・拡張する人間拡張工学と、ポップカルチャーなどの文化を融合させ、人の身体能力を超える力を身につけ「人を超える」、あるいは年齢や障碍などの身体差により生じる「人と人のバリアを超える」。
 このような超人 (Superhuman) 同士がテクノロジーを自在に乗りこなし、競い合う「人機一体」の新たなスポーツを創造、研究、普及、実践する取り組みを進めている。
 http://superhuman-sports.org/

(参考3)登壇者のプロフィール

中村 伊知哉氏○中村 伊知哉氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授)
 京都大学経済学部卒。慶應義塾大学で博士号取得(政策・メディア)。
 1984年、ロックバンド「少年ナイフ」のディレクターを経て郵政省入省。
 通信・放送融合政策、インターネット政策を政府で最初に担当するが、
 橋本行革で省庁再編に携わったのを最後に退官し渡米。
 1998年 MITメディアラボ客員教授。2002年 スタンフォード日本センター
 研究所長。2006年より慶應義塾大学教授。
 内閣府知的財産戦略本部委員会座長、内閣府クールジャパン戦略会議、
 文化審議会著作権分科会小委などの委員を務める。
 超人スポーツ協会共同代表、デジタル教科書教材協議会専務理事、
 吉本興業社外取締役、デジタルサイネージコンソーシアム理事長などを兼務。
 著書に『コンテンツと国家戦略』(角川Epub選書)、『中村伊知哉の新世紀
 ITビジネス進化論』(ディスカバリートゥエンティワン)など多数。

稲見 昌彦氏○稲見 昌彦氏(東京大学先端科学技術研究センター教授/JST ERATO稲見自在
 化身体プロジェクト研究総括。博士(工学))
 電気通信大学、慶應義塾大学等を経て現職。自在化技術、Augmented Human、
 エンタテインメント工学に興味を持つ。
 米TIME誌Coolest Invention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞
 などを受賞。
 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業 総括実施型研究(JST ERATO)
 「自在化身体」プロジェクトリーダー。
 超人スポーツ協会発起人・共同代表。
 著書に『超人スポーツ誕生』(NHK出版新書)がある。

塚本 昌彦氏○塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科教授)
 1987年京都大学工学部数理工学科卒業、1989年京都大学大学院
 工学研究科博士前期課程修了、同年シャープ株式会社に入社し、
 コンピュータシステムの研究開発に従事。
 1995年大阪大学大学院工学研究科講師、1996年同研究科助教授、
 2004年神戸大学工学部電気電子工学科教授。
 2007年神戸大学大学院工学研究科教授、工学博士。
 NPOウェアラブルコンピュータ研究開発機構理事長、
 NPO日本ウェアラブルデバイスユーザー会会長。
 ウェアラブルの伝道師として、ウェアラブルの研究をしている。

坂本 賢志氏○坂本 賢志氏(株式会社アシックス スポーツ工学研究所IoT担当マネージャー)
 2014年3月まで、スポーツ工学研究所にて競技系シューズの機能
 研究に従事していた。その際プレーヤーにウェアラブルデバイス
 を装着してパフォーマンスを計測した経験より、経営企画室に異
 動しウェアラブル/IoT関連事業の担当となった。
 2015-17年、神戸マラソンにて神戸市と連携し市民ランナー参加
 型の実証を行った。
 2017年2月より再びスポーツ工学研究所勤務となり、IoT担当
 としてプレイヤー支援技術や市民の健康増進に役立つ技術の開発
 を担当している。

板垣 宏明氏○板垣 宏明氏(NPO法人アイ・コラボレーション神戸 理事長)
 2005年に入社。神戸のポートアイランドに事務所を構え、スタッフ
 の大半が障がい当事者で、業務内容はウェブサイト制作/システム
 開発/アクセシビリティ診断業務(JIS試験/ユーザ評価/職員研修)
 などを行っている。
 2015年より開催している「アクセシビリティの祭典」を主催。