神戸市-KOBE-


「狭い場所でも早く消す訓練(消防総合錬成会)」、「狭い場所でも伸ばしやすい画期的なホース巻き」について

記者資料提供(平成29年11月8日)
消防局総務部総務課 米田、高岡 
TEL:078-322-5738 内線:5711
E-mail:fb_soumu@office.city.kobe.lg.jp (消防局総務課アドレス)

「狭い場所でも早く消す訓練(消防総合錬成会)」、「狭い場所でも伸ばしやすい画期的なホース巻き」について

1 概要

 昨年から今年にかけ、全国で強風下の密集地等における大規模火災が発生しており、神戸市においても平成28年11月に北区の観光地で大規模な火災が発生しています。
 消防局は、火災による被害を軽減するため、日々訓練等を行っているところですが、このたび、狭隘地区での建物火災を想定して、仕切られた通路・場所の中で迅速に消火活動を行う訓練(一般公開)を実施しますので、お知らせします。
 また、消防隊は現場において、ホースを効率的に伸ばし、1秒でも早く放水を開始するために、各種状況(狭所・広所等)に合わせた巻き方のホースを事前に準備しています。神戸市消防局はこのたび、広所・狭所に関係なく使用できる画期的なホース巻き「KSコイル巻き」を開発しましたので、記者向けに展示訓練を公開します。

2 「狭い場所でも早く消す訓練」について

毎年訓練テーマを定めて実施している消防総合錬成会について、今回は「狭隘地区での建物火災における消防活動能力の向上」をテーマとして実施します。
具体的には狭隘地区にある店舗兼住宅から出火したとの想定のもと、カラーコーンとバーで仕切ったエリア内で消防活動を展開し、消防隊同士が連携した放水体制の早期確立、救助隊と消防隊が連携した複数名の救助活動を行います。

<消防総合錬成会の概要(一般公開日)>
(1)日時 平成29年11月11日(土曜) ※荒天等により中止の場合あり
(2)進行スケジュール
・10時00分 開会式 
・10時15分 錬成会訓練開始
・12時50分 デモンストレーション訓練(ヘリを活用した上空からの救助訓練)
・13時15分 閉会式(表彰・訓練講評)
(3)場所
市民防災総合センター(神戸市北区ひよどり北町3丁目1番)
  ※駐車スペースがありませんので、公共交通機関をご利用ください。

3 「狭い場所でも伸ばしやすい画期的なホースの巻き方」について

(1)ホースの巻き方の重要性について
 消防隊が使用するホースは、消火のために水を送り込むと一気に膨らみ重くなるため、現場の状況に合った巻き方のホースを使う事が非常に重要です。ホースの巻き方には、「狭所巻き」や「島田巻き」など、状況に応じた様々な巻き方が存在し、ホース延長の専門書も発行されています。
(※例えば狭い屋内階段の踊り場で、誤った巻き方のホース巻きに充水してしまうと、踊り場でホースが雑木林のように四方八方に膨らんで、他の隊員の通行障害になるほか、ホースをそれ以上延ばすことが難しくなります。)

(2) 「KSコイル巻き」について
 今回開発した画期的なホース巻き「KSコイル巻き」は、広所・狭所に関係なく、どこでも有効に使用できるもので、より効率的に活動し、火災による被害を少しでも減らそうという消防局の研究努力の成果です。「島田巻き」と「狭所巻き」の両方の長所を併せ持つ新型ホース巻きとして昨年開発し、全国が対象の消防関係論文で受賞した「KS巻き」の改良版です。現在、神戸市消防局内の一部の消防隊で使用が始まっています。
 ※「KS」とは神戸市消防局発という意味を込めて、その頭文字をとったものです。

(3) 「KSコイル巻き」の延長展示訓練について
  下記のとおり、展示訓練を行います。前述の「消防総合錬成会」が、一般非公開として開催されていますので、あわせて取材いただけます。

 日時 平成29年11月9日(木曜) ※荒天等により中止の場合あり
 ※錬成会は、11日が一般公開日。9日は同内容を非公開で開催しています。
 
 進行スケジュール
 ・10時00分 錬成会開会式 
 ・10時15分 錬成会訓練開始
 ・12時50分 「KSコイル巻き」の延長展示訓練
 ・13時15分 閉会式(表彰・訓練講評)
 
 場所
 市民防災総合センター(神戸市北区ひよどり北町3丁目1番)