神戸市-KOBE-


消費者被害速報(平成28年3月)

記者資料提供(平成28年3月30日)
市民参画推進局市民生活部消費生活課生活情報センター
松本・久保 (電話:078-371-1222)
相談専用電話:078-371-1221

消費者被害速報(平成28年3月)

光回線に関する相談が増加

 インターネットを利用する際には、回線とプロバイダの契約が必要です。回線の種類については現在は光回線によるものが大多数となっています。
 
 「今よりネット料金が安くなる。」と勧誘を受け契約をしたのに、実際は安くならなかったり、解約をする際に認識していなかった解約料が掛かってしまったとの相談が寄せられています。相談件数も増加していますので注意が必要です。
 
 光回線に関する契約で、トラブルに遭ったり、不審に思うことがありましたら神戸市生活情報センターにご相談ください。
 

1.光回線に関する相談件数

       
年 度平成25年度平成26年度平成27年度
件 数111209327
                                               * 平成27年度2月末現在

 

2.相談事例から

1. (契約者)  90歳代
(相談内容)
 業者が来訪し、「プロバイダ料金が安くなる。」と言われ申し込みをした。勧誘時の説明で、「契約を止めても元のプランには戻れない。」と言われたので、元のプロバイダには戻れないと思っていた。
 「料金請求は、今までどおり大手通信会社から来る。」と言われた。来訪担当者から光卸回線申込受付票を渡され、住所・氏名等を書いた。
 後で子供に相談すると「プロバイダ変更のトラブルが多いので止めた方がよい。」と言われ、当日の夕方業者にキャンセルを伝えた。
 その時には解約料の説明はなかったのに、昨日再度解約の話をすると、「解約料は3万円。止めると今までの電話番号が変更される。」と説明された。止めて電話番号が変わることは困るし、そのような契約であることも聞いていない。

2. (契約者)  80歳代
(相談内容)
 電話があり、業者名を名乗り「ネット料金が安くなる。3年契約で期間内の解約には違約金がかかる。」と説明を受け、承諾し、パソコンの遠隔操作を受けた。
 契約書面が郵送され、読むとプロバイダ変更で、既契約のプロバイダの解約が必要だとわかった。業者のコールセンターに連絡すると、「契約になっているので、解約には違約金が必要だ。」と言われた。しかし、説明が十分でなかったので違約金なく解約したい。


3. (契約者)  30歳代
(相談内容)
 「ネットサポートの件。今なら安くなるので順次切り替えていっています。」と電話がかかってきた。大手電話会社を名乗ったかもしれない。「1700円が1200円になる。」と言われた。
 ちょうど今の契約期間が終了の時期だったので、そのプラン変更だと思った。
 パソコンの電源を入れてくださいと言われ、違う人からも電話があり指示を受け操作した。最後に業者の名前と思われる名称を言われた。解約の連絡をするよう連絡先を案内され、連絡すると今のプロバイダだった。
 「2年縛りで違約金が15000円かかる。」とは言われたが、新しいプランのことだと思った。自身もネットにはあまり詳しくなく、現在金額もきちんと把握はしていない。ネットで調べ光回線の変更だったことがわかったので止めたい。どうしたらいいか。
 

3.神戸市生活情報センターからのアドバイス

 
 昨年の2月よりNTT西日本は、光回線サービスの卸売りを開始しています。そのため、光回線の卸売りをうけた事業者がプロバイダや携帯電話等を組み合わせて、サービスを提供するようになっています。様々のサービスをセットで契約することで、トータルでは料金が安くなる事があります。
 
 NTT西日本と光回線を契約していた人が、手続きをして光コラボレーション事業者(NTT西日本から光回線の卸売を受けた事業者)との契約に乗り換えることを「転用」といいます。NTT西日本から転用番号を取得し、新しい事業者へ通知すると手続きが出来るので、新たに家の中での工事は要りません。
 
 勧誘の際には、「今より安くなる。」と言われ契約しても、基本の金額は安くても、オプションサービスを付けると今の支払金額より高くなることがあります。
 まずは、現在の契約内容を確認しましょう。また、契約しているプロバイダを解約する際には解約料が掛かることもあります。解約条件についても確認するようにして下さい。
 
 光回線契約には、クーリング・オフの適用がありません。可能ならば契約する前に、契約内容を記した書面を業者から貰うようにして、契約の相手先・毎月の金額・オプション料金等を確認した上で契約するか決めてください。固定電話の番号が変更になる場合もあります。検討をして、契約の必要がなければ、はっきりと断りましょう。
 
 不審に感じたり、トラブルに遭いましたら、できるだけ早く神戸市生活情報センターにご相談ください。