神戸市-KOBE-


災害に強い水道づくり-大容量送水管整備事業の完成-

記者資料提供(平成28年3月25日)
神戸市水道局事業部施設課 熊木・永里
TEL:078-322-5914(内線5936) FAX:078-322-6174
Eメール:itteki_chan@office.city.kobe.lg.jp

災害に強い水道づくり-大容量送水管整備事業の完成-

神戸市では、平成7年の阪神・淡路大震災の“教訓”や“市民の皆さまの声”を踏まえて、「神戸市水道施設耐震化基本計画」を策定し、これに基づき災害に強い水道づくりを進めています。
その主要施策の1つである「大容量送水管整備事業」が20年の歳月をかけ、今年度末いよいよ完成を迎えることとなりました。大容量送水管は、平常時は水を送る基幹施設として、地震等災害時には、飲料水や消火用水などを供給する給水拠点として、市民の生活を支える施設です。

大容量送水管整備事業の概要

大容量送水管は、水源の4分の3を阪神水道企業団から受水している本市において、3本目となる新たな送水トンネルで、市街地の地下深くを通り、高い耐震性能と大きな貯留機能を備えた送水管です。芦屋市境から住吉川給水拠点までは厚生労働省のモデル事業として平成14年度に整備を完了し、住吉川給水拠点〜奥平野浄水場までは厚生労働省補助事業として整備を進めてきました。

事業概要
本線延長12.8km
口径(直径)2.4m
計画送水能力1日最大40万m3
事業費約370億円
工期平成8年度〜27年度

大容量送水管の機能

(1)災害時における円滑な給水
・送水が停止した場合であっても管内に貯留された水(59,000m3)を応急給水に利用できます。(全市民約154万人に対して、1人1日3リットルとした場合、約12日間分の水量に相当します。)
・市街地内に給水拠点(合計6箇所)を整備することで、応急給水時間の短縮が図れます。

(2)復旧時間の短縮
・配水池や幹線配水管が被災しても、大容量送水管から直接市内配水管網に送水可能 →震災時10週間だった水道管復旧期間が6週間へ短縮

(3)バックアップの確保
・既設のトンネルのバックアップとして活用可能
 →これまでできなかった既設送水トンネルの補修・更生工事を行い、長寿命化を図る

完成式典と施設等見学

以下の日程で完成式典を開催します。防災福祉コミュニティなどの地元代表者や小学生等に参加いただきます。応急給水訓練や普段見ることができない施設の見学も行います。
(1)日 時   平成28年3月30日(水曜)14時〜15時 完成式典
                          15時〜16時 施設等見学
(2)場 所   奥平野浄水場内 大容量送水管 奥平野立坑前
          (兵庫区楠谷町37番1号)
(3)出席者   市長、市会議長、厚生労働省水道課長等
(4)プログラム テープカット、消火訓練、地元小学生等との応急給水訓練 
          施設等見学(立坑内見学、断層用鋼管見学 等)