神戸市-KOBE-


神戸港高潮対策事業の完了

記者資料提供(平成28年3月25日)
みなと総局技術部海岸防災課 中林・長沢・井口
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- 臨海部における防災機能の強化 -

神戸港高潮対策事業の完了

 神戸市では、昭和39年から昭和40年に相次いで来襲した台風で甚大な被害を受けたことから、昭和40年度より、本格的に高潮対策事業に着手し、東灘区から須磨区に至る沿岸部、延長約60kmに及ぶ防潮堤、防潮鉄扉及びポンプ場等の高潮対策施設の整備を進めてまいりました。
 平成27年度は、兵庫区吉田町地区及び長田区苅藻島地区の防潮胸壁及び防潮鉄扉の整備を行っておりましたが、平成28年3月25日、全ての高潮対策施設が完成し、半世紀に渡る高潮対策事業が完了しました。

1.高潮対策事業の概要

  事業期間 : 昭和40年度〜平成27年度(50年間)
  総事業費 : 約300億円
  高潮対策施設の内容 : 防潮施設(堤防、胸壁等) 約60キロメートル
              陸閘(防潮鉄扉等)    241箇所
              水門           6箇所
              ポンプ場         7箇所

◆平成27年度高潮対策工事

  「兵庫区吉田町地区防潮胸壁」  延長約 50メートル 防潮鉄扉1基
     工期 平成27年9月29日〜平成28年3月25日
       
  「長田区苅藻島地区防潮胸壁」  延長約250メートル 防潮鉄扉1基
     工期 平成27年8月27日〜平成28年3月25日

高潮対策工事箇所

◆兵庫区吉田町地区の完成写真

<防潮胸壁>

吉田町地区防潮胸壁の写真

<防潮鉄扉>

吉田町地区防潮鉄扉の写真

◆長田区苅藻島町地区の完成写真

<防潮胸壁>

苅藻島地区防潮胸壁の写真

<防潮鉄扉>

苅藻島地区防潮鉄扉の写真

2.津波対策事業との関係

 高潮対策事業の完了により、100年に1回発生すると言われているレベル1津波に対しては、高潮対策事業により整備した防潮堤等で防ぐことが可能となります。
 概ね1000年に1回と発生確率は低いものの、発生すれば甚大な被害をもたらす南海トラフ巨大地震に伴うレベル2津波に対しては、平成27年度より事業着手しており、概ね5ヵ年で既存の防潮堤等をねばり強い構造に補強することで、津波被害の軽減を図ってまいります。