神戸市-KOBE-


神戸市が取得したカーボンクレジットの販売先の決定

記者資料提供(平成28年3月24日)
環境局環境保全部地球環境課 横山、森本
TEL:078-322-6427 内線:3611
E-MAIL:eco_office@office.city.kobe.lg.jp

神戸市が取得したカーボンクレジットの販売先の決定

 神戸市では、地球温暖化対策の取り組みとして、カーボンクレジットを活用した「こうべCO2バンク」事業を実施しています。
 この取り組みは、市民の住宅用太陽光発電の設置等による温室効果ガス(CO2)削減量を価値化(クレジット化)して、企業等に売却し、事業活動やイベント等によるCO2排出量を埋め合わせ(カーボンオフセット)するものです。
 市民によるCO2削減努力を「価値化・見える化」することにより、CO2削減の取り組みを促進していきます。
 このたび、平成27年度に取得したクレジットの購入者を募集した結果、以下の通り、販売先が決定しました。販売したクレジットは、事業活動によるCO2排出量のカーボンオフセットに活用されます。
 また、販売収益は、市が行う環境教育等の環境保全事業に活用し、市民に還元します。

1.クレジット販売の概要

(1)販売するクレジット
 市内の住宅に設置された太陽光発電の発電電力の使用によるCO2削減量について、国のクレジット制度(J−クレジット制度)の認証を受けたクレジット

(2)販売先
  カーボンフリーコンサルティング株式会社
  (神奈川県横浜市中区海岸通3-9郵船ビル3F)

(3)販売するクレジットの種別及び数量
  J-クレジット 70トン-CO2

(4)クレジットの活用方法(予定)
  以下の2つのカーボンオフセットの取り組みに活用される予定です。
 

婦人向けシューズのカーボンオフセット 1)株式会社丸井グループによる婦人向けシューズのカーボンオフセット
  株式会社丸井グループが「カーボンオフセット商品」として販売する、市内製造の婦人向けシューズの製造、輸送、販売に伴うCO2排出量をカーボンオフセットします(平成28年3月1日から31日の販売分についてカーボンオフセットを実施予定)。
  (参考URL:株式会社丸井グループニュースリリース)
  http://www.0101maruigroup.co.jp/nr.html

塗装工事のカーボンオフセット 2)一般社団法人塗装実践会による塗装工事のカーボンオフセット
  塗装におけるCO2削減の取組を進めている「一般社団法人カーボンオフセット塗装実践会」に参加する事業者が、塗装工事を行う際のCO2排出量をカーボンオフセットします(平成28年4月以降の塗装工事のカーボンオフセットに活用予定)。
  (参考URL:一般社団法人カーボンオフセット塗装実践会ホームページ)
  http://www.copps.jp/

2.今後の予定

 今後のクレジットの活用の推進に向けて、以下の取り組みを行います。
(1)平成28年度も、引き続きカーボンクレジットの購入者の募集を行う予定です。
(2)環境局ホームページに企業のバナー広告を掲載し、掲載料でこうべCO2バンクのクレジットによるカーボンオフセットを実施する「こうべCO2バンク協賛バナー」の募集を行っています(平成28年3月14日募集開始)。
(参考URL:こうべCO2バンクのページ)
http://www.city.kobe.lg.jp/kobeco2bank/
今後もこうした取り組みにより、「こうべCO2バンク」のクレジットの活用を進め、CO2削減の価値化・見える化により、CO2削減の取り組みを促進していきます。

(参考)こうべCO2バンクについて

こうべCO2バンク 事業スキーム 住宅に太陽光発電や家庭用燃料電池(エネファーム)を設置し、発電した電気を自ら使用することで、電力会社からの電力購入量が減り、CO2の排出削減につながります。
神戸市では、このCO2削減量をクレジットとして価値化・見える化し、市民にCO2削減の取り組みをわかりやすくPRするために、平成24年度に「こうべCO2バンク」を創設しました。
市の補助金を受給して住宅用太陽光発電、家庭用燃料電池を設置した方に、こうべCO2バンクに入会いただき、発電電力量などを報告いただいています。各家庭からの報告を市が取りまとめ、CO2削減量を算出し、国のクレジット制度を活用して、クレジット化しています。
創出したクレジットは、企業等に売却しカーボンオフセットに活用いただくとともに、収益は環境教育等の環境保全事業に活用し、市民に還元していきます。

会員数(平成28年2月末現在):太陽光発電設置3,638人、燃料電池設置1,038人
これまでの創出クレジット量:CO2換算2,933トン