神戸市-KOBE-


「布引渓流の水」を使った地ビールができました

記者資料提供(平成28年3月10日)
水道局経営企画部経営計画課 田中
TEL:078-322-5911 FAX:078-322-6179
総務課 東山・青木
TEL:078-322-5868 FAX:078-322-6175
E-mail:itteki_chan@office.city.kobe.lg.jp

公民連携による共同研究で

「布引渓流の水」を使った地ビールができました

 神戸市水道局では、今後10年間の長期的な取り組みの指針となる「神戸水道ビジョン2025」を策定中です。人口減少や節水行動などにより、大幅な減収が見込まれ、より一層の経営の効率化が求められています。
 ビジョンでは、様々な経営の効率化策を検討する中で、その一つの方策として、布引貯水池は、災害時のみ利用する予備水源と位置付けるとともに、平常時の有効活用策についても検討していくこととしています。
 六甲山系の豊かな自然に育まれた布引貯水池の水、すなわち「布引渓流の水」は、名水(昭和名水百選)としてその景観とともに市民の皆様に親しまれています。
この「布引渓流の水」のより付加価値の高い活用方法を模索するなか、地元神戸で地ビール醸造と直営レストラン経営を行う(株)スターボードから、地ビールの開発について提案をいただき、水道局と共同で研究開発を行ってきました。
 現在、4種類のビールの試作を行っておりますが、このたび、2種類のビールが出来上がりましたので、下記の通り試飲会を開催いたします。
試飲会では、「布引渓流の水」に関する皆様のご意見をいただき、今後の活用や研究開発の基礎資料とさせていただきます。

◆地ビール試飲会概要◆

◇マスコミ・関係者によるプレ試飲会について

1.日時

平成28年3月16日(水曜)17時30分〜18時

2.場所

スターボード 店内
(神戸市中央区北長狭通2-7-12pmptビル2階 TEL 078-392-3265)

3.プレ試飲会概要

布引の渓流水100パーセントの水を原料とした下記の2種類のビールを飲み比べていただき、アンケートにご協力ください。
 A:山田錦を加えて醸造したラガービール
 B:エールビール

※なお、プレ試飲会にご参加いただけるマスコミの方は、別紙参加票で3月14日(月曜)までにお申込みください。申込みいただいたマスコミの方は、無料です。

◇一般の方の試飲について

・平成28年3月16日(水曜)18時以降、及び翌日以降「スターボード」及び「ポートサイド」(神戸市中央区三宮町1-1-1新神戸ビル B1F TEL 078-391-9567)の両店で、A.B2種類のビールを在庫がある限りお楽しみいただけます。(通常料金。おつまみと2種類のビールのテイスティングセット(お一人様1,000円)が用意されています。)
この機会にぜひお試しいただき、アンケートにご協力ください。

・さらに、「布引の渓流水と六甲山系の湧水を50対50の比率でブレンドした水」※を原料とした2種類のビールも試作醸造中で、近々上記の両店でお楽しみいただける予定です(通常料金)。詳細は、各店にお問合わせ下さい。

※硬度により発酵度合が変わり、味わいが異なるため、硬度の異なる渓流水と湧水の最適なブレンド比率などについても研究しています。

【参考】株式会社スターボードについて

所在地: 神戸市中央区北長狭通2-7-12pmptビル2階
代表者: 代表取締役社長 四宮 由華
連絡先: 株式会社スターボード 四宮 TEL 078-392-3265
概要: 六甲ビールを中心に楽しめるビアレストラン「スターボード」「ポートサイド」を経営。オリジナルビール醸造も手掛ける。

【参考】布引渓流の水について

 「杜は生田」かつて清少納言が愛でた鎮守の杜は、布引のせせらぎで潤っていました。その水は古来より「伊勢物語」をはじめ、数々の文学に登場し、時が変わった今も私たちを魅了し続けています。先人より受け継いだ布引貯水池は、六甲山系の豊かな自然に育まれた布引の渓流水を湛えています。その水は不純物が少なく清澄で、硬度が低く、味はまろやかです。かつて船乗りの間では、「赤道を越えても腐らない」と伝えられたゆえんです。また、環境省の名水百選にも選ばれています。
 一方、湧水は六甲山系の花崗岩層をくぐり抜けた水で、ミネラル分を多く含み、硬度が高くなっています。
 これらの水を適度にブレンドした後、奥平野浄水場で浄水処理し、さらに阪神水道企業団から受水した淀川系の水とブレンドし、中央区、兵庫区の標高の低い(概ね海抜30メートル以下)地域に水道水として給水しています。
 神戸市全体の水道水の需要が年々下がっており、布引貯水池系の水の使用は1年間の一時期のみとなっています。今回の地ビール試作は奥平野浄水場の稼働時期に合わせて行うなど限られた条件の中で生まれました。

【参考】完成1週間前のビールの写真

1次発酵の工程を経て熟成中のエールビール2月17日に醸造したBのエールビール。
現在1次発酵の工程を経て熟成中。あと1週間のろ過期間をおくとイーストなどの雑味が落ちて、
クリアでホップの軽やかな苦みのエールビールが3月16日に完成する。