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復元帆船「サンタ・マリア号」の船体解体・モニュメント整備について

記者資料提供(平成25年4月19日)
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復元帆船「サンタ・マリア号」の船体解体・モニュメント整備について

 神戸海洋博物館の屋外展示物として、メリケンパークに展示している復元帆船 「サンタ・マリア号」について、経年による船体の損傷が顕著となり、安全面から引き続き展示することが困難となったため、同船を解体するとともに、船体の部材などをモニュメントとして保存・設置することとなりました。

1.経緯

サンタ・マリア号 復元帆船「サンタ・マリア号」は、コロンブスのアメリカ大陸到達500年を記念して、1992(平成4)年にバルセロナの造船所において復元建造され、バルセロナから神戸まで大西洋、太平洋を航海した船であり、神戸市は、海運・造船における貴重な財産として保存・活用し、海事思想の普及と青少年の教育の場とすることを目的として、建造した(財)サンタ・マリア号協会より同船を譲り受け、ハーバーランドやメリケンパークにおいて展示してきました。
 しかし、経年により船体の腐食・劣化が進み、これまで2度にわたる大規模補修を実施してきたものの、損傷は顕著化しており、現状のまま展示することが困難な状況となっています。
 そのため、メリケンパークを訪れる市民・観光客の方々の安全を確保するため、同船を解体するとともに、当時のプロジェクトの偉業を後世に伝え、また、当初の目的である海事思想の普及等を引き続き図っていくため、船体の部材などをモニュメントとしてメリケンパーク内に保存・設置します。

2.実施時期

(1)解体工事実施:
  平成25年5月7日(火曜)以降
(2)モニュメント設置:
  平成25年度内(予定)

(参考)復元帆船「サンタ・マリア号」概要

(1)諸元:
  総トン数:120t、全長:32.21m、全幅:7.99m、メインマストの高さ:28.0m、
  帆船の帆装:三檣バーク型・横帆(四角帆)4枚・縦帆(大三角帆)1枚、
  造船所:ビューデス造船所(バルセロナ) 


(2)沿革:
 ・1989(平成元)年
  バルセロナにおいてサンタ・マリア号の復元建造に着手
  (※実施主体:(財)サンタ・マリア号協会)
 ・1991(平成3)年
  サンタ・マリア号竣工
  神戸港を目指し、バルセロナ港を出港(7月13日)
 ・1992(平成4)年
  約290日の航海を終え、神戸港に入港(4月28日)
  サンタ・マリア号を神戸市に無償譲渡
 ・1993(平成5)年
  ハーバーランド内水路に係留・一般公開
 ・1996(平成8)年
  メリケンパークに陸上展示
 ・1998(平成10)年
  大規模補修を実施(1回目)
 ・2002(平成14)年
  船舶登録抹消
 ・2004(平成16)年
  大規模補修を実施(2回目)